こんばんは&おはようございます。

 

 前回の記事で少し触れましたが、18~19日にMLBアメリカ開幕戦のドジャース(LAD)×カブス(CHC)の試合が東京ドームで行われます。日本人選手の活躍もあって、国内スポーツを押しのけて各メディアこぞってトップで取り上げるビックイベント。昨日(15日)の午後、都心に出掛けましたがレプリカのユニフォームを着ているファンをちらほら見かけました。

 このイベントを一歩引いた目で見ると、専門家がコメントしているように、NFL(アメフト)等と比べてアメリカ国内では人気が頭打ちのMLB。野球熱が高いアジア、特にそれに関して絶大な人気がある日本は収益面でもとても魅力的なマーケットでアジア進出を今後も推し進めるでしょう。メジャー志向の若い選手も増えてきていますし、海を渡る選手が増えるとNPBの空洞化は避けられないのかも知れませんね。スポーツに限らず、他の分野でも言える世の中になりそうな気がしますが・・・。

   それと、やはりこう言うイベントはやはり東京でやるんだなあ、と。「お役御免」の声も出始めている東京ドームより新しいドーム球場あるんですけどね・・・。

 

 

 

 さて、冬から春への季節の変わり目ではよくあるのですが、全国的に荒れた天気となった日曜日。「嵐の日曜日」の朝、関東付近では以下のような現象が気象レーダーで見られSNSで話題となっていました。

 

16日8時 雨雲レーダー(気象庁HPより)
 

 上図だと、降水の強さは青<黄、青の中では濃い部分ほど降水の強い箇所なのですが、赤丸で囲った部分に円状の不自然な降水の強い箇所が示されています。これは「ブライトバンド」と言う、レーダーの特性で発生した現象です。詳しくは、以前発生した時に書いた以下リンクの参考記事をご覧頂ければと思いますが、ざっくり言うと、この現象が発生した箇所を境に上空では雪雪だるまだったのが融けて雨傘に変わり地上に降って来ました。ちなみにこの時刻に近い9時時点の上空1,500m付近の気温の様子とその時の地上天気図が以下の通りです。

 

(左)16日9時(標準時+9時間後)高層天気図(850hPa気温図

    (右)16日9時実況天気図        (2図とも気象庁HPより)
 

高層天気図を拡大させたものが下図となります。

 

 青線が上空1,500m付近の0℃の等温線、赤の×印が地上天気図で表されている低気圧中心の凡その位置です。

 関東南部は午前中を中心に横殴りの雨傘となった一方で長野県等の内陸部では平地でも雪雪だるまとなりました。ブライトバンドは気温が0℃付近の所で起きる現象です。南岸低気圧が関東に近い所を通った為に東京等では雨となりましたが、低気圧がもう少し離れた所を通ったら寒気を引っ張り込み雪が降る時間帯があったかも知れませんね。

 

(参考記事)

ブライトバンドについて以前書いた記事です。良かったらご覧下さい。

 

 

 

 では、明日の天気はどうなるか。17日9時の予想天気図が以下の通りです。

 

17日9時予想天気図(気象庁HPより)

 

 関東の南岸にあった低気圧が発達しながら北海道の南海上に進みます。低気圧に近い北海道では、今シーズン記録的な積雪となった時期もあった道東を含めて暴風雪に注意が必要です。

 一方で関東地方は天気が回復し気温も今日よりは上がりますが(東京の予想気温は最低7℃最高16℃)、冷たい北風が吹き気温よりも寒く感じる時間帯もありそうなので、お出掛けされる方は温度調節できる服装にした方が良いかも知れません。

 

 週間予報を見ると、東京ではお彼岸の中日である春分の日(20日)になると春を感じる暖かさとなり、その頃桜🌸の便りも届くと思われますが、それまでは天気が変わりやすく気温の変化にも注意が必要です。色々と気忙しい時期なので体調管理にご注意下さい。

 

 

今日の一枚

 昨日(15日)の朝、ジョギング走る人した際に近所のソメイヨシノを撮りましたが、まだ蕾がほころぶ気配はなく固く閉じられていました。当初、桜の開花は例年より早いのではと予想されていましたが、先月と今月の寒さが影響し例年通りとなりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人気ブログランキング
人気ブログランキング ⇒ ランキング参加中です。ポチッとクリックして頂けると嬉しいです。