「JUNK HEAD」ウイルスにより人類の遺伝子崩壊が始まる。 | ポポ山に祈りを込めて

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しばしの休憩を。

人類は核の冬により生態系が崩壊し汚染された地上を捨て去り生活圏を地下に求めた。


AG(After God)元年 人類は生命倫理法を改定し、自らの遺伝子操作による環境適合性を推進し、特化型強化人間の開発を進めた。そして不足する労働力を補うため、人類に次ぐ知的生命体マリガンの創造を始める。


2386年、正体不明のウイルスにより人類は遺伝子の崩壊が始まり存続の危機に瀕するが、ウイルス遺伝子を利用した人体の無機質転化により人類は不死と言える寿命を得た。


3385年、新たなウイルスの発生で人口はさらに減少し、存続の危機を感じた人類は偶然偵察カメラで撮影されたマリガンに生殖能力の可能性を発見し地下世界の調査を始めた。(映画パンフレットより)

映画『JUNK HEAD』 公式サイト


海外で先に公開され、

カナダ、ベルギー、イギリス、

トルコ、アメリカなどで数々の賞を受賞拍手

日本に逆輸入して上映が始まりました。

監督の堀貴秀さんは、

他に原案、脚本、絵コンテ、編集、撮影、

演出、照明、アニメーターデザイン、

セット、衣装、音響効果などなど。

すべて堀さんが手がけていて、

>数日のアルバイトを入れても12人程という少人数での制作、トータルで考えると2〜3人程で作り上げた作品で、しかも映画制作を勉強した人が誰もいないという状況で、手探りしながらの制作だった


先月末に吉祥寺のアップリンクで、

監督の舞台挨拶に行きましたニコニコ


とても不思議で壮大な地下世界です。

まるで自分が主人公になって、

そこを歩いているような気分になります。


時々グロいシーンもあるので、

ネットではグロち悪いなんて言う人もw

でも今のこの社会も、

裏ではグロまくりです。

私たちはフェイクと現実の世界を、

模索しながら今を生きている。

その裏のグロに目を向けてみると、

今まで知らなかった世界が見えてくる。

映画の内容はポンコツロボットと、

様々な種類の生命体の話なのですが、

彼らの日頃のありのままの姿、

生きること、

死ぬことを、 

隠さずに、

ストレートに表現しています。

(これが海外でウケる理由だとか)

冷戦時代から地球には、

70種類以上の地球外生命体が地球を訪れていて、

第二次世界大戦後半には、

米軍の異星人との応対マニュアルが、

しっかりと作られていました。

70種類ということは、姿形も様々です。

(映画の話じゃないよ)



どんなに世界が変わろうとも、

私たちの外見が変わろうとも、

宇宙すべての生命体の、

意識の根底にある、

愛だったり、

誰かを思いやる心だったり、、

それは永遠に変わることのない、

皆が持っている宇宙共通の精神です。

今の日本の縛られた社会にいると、

なんて私たちは、

心の狭い、頭の固い、

自由のない暮らしを強いられているのだろう。


この造られた嘘、偽りの世界を誰が信じる?

常識なんてクソくらえだ。

映画の主人公のように、

たとえ外見がガラクタのポンコツだとしても、

心までポンコツにならなければいい。


人類が納豆のように遺伝子操作されたり、

ポテトな脳にチップを埋め込まれて、

奴らに監視されたり、

よくわからない注射をされて、

ポンコツサイボーグになったとしても、

そんなことは、

宇宙の果てしなく長い旅路の中では、

ほんの一瞬の僅かな出来事だ。


どんなにAIが進んでも、

私たちの根源は意識であり愛なのだから。

それはどんな闇も勝てない最強の輝き。


奴らはそれを忘れてしまっている。

彼らも元を辿れば同じ光の存在なのに。

その心を崩すのは、

嫉妬、妬み、執着、、

なんて哀れなことだろう。


でも悪事は永遠に続くことはない。

彼らの力には限界があり、

闇もいつかは崩壊の末路を辿る。


私たちはいつかは死を迎え、

この仮の肉体から離れるときが必ずくる。


死は次元が変わるだけなので、

その直後に行く幽現界は、

さほど今の生活と変わりはない。


死イコール無ではないし、

死イコール極楽のあの世ではない。


この次元に近い幽界でも紛争はある。

でも肉体はなく身軽に動ける。

今、私たちは、

死を恐れるよりも、

自分は何のために生きているのかを考えてみる。


私たち全員が、

必ずなにかやりたい事があって、

許可をもらって、

この地球に降りてきたのだから。


私は次に生まれてくるときは、

この主人公のように、

ポンコツロボットかもしれない。


でも私は私。

誰に何をされようとも、

自分の本質である魂は変わることはない。

死ぬ気でやろうと思えばなんでも出来る。

諦めない。

もし目の前に、

1人でも、苦しんでいる人がいたら、

この主人公の様に、

自分の身を投げ打ってでも、

手を差し伸べられるような人になりたい。


今を恐れずに、真っ直ぐに生きる。


こうして私たちの旅路は、

場所を変え、星から星へ渡り、

永遠に続いていく。


いつかまた愛する人と巡り会うために。。



監督のサイン頂きましたニコニコ

映画は次回作に続きます。

次の制作は予算次第だと聞きました。

多くの人の協力で、

次回の上映に繋げられたらと思いますお願い