「日本の終わり」が始まっている。

日本の人口が急速に減少している。早く手を打たないと取り返しが付かなくなる。

女性は子供を産むべきではない。これが少子化対策の基本である。出産、育児、家事は、女性がしっかりと働き、自立するためには全く必要のないことである。

2022-12-26 08:19:43 | 政治問題
日本の出生数が80万人を下回ることが明らかになって、いま日本は危機的な状況にある。更に、出産育児に係わる支援を強化し、女性の家事、育児の負担を軽減し、北欧の制度を見習い男性の育児休業の取得しやすい環境を整備すべきであるといった提言が多い。この中で、女性にとって、出産育児は女性のキャリアにとって大きなマイナスである。この大きなマイナスを少し減らして欲しいと言っているに過ぎない。はっきり女性が社会の中で自立し、しっかりとしたキャリアを積んでいくために、結婚、出産、育児 は大きなマイナスである。といっている。女性が男性と同じように働き同じような社会的な地位を得るために、出産育児が邪魔である。とも言っているのである。出産育児のために休業しても、給料はゼロ、給付金は6割、さらに同僚よりキャリアで大幅に後れを取る。全く馬鹿にしている。何か良いことがあるのだろうか?
男性が育児休業をしたら、これも同様だ。男性はこれで本当に満足しているのだろうか?

赤松良子先生が私の履歴書の中で、男性の休業取得に大いに期待しておられたが、確かにその分女性が就労しやすくる。彼女は子供の産みやすい環境ではなく、女性の地位の向上と就労しやすい環境を整備されたと理解している。彼女はっきりとは言ってはいないが、女性の出産育児は、女性がしっかりとした仕事をするためには大きなマイナスだ。誤解かもしれないが、だからやめた方が良いと言っておられるような気がする。

日本の出生数が、劇的に減少し、大幅な人口減少に至る危機的な状況に至りつつある現在、真にそのことが危機的と感じるのであれば、まず、論説員である女性自らの出産育児について語り、それが、自分のキャリアにどれほどマイナスだったか?多少のマイナスがあっても女性として、人間としても充実感は代えがたいものであるのか? もし支援をされるとしたらどの程度の支援があれば、その多少のマイナス分を補うことができるのか?
これらのことを語ること出来なければ、少子化に対する論説員の資格はない。

女性は男性と違い2人の子供を産み育てるには少なくとも2~3年は普通の就労はできない。いくら男性が家事を代行しても、保育所が整備されてもそれは変わらない。当然ではあるが、その期間の女性の収入は、最低限、それまで普通に働いた以上でなければならない。そうでなければ、キャリアを犠牲にする意味がない。

コメントを投稿