ネットのタワーレコードで注文した3枚の
CDが届いたという連絡があったので、
2022年5月30日(月)に近所の
セブンイレブンで購入して来ました。

●近所のセブンイレブンで購入したCD
○Sean Paul「Scorcha」
○Various「Soul To Soul / D.J.'s Choice」
○Various「Lovers Rock: The Soulful Sound Of Romantic Reggae」

2022_05_30_01a


これらのアルバムは注文日はバラバラでし
たがリリース日が5月28日で一緒だった
ようで、3枚まとめての購入となりまし
た。

Sean Paulの「Scorcha」は2022年に
UKのIslandレーベルがリリースした
Sean Paulの通算8枚目ぐらいにあたる
ソロ・アルバムのようです。
90年代半ばから常にダンスホール・
レゲエ界の最前線で活躍を続けるSean Paul
ですが、やはり彼の魅力はレゲエから
EDM(エレクトリック・ダンス・
ミュージック)までどんなアーティスト
ともコラボできる柔軟性と、聴けばすぐ
彼だと解るちょっと甲高いヴォーカルに
あります。
ダンスホールの帝王の健在ぶりを示した
1枚という事になると思います。

Sean Paul - SCORCHA (Official Video)


Sean Paul - No Fear ft. Damian Marley, Nicky Jam (Lyric Video)


Sean Paul - How We Do It ft. Pia Mia


Sean Paul, Tove Lo - Calling On Me


Sean Paul - Dynamite ft. Sia



Various(オムニバス)ものの「Soul
To Soul / D.J.'s Choice」は1973年
にUKのTrojan Recordsからリリースされ
たディージェイのDennis AlcaponeやLizzy
などの曲を集めたコンピュレーション・
アルバムです。
手に入れたのは今年2022年にUKの
Doctor BirdからリイシューされたCDの
国内流通盤で、日本のSolidというレーベル
からリリースされたアルバムで、オリジ
ナルの曲12曲にボーナス・トラックが
16曲、計28曲入りのアルバムでした。
タイトルもデニス・アルカポーン・
アンド・リジーの「ソウル・トゥ・
ソウル」となっていました。

73年のリリースですが、この時代は
レゲエのスタイルがまだ完全に固まって
いない「初期レゲエ」の時代で、そうした
音の模索が感じられるのがとても楽しみな
アルバムです。
日本流通仕様なので日本語の帯が付いて
いて、次のような文言が書かれていまし
た。

「U-ROYにつづく人気DEEJAY、デニス・
アルカポーン。1973年にサウンド・
エンジニア、バイロン・スミスのサポート
で、リジーとトレジャー・アイルで録音
されたファンキーな傑作がリイシュー!」

Dennis Alcapone - DJ's Choice


Lizzie & Dennis ''Cry Tough''


LIZZY - Love is a treasure (1973 Duke Reid greatest hits)


natural youth - the jungle skank



Various(オムニバス)ものの「Lovers
Rock: The Soulful Sound Of Romantic
Reggae」は今年22年にUKのTrojan
Recordsからリリースされた70年代以降
UKで流行したラヴァーズロック・レゲエ
の楽曲を集めたCD3枚組のコンピュレー
ション・アルバムです。

ラヴァーズロック・レゲエは70年代の
半ばにUKで誕生したレゲエの1ジャンル
で、当時ジャマイカで流行していた
プロテスト色の強いルーツ・レゲエに対し
て、あまり思想性の無いラヴ・ソングを
中心としたレゲエを指します。
その中心となったのが音楽プロデューサー
のDennis Harrisやミュージシャンの
Dennis BovellやJohn Kpiaye(ジョン・
カパイ)といった人達でした。
今回のアルバムはそうしたラヴァーズの
楽曲を集めたアルバムです。

CD3枚組全60曲のアルバムですが、
正直なところかなり苦労した感がある
アルバムです。
Janet KayやCarroll Thompson、Brown
Sugar、Louisa Markといったラヴァーズ
というと定番のアーティストは当然の
ごとく集められていますが、他に
Dennis Brownの「Money In My Pocket」
やGregory Isaacsの「Night Nurse」まで
収められているのは、正直ちょっと苦しい
かなという気がしないでもありません。
「Night Nurse」は「夜の看護婦」という
隠語を使った、薬物に苦しむ告白のような
歌だし…。

まあそれだけ難しいジャンルなのかなと
いう気もします。
実際に本当のラヴァーズと思われる楽曲や
アルバムを集めると、意外と狭いジャンル
なんですよね。
前に「ラヴァーズ・ロック 初の本格的
ガイド・ブック!」という帯の付いた
ガイド本を買ったけれど、一番ビックリ
したのはあまりの紹介しているアルバムの
少なさでした(笑)。
紹介しているアルバムがせいぜい50枚
ぐらいしかなくて、しかもその中には
Dennis Bovellのダブ・アルバムの
「Brain Damage」や「Audio Active」まで
入っていました…。
正直「これで本格的ガイド・ブックと
名乗るのは…。」と思ったのだけれど、
ダブのアルバムをラヴァーズとしないと
いけないほどラヴァーズというジャンルが
極端に狭く、自信を持ってラヴァーズと
語れるアルバムが限られているのかもしれ
ません。
何とかキレイな装丁でかなり盛って、なん
とか本にしたという感じの本でした。
(あえて本のタイトルは書きません。)

ちなみにこれがルーツ・レゲエなどだと、
200枚ぐらいのアルバム数ではまったく
紹介切れないぐらいの量です。
おそらく有名なアルバムを500枚ぐらい
紹介して、ようやくそれなりに紹介して
いるかなというレベルだと思います。
あと永く活躍しているビッグ・ネームが
少ないのも、このラヴァーズロック・
レゲエの残念な特徴です。
そのせいかラヴァーズの代表作はマイナー
なアーティストのアルバムが多く、かなり
コレクションが大変そうです。
私自身もこのジャンルは有名作でも持って
いないアルバムが多いです。

ちなみにラヴ・ソング=ラヴァーズ
ロック・レゲエではないという事だけは
言っておきます。
ラヴァーズロック・レゲエでは無いレゲエ
のラヴ・ソングもたくさんあります。
まああのBob Marleyでも、ラヴ・ソングは
けっこう歌っていますからね。

そうした難ジャンルのラヴァーズロック・
レゲエの楽曲を60曲も集めたのだから、
監修した人も相当苦労したのではないかと
思います。
おそらくこのアルバムひとつでラヴァーズ
ロック・レゲエがどういう音楽なのか?
とても解り易く編集したアルバムではない
かと思います。

Janet kay silly games


Carroll Thompson - Hopelessly In Love


Brown Sugar - I'm In Love With A Dreadlocks



ちょっと前に母の軽い脳梗塞が見つかり
ました。
その少し前から元気が無くて、ちょっと
ふさぎ込んだ様子だったので、どうしたの
かな?と思っていたのですが、どうも
脳梗塞を発症していたらしい。
本には「膝が痛い」と言っていたので、
すぐには気が付きませんでした。
ただ性格が変わってしまったのかと思う
ほど暗い様子だったので、かかりつけの
お医者さんに連れて行ったところもしか
したら脳梗塞の可能性があるという事で
病院を紹介してもらって精密検査をした
ところ脳梗塞が見つかりました。

とりあえず発症から1週間ぐらい経って
いた事と、90代半ばと高齢な事などから
特別な治療はせず、血が固まりにくくなる
薬を飲んで経過を見守る事としました。
以前よりは特に左足が動かしづらくなり、
トイレの脱ぎ着もうまく行かないので多少
手伝ってあげるようにしましたが、それ
なりに元気に過ごしています。

どうも様子がおかしい事には気付いたけれ
ど、これが脳梗塞のせいだとはすぐには
思い付きませんでした。
すぐに気付いてあげられたら良かったの
だけれど、なかなか難しいものですね。


ではこの辺で。


Busy Signal, Kananga - Jah Always There for Me (Official Video)