キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

"不徳の致すところ・・”

2020-07-05 10:00:44 | Weblog

“獅子身中の虫“が獅子の頭になれるだろうか。虫は石破茂である。その石破が共同通信加盟社論説研究会で講演。秋の衆院解散・総選挙につき「私はやるべきだと思わない。この新型コロナウイルスの状況もそうだし、憲法の趣旨からいってもやるべきだと思わない」「7条解散はすべきでない、憲法論からしてそういう立場だ」と述べ、早期解散に反対した。解散は首相の「専権事項」とされる根拠の憲法7条に基づく解散に反対している。「今なら(選挙に)勝てるだろうというのは、かなり憲法の趣旨に反したものだ」と似非憲法学者か評論家の如く語る。さて石破が政権を握れば衆院解散をしないのか。石破が狙っている自民党総裁も他候補を抑えて一位にならなくてはダメだろう。レンホウの「二位では駄目でしょうか?」と同レベル。政治家ならぬ聖人君子の如く「野党の質問は厳しいが、その後ろには大勢の支持者がいる。野党に納得してもらうのは国民に納得してもらうということだ」とも述べているがミーハー向けのおべんちゃらに過ぎない。各世論調査で0%、1%、4%程度の政党とは呼べないボウフラ野党に支持者が大勢いると本気で思っているとは思えない。本気だったら石破のアンテナが病んでいる、直ちに要入院治療だ。また米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設についても述べている「これしかない、とにかく進めるということだけが解決策だとは思っていない。辺野古新基地における米海兵隊の抑止力維持に高速輸送能力の確保を検討することで現行計画を検証したい」おつむが空っぽだったハトポッポの轍を踏む、沖縄県民に阿る発言だ。石破の評価は北朝鮮に家族を拉致された拉致被害者家族、救出に取り組む関係者に尋ねれば一層明確になる。2002年の日朝首脳会談当時、小泉内閣では安倍首相は官房副長官、石破は超党派の「拉致議連」会長だった。救う会の島田洋一副会長は「安倍首相は(拉致被害者の)家族会や救う会とともに、経済制裁をはじめ北朝鮮に圧力をかけていく先頭に立ってきたのに石破氏は無関心どころか妨害している印象だ」「安倍首相は小泉首相の側近だったが、閣内で家族の意を呈して、戦ってくれていた。9月17日の日朝首脳会談当日も、家族のいる控室に石破氏は顔も出さなかった」「立場的には、議連会長だった石破氏こそ戦うべきだったが、存在感がなかった」と語る。石破は「東京と平壌に連絡員事務所をつくって『本当にあなた方が言っていることは真実ですか』と日本政府が確認しないことに、どうして拉致問題の解決があるのか」「拉致問題の全面解決がなければ、何も進展しないというものからは脱却しなければならない」と述べた。この発言について、島田氏は「事実上、日本と北朝鮮で合同調査委員会をつくろうという発想だ。北朝鮮側に『死亡という調査結果を出してもいいですよ』と言っているのと同じだ。生存している被害者を返せば調査する必要はないではないか。誠実さを装う北朝鮮のパフォーマンスに協力することになる」と一刀両断。拉致問題の今後について、島田氏は「安倍首相なら期待が持てるが、石破氏なら拉致問題の『もみ消し』路線にはまっていくのではないか」と石破の信用はゼロだ。各世論調査では次期総理に石破が一位だ。小泉、枝野など可能性ゼロに等しい名を挙げる程度の民意だ。その人物の人格、人間性を一番観察出来る秘書、側近などに見放されたのが小沢一郎、田中真紀子。遠くから眺めれば美しく見える富士山、近くで見れば凸凹、ゴミもある。自民党が不利と見るや離党、有利となると透かさず復党する相場師並みの機を見るに敏、政界入りの面倒を見てくれた角栄さんさえ裏切った恩知らずの石破茂、一番近くで接している自民党議員の派閥、石破派はたったの19人、総裁選に必要な推薦人20人にも足らない体たらく、これも不徳の致すところ、因果応報だ。とても総理の器ではない。写真はアゲハとアオスジアゲハ

 

 


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
総理の器ではない証左 (HAKASE(jnkt32))
2020-07-06 20:59:37
2020=令和 2年 7月も、宜しくお願い致します。

次期総裁候補とされる、石破元自民幹事長が
何故その器でないかが、貴記事から少し読めた
気がします。

北鮮の暴挙、日本人拉致事件への不良姿勢
が全てかも知れません。日朝合同調査委設置
の主張なんかは、嘘を弄する事では定評ある
北鮮の術中に嵌るだけ。結局は解決不能でしょう。

この一事で、拙者は石破元幹事長を次期
自民総裁候補、とりも直さず次期総理候補
から外しました。特定野党からも秋波を
送られる理由が分かった様に思います。

コメントを投稿