自分に起こった「青天の霹靂」 | JIROのブログ

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事の発端は、3月上旬、義兄の17回忌法要に実家に帰った翌朝、身体全体に、今まで感じた事の無いような「倦怠感」があった。それは、休暇中も、帰阪しても続いた。私の異変に気づいた奥さんが毎日車で送り迎えしてくれ、何とか仕事をこなしていた。しかし、4月半ば頃になると、左こめかみあたりに痛みを感じるようになった。それは、頭痛薬を飲んでも効かなかった。そして、運命の4月20日(金)迎えに来た奥さんと車の中で相談した。結果、かかりつけの病院に駆け込み、頭部のCT検査をした。その画像を見ながら医師に言われたのは「左右の脳の大きさが違っています。右脳が大きく、左脳を圧迫している。右脳に何かある。緊急入院です。」との宣告でした。その場で、病院を紹介して貰い、頭部のMRI検査をした結果、右脳に大きな白い影がありました。私の右脳に脳腫瘍ができていたのでした。まさに晴天の霹靂でした。「なんで私に・・・」と思いました。そして5月1日腫瘍を取り出す手術は、10時間以上かかる大変な手術でした。その間、奥さんと千葉から帰った長男は控え室で待っていてくれました。こうして緊急入院から3週間以上経ちました。何故、脳腫瘍ができたのか理由が分からず戸惑いは隠せませんでした。悪いことは、続くもので腫瘍の病理検査の結果医師から言われたのは「100%良性とは言えないので、放射線治療等抗がん剤治療をやります。」とのことだった。抗がん剤治療には、吐き気等の副作用があり余計に、頭の中は混乱しています。来週から放射線等の抗がん剤治療が始まります。この先、自分はどうなっていくのか?想像もつかない。折角、就職できた第2の仕事も入院が長引けば、退職になる。これまで5年間、178住戸、540名の住民の方々に一生懸命この身を捧げてきた。できれば、70歳になるまで、この仕事を続けたいと思っていたが、退職になれば、私の将来像は大きく変わってしまう。

 そんな事を思うと、健康であることの大切さをしみじみ感じています。身体を壊してからでは遅いのですが、今になって健康の大切さを知りました。

 同時に、これまで、人様のお役に立つことが生きがいで、自分中心に必死で生きてきた。しかし、これからは、自分だけではなく、自分以外の家族、母、義父、義母、姉、姪達がいる事を強く感じた。また、これからは、自分のために生きるというのも考えたいと思っている。

 今まで自分は、色んな事にチャレンジしてきた・・・しかしやりたいことは、まだまだ沢山ある。私の人生観は、人はこの世に生かされているという事。自分の力で生きているのでは無いと思っています。そういう意味で、もう少し「この世」が自分を生かして欲しいと願っています。