こんばんは、けんぼうです!
電子書籍を見る際は、2017年12月に購入したFire HD 8 をずっと使用していたのですが、この度 iPad mini 5 を購入して乗り換えました!
iPad mini 5 は中古でもまだ高く、そろそろ iPad mini 6 が出るんじゃないかというタイミングでしたので正直少し迷いましたが、乗り換えて大正解でした!
今回は、乗り換えるに当たって、Fire HD で不満だった点と、乗り換えた結果をご報告します。
Fire HD 8 はコスパ最強!だけど、複数の電子書籍サービスをヘビーに使いこなすには遅すぎる。。。
購入した電子書籍をアプリで見るだけなら、 Fire HD 8 で十分快適なんです。
ページめくりにややモタつきがあるものの、本を読むことへの没入感は問題ないレベルです。
実際、2020年夏ぐらいまでは、「コスパ最強!サイズ感も重量もちょうどいい!」と思っていたんです。
ですが…
コロナ禍で電子書籍への依存度が急激にアップした結果、Fire HD 8 の不満が出始めました。
不満その1「Fire HD 8 はアプリの切り替えがダルい」
まず、この不満は Fire HD 8 の 2017年モデルでの話です。最新モデルでは解決している可能性もあるので、ご留意いただければと。
本題です。
Fire HD 8 で複数の電子書籍サービスを使用する場合、電子書籍サービスごとにアプリを切り替えるじゃないですか。
スマホとかと同じで、一度起動したアプリはバックグラウンドで起動しっぱなしなので、スマホとかだとほんの一瞬でアプリを切り替えられるんですよね。
でも、Fire HD 8 の場合、アプリを切り替えるたびに毎回アプリを起動しなおすんです。タスク一覧には残っているので表面上はアプリの切り替えなのですが、たぶんメモリ不足で再起動が必要なんでしょうね…
私が使用しているのは、以下の5つの電子書籍サービスなのですが、切り替えようとするとアプリが再起動されます。Silkブラウザだけは再起動しなかったかな?
・Sony Reader(アプリ)
・Kindle(アプリ)
・楽天マガジン(アプリ)
・サンデーうぇぶり(アプリ)
・ebookjapan(Silkブラウザ)
地味にこれがストレスになっていました。
不満その2「Fire HD 8 は、本のザッピングに時間がかかる」
これ、単純に処理速度の問題です。
アプリなんかで、本の一覧を表示するまでの時間もかかりますし、本を選択して、表示されるまでの時間も結構時間がかかります。
アマゾンプライムに加入していると、mazon Prime Reading で10冊まで無料でダウンロードして読めるのですが、本を選んでから読み始めるまでに、画面遷移の回数が結構あります。
具体的に、Prime Reading で本を読むまでの流れです。
・本の一覧の中から、読みたい本を選ぶ
(画面が切り替わるまで、数秒待つ)
・「無料で読む」ボタンを押す
(画面が切り替わるまで、数秒待つ)
・10冊借りている場合、返却する本を選択する
(画面が切り替わるまで、数秒待つ)
・本をダウンロードする
(読書開始のボタンが押せるようになるまでしばらく待つ)
・「本を読む」ボタンを押す
(画面が切り替わるまで、数秒待つ)
読みたい本が明確であればこのくらい気にならないのですが、本をダウンロードして読んでみたら、「ちょっと違ったな」という場合も結構ありますよね?
そしたら、また本を探して、ダウンロードして…という作業が続くわけです。
…これ、地味に辛いんです…
電子書籍って、以前は「読みたい本を電子書籍で買ったので読む」だったのが、コロナ禍になってからは「暇なので無料で読める電子書籍を探そう」に変わったのが大きいですね。
画面遷移が多いという意味では、WEBブラウザで見れる、 ebookjapanも結構重いので、本のザッピングはやや大変です。
逆に、楽天マガジンの場合は、雑誌一覧の更新処理や画面遷移がやや重いですが、本は新しい順に並んでいるので非常に探しやすいですし、Kindle アプリに比べて、あまりストレスはありません。
サンデーうぇぶりも使い勝手に問題はないです。Fire HD 8 でもストレスはありません。優秀なアプリです^^
といわけで、Fire HD 8 で Kindle アプリを使わなければ、ストレスはないかも!と思うのですが、 Fire HD 8 で Kindle アプリ、使いたいですよね…?^^;
待たされる時間が年間38.5時間!時間を計算して「ヒェッ」てなった!
「Fire HD 8 が遅い遅い」言ってますが、そんなの体感なので気にしなければいいじゃん!と思って使っていたんですが、ちょっと気になって計算してみちゃったんですよ。
1冊読み始めるまでに、アプリを切り替えたり、画面遷移したりするのに1分待たされるとして、1日6冊読み、1年間続けると、、
1冊1分 × 1日6冊 × 365日 = 2190分 = 36.5時間!
36.5時間って…すごいですね。
一般的なサラリーマンの1日の自由時間が 2時間とすると、18日分の自由時間を、待たされている時間に浪費しているということになりますね。
これはひどい。
実際には36.5時間の自由時間が増えるわけではなくて、その時間でもっと多くの本を読めていた、というイメージが正しいでしょうか。
これが私が Fire HD 8 から iPad mini 5 に乗り換えた理由です。
余談:iPad Pro は手元にあったけど、重くて普段使いに向かなかった
実は iPad Pro が手元にあったのですが、片手で持つには重すぎたので電子書籍を読むことには使用していなかったんですね。
スペック上の重量は、iPad Pro が 469グラムで、iPad mini 5 は 300グラム なので、それほど重くはないはずなのですが、大きさも「片手で持ちづらい」という側面はあったのかもしれません。
ただ、iPad Pro の場合、アプリの切り替えは速いし、楽天マガジンはサクサク動くのは分かっていたので、iPad mini 5 なら性能面で不安はなかろう、と思ってはいました。
Fire HD 8 の優位性と、iPad mini 5 の優位性を比較してみた
速度以外での比較としては、画面の綺麗さや、画面の縦横比なんかがあると思います。
・Fire HD 8 が16:9
・iPad mini 5 が 4:3
なので、コミックを見る場合は Fire HD 8 のほうが画面いっぱいに表示できます。動画を見る場合も Fire HD 8 のほうが画面いっぱいに表示できますね。テレビの画面が16:9なので、一緒なんです。
逆に、雑誌類は iPad mini 5 のほうが画面に隙間がありません。なので、端末によって一長一短があるということですね。
画面の綺麗さは iPad mini 5 のほうが圧倒的ですが、雑誌やモノクロのマンガ、実用書なんかを読むのにそれほど重要ではないですね。
ですので、速度以外の差は「ナシ」とみています。安さ、は圧倒的に Fire HD 8 のほうが優位ですが!
まとめ:お風呂で電子書籍を読むなら iPad mini 5 がおススメ!のぼせる前に本を読めるぞ!
Fire HD 8 をヘビーに使いだしたのはコロナ禍の影響が大きいです。
2020年の4月、緊急事態宣言になった際に、「無料で読めるマンガ」が大量に提供されたのを覚えていますでしょうか?多分その時から、積極的に電子書籍を活用するようになった気がします。
無料で快適に電子書籍を読むなら画面が大きいほうがいいよねー、という感じで^^;
週2~3回程度しか使わない、または Prime Reading の本のザッピングはパソコン上で行う、というのであれば、タブレット端末の性能はさほど必要ないのでコスパ最強の Fire HD 8 がおススメです。
2017年12月に購入した Fire HD 8 が遅いなーと思った時、Fire HD 8 の 2020年モデルが発売されたので、2020年モデルへの買い替えも考えました。Fire HD 8 Plus にすれば、メモリが3GBなので、快適に使えそうでしたし。
ただ、どうせなら一番快適に読めるヤツにしたいなと思い iPad mini 5 を選択しました。
(あと、セルラーモデルにするかも迷いましたが、Fire HD 8 は海外旅行にはもっていきましたが、WiFiの届かない場所で利用することはなかったので、iPad mini 5 も WiFi モデルでいっか、という選択をしました。)
購入して1か月が経ちますが、すごい快適なお風呂での電子書籍ライフを満喫しています(笑)
ではでは、皆さんの参考になれば幸いです。^^
iPad mini 6 も楽しみですね!