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 宮城の歴史を語る「サン・ファン・バウティスタ号」その最後の雄姿をNEW
 ドームシアターで長岡花火も!新潟「道の駅 ながおか花火館」NEW

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またまたLINEトラベルjpに新記事を掲載していただきました。

 

宮城県の石巻にある「サン・ファン館」、海沿いに建つそのミュージアムには、慶長遣欧使節がヨーロッパに向かうために乗った「サン・ファン・バウティスタ号」の復元船があります。

 

しかしこの復元船も、老朽化のため来年の春をもって公開を終了、解体されることとなりました。

 

失われてしまうのは惜しい美しい船体です。

 

 

11月6日からはライトアップも実施。

最後の機会に、どうぞご覧になってみてください。

 

宮城の歴史を語る「サン・ファン・バウティスタ号」その最後の雄姿を

 

 

 

このところ、ちょっと珍しく、記事の掲載が続いています。

 

9月以降は、千葉・高知・福井・群馬・新潟・宮城と、これまた私にしては珍しく、広いエリアにまたがっております(^^;)

昨年からの取材だったり、GoToを利用して出かけた先だったり、いろいろですが、あちこちで「これはお知らせしたい!」と思う素晴らしいものを見られてありがたい限りです照れ

 

 

日々、悩んだり、考えたり。

自分、ほんといろいろ足りないよなあ…とうんざりしたり。

先のことに不安になったり。

 

いろいろある毎日ではありますが。

 

 

先週末は、陸前高田で開催された、「三陸花火大会」を見に行っていました。

 

 

来年からスタート予定の「三陸花火競技会」のプレ大会という位置づけで、初めての花火大会ということでしたが、本当に頑張って、しっかり運営されていたと思います。

 

地元の皆さんが協力して盛り上げていらっしゃるのも伝わってきて、嬉しかったです。

 

 

その日は大船渡に宿泊しました。

大船渡に行くのは、震災前も含めて、初めてのことでした。

 

 

大船渡駅周辺は広々と整備されていて。

 

震災での被害の大きさが感じられます。

 

 

駅前の大船渡市防災観光交流センター の屋上は展望スペースになっており

 

 

かつての姿と見比べることができます。

ここにたくさんの方の生活があったことが見て取れ、胸が痛くなりますね…

 

 

陸前高田も大船渡も、今は、広い公園や駐車場、統一感の取れた新しい建物、工事中の更地など、何も知らない人が見たら、土地を切り開いてニュータウンを造ろうとしているかのように見えます。

 

ですがどちらも、元はそこにはたくさんの人々の日常があった。

 

最初に挙げた「サン・ファン・バウティスタ号」も、震災のために大きな被害を受けています。

震災がなかったら。

もしかしたらもう少し長く、公開を続けることができたのかもしれません。

 

 

震災が起こってから、もうすぐ丸10年。

 

10年でここまで来たのか…という思いと

10年でやっとここまでなのか…という思い。

 

ここまでに来るのに、どれほどの人の、さまざまな葛藤があったのか…

 

 

だけど町は、確かに新しく再生しつつあり。

 

過酷な状況にあっても、どんなに時間がかかっても、それでも人は、前に向かって進んでいくんだと。

それがもしかしたら、本意ではない部分もあるかもしれなくても。

 

 

今、コロナで社会全体に様々な変化があり、先も見えないけれど。

それでもやっぱり、人はきっと、前に進んでいくんですね。

 

 

 

 

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