「武るる　日本全国の武将と城の旅。ときどき観光とグルメ」武将の墓めぐり、
前田利長の石廟の紹介です。
 

人物名	墓のある施設	住所
前田利長	瑞龍寺	富山県高岡市関本町３５

加賀藩初代藩主の前田利長
前田利長は前田利家の嫡男として永禄5年（1562年）に生まれました。
最初は織田信長に仕え、信長の娘・永姫を娶っています。

信長の死後は柴田勝家に、勝家の死後は羽柴（豊臣）秀吉に仕え、天正13年（1585年）には秀吉より越中の32万石を与えられています。
慶長4年（1599年）、豊臣五大老の一人であった父・利家が亡くなると、その跡を継ぎ五大老に就任しました。
関ヶ原の戦いでは東軍につき、戦後加増され加賀・越中・能登120万石の大大名となり初代加賀藩主となりました。
慶長10年（1605年）、異母弟の利常を養子に迎えると家督を譲り、富山城に隠居。
慶長19年（1614年）、その後居を移した高岡城にて死去しました。

加賀藩初代藩主・前田利長の菩提寺・瑞龍寺
瑞龍寺は加賀藩初代藩主・前田利長の菩提寺で、2代藩主・前田利常が建立しました。
平成9年（1997年）に山門、仏殿、法堂が国宝に指定され、その他、総門、禅堂、大庫裏、大茶堂、回廊三棟は重要文化財に指定されています。

前田利長の石廟は前田利常が瑞龍寺を建立した際に造られました。
石廟はその他、織田信長、織田信忠、前田利家、織田信長側室・正覚院の5基が並んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武将と姫の墓めぐり　TOPページへ戻る
前田利長のその他の墓をはじめ、日本全国の武将と姫の墓を紹介しています。