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不動産マーケットが落ち着くまで待つ?住宅ローンの金利の値上がりと毎月の支払の関係

先週 Freddie Mac連邦住宅抵当貸付公社(Federal Home Loan Mortgage Corporation)の通称(Freddie Macフレディマック)。 ... 住宅ローン市場に安定的に資金を供給するために、ファニーメイが十分カバーしていなかった部分を補完する目的で、米国連邦議会の公認のもと1970年に設立された政府系金融機から金利を3.1%にあげると2022年の金利は上昇していくだろうという予測が発表されました。2021年の平均住宅ローンの金利は2.9%でしたが、2022年には3.5%まであがる予測がされています。

今後家の購入を検討している方で、住宅ローンを組もうと思っている方は、今後の金利が毎月の支払いにどのように影響するかなども考慮に入れておくと良いかと思います。(ただし、金利3.5%もアメリカでは十分良い金利です)

例えば$400,000の家を購入する時に金利が3%であれば、毎月の支払(ローンのみ、固定資産税や家の保険などは含まない)は、$1686となり、3.5%になれば、約$100ほどあがる$1796となります。 つまり、今金利が3%と設定すると、毎月$1686の支払いで、$400,000の家が購入できますが、来年金利が3.75%あがるとすると、同じ支払額で$360,000の支払い($1667)の家の毎月の支払いと変わらなくなります。
つまり、金利が低ければ、BUYING POWER(購買能力)が増すので、同じ額のローン支払いでさらに良い物件が購入できる可能性があります。
HowSmart Buyers Are Approaching Rising Mortgage Rates | MyKCM
ただし、物件には固定資産税や家の保険がかかります。住むエリアの固定資産税の税率(新しく開発された郊外のエリアなどは税率が高めに設定されています)や家の広さ、家の状態によって保険も異なりますので、この数字はあくまでも、住宅ローンのみの額に関してのお話です。

金利が低い間に、家を購入する事は家の購入者にとってとても大きなポイントかと思います。

因みに、私が自宅を購入した2007年は、金利が安いといわれて6%でした。また1980年ごろは金利が12-13%だったといわれています。

家の購入の際に、いかに安く買えるか?という事を重点において、”その時”が来るのを待つかたも多いと思いますが、
家の価格が今後どのように変わっていくか?というのは誰にも予想ができません(株価のように)
今のヒューストンには人が移住しておりますし、不動産価格は昨年と比べて平均13%値上がりしているとHAR.COM 
は発表しています。

これは住宅ローンを組む方のみにいえる事ですが、金利が低い時に、気に入った家を購入する(もちろんご予算内で)事が大切なのかと思います。
その為には、今からでも頭金を集める準備を始める、大きな買い物や借入などはしないなど準備を進めていく必要があるかと思います。


by houstonrealtor | 2021-11-25 02:24 | ヒューストン家の買い方

ヒューストン日本人不動産エージェントです。テキサス州ヒューストンの不動産の売買、賃貸する人への少しでも助けになればと思い開設しました。


by houstonrealtor