日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

ふるさと恋しさは不変です。コロナウイルスのせいで帰省するかいなか?できないのは想定外のことでした。

2020-08-07 07:53:00 | 社会
     今日の言葉

ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの
よしや うらぶれて異土の乞食となるとても 帰るところにあるまじや
           室生犀星

生まれ故郷

故郷ということばの響きは格別のものがあります。初対面の会話の時に「出身はどちらですか?」と必ず聞かれます。その時に、同県人でしたら、親しさがより増します。昔、社会には必ず「○○県人会」という集まりがありました。「同郷のよしみ」、ここに日本人の想いが凝縮されています。

両親が健在だったとき、盆正月は必ず家族で帰省しました。住まいは東京、実家は横浜、近くても、生まれ故郷はなつかしいものです。玄関をがらがらと開けると、そこには、おじいさん、おばあさんの笑顔がありました。一泊ないし二泊します。自分たちが帰ったあと、おふくろは、歓待で心身共、気づかれのため、2、3日寝込んだとしばらくたってから聞かされました。

高齢者になり、両親と同じことをしています。明日、娘の家族総勢5名が我が家にくる予定です。孫の成長や娘夫婦との会話を楽しみにしています。2年ほどまえ、娘にお願いしました。『二日は歓待するけれど、三日は勘弁してくれ』正解でした。年々、体がうごかなくなってきています。きちんと理由を説明したら納得してくれました。それから、協定は守られ、お互いに楽しく過ごすことができています。できること、できないことははっきりさせたほうがフェアだと思っております。このまま関係を継続、先のことはわかりませんので、その時に考えるつもりです。明日から二日、奮闘努力します。

コロナウィルスに気兼ねしないで、移動できる日がくることを祈念すると共に、嵐が去るまでは「ステイホ-ム」を遵守するつもりです。不要不急の外出は自粛します。



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