とある晴れた休日に、大分県別府市の明礬温泉エリアにある宿泊施設「豊前屋旅館」に立ち寄り、温泉を利用しました。
もくじ
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急に恋しくなる硫黄泉
当日は、GW真っ只中でしたが、無性に硫黄泉に浸かりたい気分でしたので、明礬温泉エリアへ向かいました。しかし。その主要道路の国道500線は、自動車の行き来が凄く多かった。特に岡本屋さんの売店前はいつものことですが、坊主地獄の交差点を起点として、「グランシア鉄輪」まで自動車の渋滞の列ができていたことには驚きました。
これは観光客が戻ってきたという証です。別府は市全体が観光地の様な場所なので、別府が賑わってくれると、私も凄く嬉しいです。
もちろん渋滞は覚悟していましたが、付近行きも帰りも予想以上の渋滞に巻き込まれてしまい、選択を誤ったかとも思いましたが、硫黄泉に浸かりたい衝動は抑えられません。チビチビと自動車を走らせながら、なんとか豊前屋旅館に辿り着きました。
豊前屋旅館は、主要道路に面していない位置にある施設です。その影響か、私たちが到着した時は誰も利用者がいない状態でした。国道500号線からは、下記の大きなカーブ部分を直進して、道なりに進みます。
料金を支払い、九州温泉道と別府八湯温泉道のスタンプを頂きます。玄関から正面を進み、その突き当りに男女別の大浴場が設けられています。
程良い浴槽で楽しめる濃厚硫黄泉
大浴場と言いましても、浴槽の大きさは他の施設と比べて広いとは言えないと思います。3人が浸かって程よい程度の大きさでしょうか。宿泊は1日3組限定なので、大きな浴槽は不用です。
その代わり、高台に設けられた立地と窓により、景色が楽しめますし開放感も感じられます。そして広い浴槽と比べて新鮮度が高いので、むしろ私はワクワクしながら入浴しました。(新鮮度のお話は、浴槽に注がれる温泉の量にもよる為、一概にその通りとは言えませんが)
さて入浴と思い、手を付けるとやや熱め。浴室内に置かれていた湯かき棒を使い、満遍なく浴槽の温泉をかき混ぜました。頭の中で草津温泉をイメージしながらかき混ぜます。次第に温度が均一になり、入浴可能な温度になりましたので、改めてかけ湯、そして入浴しました。
そして豊前屋旅館の温泉の凄みは、やはりこの硫黄泉です。白くてきめ細かい湯の花と濃い香りにうっとりします。次第に肌も滑らかになってきます。硫黄泉の成分を染み込ませる様に、馴染ませる様に、何度も肌を撫でて名湯楽しみました。
豊前屋旅館の基本情報
電話番号:0977-66-0537
アクセス:東九州自動車道「別府IC」より自動車で約10分
泉質:単純硫黄温泉
pH値:5.3
メタケイ酸:64.5mg
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22.05入浴