イタリア料理

カンポフィローネのパスタ

スーパーにクリスマスの時期に食べるお菓子が並び始めました。



マルケ州フェルモ県に、人口2000人程の、卵麺のパスタで有名なカンポフィローネ(Campofiline)という町があります。
特に極細めんのカンポフィローネのマッケロンチーニ(Maccheroncini di Campofilone マッケロンチーニ・ディ・カンポフィローネ)が有名で、IGP(原産地名称保護制度 )に指定されています。 
パスタ作りの歴史は古く、中世には既にあったそうです。
養鶏して産まれた鶏の卵が、大量に余った時に、その卵を使ってパスタを作ったのが始まりのようです。パスタを作って乾燥させれば、長期間の保存も出来て、一年中美味しいパスタが食べれるようになります。幅の広いパスタは、乾燥させると千切れてしまうので、極細に切ってみると千切れなかったので、極細になったという事も聞きました。

カンポフィローネのパスタは、デュラム小麦のセモリナ粉 又は小麦粉、平飼いで育てられている鶏の卵(小麦粉1kgにつき10個の割合)だけで作られます。水は加えません。そして28℃~40℃の低温で乾燥させます。



カンポフィローネのタリアテッレを使って、ロマネスコとアンチョビのパスタを作りました。

ロマネスコは房に分けて、大きい物は半分に切って、少し柔らかめに茹でます。

フライパンにオリーオイル、ニンニクのみじん切りアンチョビを入れて、弱火でニンニクが焦げないように炒めます。ロマネスコを入れて、フォークの背でつぶしながら炒めます。




茹でたパスタを入れて、よく合えます。お皿に盛って出来上がりです。
ブロッコリーやカリフラワーでも美味しく出来ます。これらの野菜とアンチョビの相性は絶妙です。



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コメント一覧

subasio
@lacigogne57 様へ
おはようございます。いつもより少し多めに作ってしまったのですが、美味しくいただきました。
数年前に帰国した時に、スーパーでロマネスコを売っているのを見て驚きました。
カリフラワーでも美味しく出来るので、機会があれば是非試してみて下さい。
subasio
@yasunrod 様へ
おはようございます。日本は何でも揃う便利な国ですね。帰国するたびにそう思います。
日本は落ち着いてきている様で嬉しいのですが、イタリアはここ数日1万人を超えてしまい、少し心配です。コ◯ナは本当にしつこいですね。
お心遣いありがとうございます。ZUYA 様もどうぞご自愛ください。
Unknown
subasioさま、こんばんは。

うわぁ〜、とても美味しそうです♡
パスタ好きなのでロマネスコがあれば。
カリフラワーでも美味しそうですね✨✨
いつもありがとうございます。
コウノトリより♪
yasunrod
本当にいつ見ても、こちらのブログは勉強になります。特に最近、仕事で更にイタリア野菜を更に扱うことになり勉強になります。料理は好きですが、全ての食材は使えませんからね~ (^o^;

毎度楽しみにしていますが、(欧州ではまたコ◯ナが不穏な雰囲気が...)お身体には気をつけくださいね~(^o^/
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