経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (130)

2022-09-17 07:42:04 | なし
◇ WHOが「終わりが視野に入った」と宣言 = 世界の感染者は累計6億1035万人、この1週間で346万人増加した。この増加数はピークだったことし1月の2460万人に比べると、大幅に減少している。死亡者は651万9987人で、週間1万2354人の増加だった。この増加数もピークだった昨年4月の9万3000人に比べると、大幅に減少している。こうした数字を背景に、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は14日、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)は「終わりが視野に入ってきた」と宣言した。

国別の死亡者数をみると、アメリカは累計105万2214人。この1週間で3225人増加した。次いでブラジルが68万人台、インドが52万人台、ロシアが37万人台、メキシコが32万人台。さらにイギリスが20万人台、イタリアが17万人台、インドネシアとフランスが15万人台、ドイツが14万人台となっている。全体として、傾向に大きな変化はみられない。

日本の感染者は累計2050万9279人、この1週間で60万0146人増加した。この増加数は前週より18万4000人少ない。ただ感染者が1000万人に達するまで2年半を要したが、そこから2000万人に達するまでは2か月もかかっていない。日本の場合は、第7波の感染力が想像以上に強かったことが判る。死亡者は4万3382人で、この1週間に1243人増加した。この増加数は、前週より648人少ない。

世界全体の数字からみると、WHO事務局長の発言は納得できる。だが日本の現状からみると、疑わしいようにも思える。じっさい理解しがたいのは、世界を見渡しても日本の第7波のような感染の急拡大はなかったこと。テドロス事務局長も「視野には入ったが、まだ終わったわけではない」とクギを刺した。いちばん安心してはいけないのは日本だ、と考えておきたい。

        ≪16日の日経平均 = 下げ -308.26円≫

        【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】     

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