こんにちは、さくです。

 

早いもので東京は梅雨も明け

あっという間に7月になりましたね。

 

 

 

1年前のこの時期は

彼が会社員を辞め、独立し

プロポーズされて結婚が決まり

引っ越しの準備や

両家への挨拶、顔合わせ...

 

と、とても慌ただしく過ごしていました。

 

 

そんな1年前を思い出していて

ふとしたことで

「彼と結婚できて良かった」

と思えた出来事があったんです。

 

 

 

 

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それは彼が10年勤めた会社を辞めて独立したときのこと。

 

 

彼はそのころ

10年間積み重ねてきた自分の力を

会社の看板がない環境で試してみたいと

独立に興味を持っていました。

 

 

 

でもそれと同時に

私との結婚も真剣に考えてくれていて。

 

 

 

結婚をするということは、家庭を作っていくことで

すなわち精神的にも経済的にも大きな責任を負うことになる、と

彼は考えているみたいでした。

 

 

 

 

 

それなのに自分の挑戦したい気持ちだけで独立して良いのか。

 

 

誰もが知る大企業に勤めていた彼は、

それなりの年収や待遇を捨ててまで

自分の気持ちを優先すべきか。

 

 

 

個人としてきちんと生計を立てていけるコネやアテがあるわけじゃなく

まったくゼロからのスタート。

 

 

私に苦労をさせないか

私の親に心配をさせないか

 

 

 

 

そんなことも考えてくれていました。

 

 

 

 

 

でも、その後

私にプロポーズをする少し前に

やっぱり独立する決断をしていたみたいです。

 

 

 

 

 

彼のプロポーズを受けて

結婚準備をする中で

 

 

ある日、私が冗談で

 

 

「もし私が、

”私と結婚するなら、安定した大企業を辞めないでほしい”

って言ってたらどうしてた?」

 

 

 

 

すると彼は迷わずこう言ったんですね。

 

 

 

 

「それでも独立を選んだと思うよ」

 

 

 

 

 

 

あなたならこの言葉をどう感じますか?

 

 

 

 

自分への愛情が感じられないとか

結婚するのに自分勝手な男、とか

 

そう思う人もいるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

でも私は、

それを聞いてすごく嬉しかったんです。

 

 

 

 

ちなみに普段の彼は

私にとっても甘々で優しく

 

 

私が食べたいもの

行きたいところ

やりたいこと

 

 

私が意見したことは

基本的にすべてを優先してくれるような

そんな人なんです。

 

 

 

 

そんな彼がね、迷わず

「さくちゃんに反対されても俺は独立したよ」

と答えたこと。

 

 

 

ああ、これが彼の魅力だなってすごく思ったんですよね。

 

 

 

 

 

これってつまり

彼がブレずに自分を持っているってことじゃないですか。

 

 

 

自分の信念や

自分にとって大事なことが何か

をわかっているということ。

 

 

 

 

きっと食べるものとか旅行の場所とか

日々の小さな出来事は、彼にとっては重要じゃなくて

 

 

それなら私が喜ぶ顔が見たいから、と

私のことを優先してくれるんです。

 

 

 

それでも自分の軸があって

譲れないものがちゃんと分かってて

しかるべき時はそれをきちんと主張できる。

 

 

 

これって意外とできない人多いんじゃないかって思うんです。

 

 

 

 

とくに適齢期の女性は

 

彼に嫌われたくなかったり

自分で何かを決めて責任を持つのが怖くて

 

 

相手に流されたり、

決断をゆだねたり、

とりあえず合わせればいいやって思ってしまうこと

周りの意見を聞いてしまうこと

 

 

あなたも経験ありませんか?

 

 

 

 

 

そしてね、これに気づいた時

もうひとつ気づいたんです。

 

もしかしたら

彼が私を選んだ理由もここなんじゃないかなって。

 


 

 

 

私は彼といる時

自分の考えや気持ちを結構伝えるタイプです。

 



 

「これをやりたい」

「こうなりたい」

「ここに行きたい」

「あれが嬉しい、これが悲しい」

 

 





自分ではわがままだなとか

我ながら可愛くないなと思うことが多いけど

 


そういえば彼はよく私に言うんですよ

 

 

 

「さくちゃんは自分の芯を持ってる人だよね」

 

って。



 

 

芯があるってことはつまり

いつもブレない自分でいることで

 

 

自分は何が幸せで

何が嫌だと感じるか

 

そういうものが分かってることなのかな、と思います。

 

 




 

例えばささいなことだけど

 


デートの時も

彼が「なに食べたい?」と聞いててくれたら

「なんでもいいよ」って言いません。

 



「このお店に行ってみたい」とか



もし無くても

「さっぱりした物が食べたいかも」

とか言いますね。

 

 



どんなことも

彼ひとりが考えなくちゃいけない状況にならないようにしたいし


あと自分が嬉しいこと、嫌なこと、伝えなければ相手はわからないので。




そんなふうに考えていますね。

 

 

 





彼が付き合う前の友達期間によく言っていたことを思い出します。

 

 

「結婚を考えるなら、お互いに支え合えると思える人がいい」

 

 

 







自分の意見を持ってる人

大事な場面でそれを貫くことができる人

 

相手にきちんと伝えられる人

 

 

 

 

そういう人は、男女ともに魅力的なんだと思います。 





結婚して長い人生を共にするなら


いざという時、決断を迫られることがきっとたくさんあるでしょう。






そんな時にも

自分の力になってくれそうかどうか。



 

恋愛じゃなくて結婚を見据えた時、ここってかなり重要なポイントじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

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さく唇

 

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