THE NORTH FACE(ノースフェイス)「Border Shot 2(ボーダーショット2)」を実際に買って使ってみました。
大手スポーツショップ「スポーツオーソリティ」限定のリュックになります。
容量が34Lと大きめでありながら、値段が約1万円と安めなモデル。
実際に使ってみると、軽量で背負い心地も良かったですし、デザインの良さもあるリュックだなと感じました。
また、値段を抑えていても生地感が良く、THE NORTH FACEクオリティーでこの価格はコスパが良かったです。
そこで、今までいくつものリュックを使ってきた筆者が、THE NORTH FACEの「Border Shot 2(ボーダーショット2)」を色々と詳しくレビューしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
THE NORTH FACEのBorder Shot 2(ボーダーショット2)をレビュー
・今回レビューするのはこちらです
はじめに、Border Shot 2の詳細を載せておきます。
世界的に有名なTHE NORTH FACEのBorder Shot 2。
大手スポーツショップ「スポーツオーソリティ―」限定で展開されていて、amazonや楽天市場の「スポーツオーソリティー店」でも販売されているリュックになります。
タグは、THE NORTH FACE 公式である、ゴールドウィン社製の物が付いていました。
実際に使ってみると、THE NORTH FACEとしては約1万円と低価格ですが、軽くて使いやすさが考えられているなと感じました。
また、デザインも良いですし、色々な所での使いやすさを感じます。
そんなTHE NORTH FACE「Border Shot 2」を使った感想の結論を先に言うと、良かった所は次のような感じです。
【Border Shot 2の良かった所】
・シンプルで使いやすいデザイン
・軽くて背負いやすい
・多い荷物を入れられる
・クッション性が良いショルダーと背面パネル
・少し厚みがある物も入るサブポケット
・ウェストベルトが付け外しできる
・約1万円と考えると品質が高め
このような所が良いなと感じました。
とはいえ、次のような所がデメリットかなとも感じます。
【Border Shot 2のデメリット】
・小分けポケットが2つしかない
・両サイドのベルトが少し邪魔に感じる
・PCスリーブに15.6インチのPCやタブレットは入れづらい
・自立しない
実際に使ってみて感じたのはこのような所でした。
そんな感じのBorder Shot 2について、次の順番でレビューしていきます。
【THE NORTH FACE「Border Shot 2」レビューの内容】
※タップで読み飛ばしができます
それでは順番に、THE NORTH FACE「Border Shot 2」について詳しくレビューを書いていきます。
外観
THE NORTH FACE「Border Shot 2」の外観になります。
生地には、軽量で丈夫なポリエステルのリップストップ生地が使われていました。
少し柔らかめの生地感でありながら、軟弱な感じは一切しません。
リュックの上部には、手持ちできるベルトが付いています。
このベルトに関しては、一般的なリュックと同じで普通な感じです。
各ジッパーをみてみると、標準的な大きさでした。
THE NORTH FACEの他モデルの場合、少し大きめだったり、取っ手にカバーが付いていたりしますが、Border Shot 2は普通です。
THE NORTH FACEの定番リュックであるホットショットと比べると、次のような感じで違います。
【Border Shot 2】↓
【ホットショット】↓
違いを比べると少し小さいのが分かります。
とはいっても、凄く小さい感じではなく一般的な大きさなので、開け閉めがしづらいという感じでもなかったです。
そして両サイドには、マチの厚みを調整できるバックル付きのベルトが付いていました。
荷物が入っていない時に絞っておけば、無駄な厚みがないので背負いやすくなります。
ただ、メインルームを開ける時に、ベルトが当たるデメリットもありました。
バックルで簡単にベルトの開け閉めができますし、ベルトを最大に伸ばせば、メインルームを大きく広く事はできます。
ただ、その1つの動作が入るので、それが少し面倒くさかったです。
そして両脇には、入口がゴムになっているメッシュ生地のポケットが付いています。
500mlペットボトルや、折り畳み傘を入れてみたところ、深さや広さは問題なかったです。
底面は幅が広いマチの形状がありました。
パッドは入っていないので、荷物が入っていない状態だと自立はしません。
続いては、リュックの背面。
背面には厚めで、クッション性が良いパッドが入っています。
中央や下部辺りには切り込みが入っていたので、風の通り道となり蒸れ防止にもなってくれます。
また、背面には少し硬めな板が入っているので、型崩れしないようになっていました。
硬いと言っても、ガチガチに硬すぎる感じではなく、折り曲げる事ができる柔軟性がある板になります。
型崩れせず、クッション性が良いパッドが付いているので、背負った時の背中への当たり心地は良かったです。
ショルダーベルトにも、クッション性が良いパッドが入っています。
荷物を入れて背負った時にも、パッドのおかげで肩への負担も少なく感じました。
ショルダーベルトは、チェストストラップだけのシンプルな造りでした。
ストラップは「笛タイプ」になります。
チェストストラップは上下に移動できるので、自分の好きな所に合わせることができます。
また、チェストベルトの片方にはゴムが付いていました。
ベルトを付けた時の圧迫感が少なくて良かったです。
外観の最後はウェストベルト。
バックルにはTHE NORTH FACEの刻印が入っています。
ウェストベルトは付け外しが簡単です。
付け根に部分にベルトが通っているだけなので、すぐに外す事も付ける事もできました。
実際にやってみると、1分ぐらいで外すことが出来たので、不要な場合は簡単に外せます。
デザインはシンプルなので、色々な所で使いやすいリュックだなと感じました。
また、生地感やパッドのクッション性も良かったので、値段を考えたらクオリティーが高いリュックでした。
中身(メインルーム)
THE NORTH FACE「Border Shot 2」の中身(メインルーム)になります。
ダブルジッパーが使われているメインルームを開けてみると、PCスリーブと小分けポケットが付いていました。
そして、中の底を覗くと、広めのマチの形状が見えます。
ここに、2Lペットボトルを入れてみたところ、3本まで入ってくれました。
ジッパーもスムーズに閉まりましたし、余裕をもって入ります。
続いてはPCスリーブ。
PCスリーブにどれぐらいの物が入るのか、「15.6インチのノートパソコン」と「A4ファイル」を入れてみました。
【この時に入れたパソコンのサイズ】
・15.6インチ
・タテ37.9cm ヨコ26cm 厚さ2.5cm
まず「15.6インチのノートパソコン」を入れてみたところ、ギリギリ。
入ってはいますが、凄くキツイ状態になります。
また、PCスリーブに入れた状態だと、パソコンの角がリュックに当たっている状態になりました。
角が当たっているのが分かり、入れられたとは言いづらい感じになります。
指で触れると、角が出ているのがすぐに分かります。
ですので、このサイズのパソコンをPCスリーブに入れるのは止めておいた方が良いです。
PCスリーブを使わず、メインルーム自体には入れる事ができました。
何も問題なく入り、パソコンケーズに入れた状態でも入れる事はできます。
次に「A4ファイル」を入れてみたところ、こちらは何も問題なかったです。
PCスリーブの入口にゴムが付いているので、しっかり固定もされています。
また、「A4ファイル」を交互にしたら2冊いれることもできました。
ファイルに入っている紙などの量にもよりますが、少なめの量でしたら2冊でも余裕で入れられます。
続いては、小分けポケット。
同じサイズで2つのポケットがあり、キーフックも付いています。
ここに、次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・モバイルバッテリー
(タテ13.5cm、ヨコ7cm、高さ1cm)
・充電ケーブル
・A6サイズのノート
(5号 タテ14.8cm ヨコ：10.5cm 高さ：0.5cm)
「A6サイズのノート」がちょうど良いサイズ感で入りました。
充電ケーブルやモバイルバッテリーも入ったので、小物類を入れておくと便利でした。
また、ここのポケットは上部からアクセスしやすかったです。
すぐに荷物を出し入れできるので、便利に使えました。
PCスリーブに15.6インチPCを入れると不安が出るデメリットはありましたが、PCスリーブを使わなければ問題なさそうです。
底面のマチの形状が広めなので、荷物の入れやすさがあるのは良いなと感じました。
中身(サブポケット)
THE NORTH FACE「Border Shot 2」には2つのサブポケットがありました。
2つ共、リュック表面にあるポケットです。
表面の左右についていて、ポケットは貫通していません。
まず1つ目が、広めのポケットです。
ここのポケットはマチがあるので、厚みがある物でも入る構造でした。
ジッパーを開けると中は広めな造りです。
ここに、次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・折り畳み傘
・新品の除菌シート
(ヨコ21cm、タテ11cm、高さ5cm)
・DVD
入れてみると、少し表面に膨らみができましたが、全て入れることができました。
ですので、厚みがある物でも問題なく入ります。
そして、2つ目が、反対側のポケット。
ここのポケットは狭めで、マチの構造はありません。
ここに次のような物を入れてみました。
【この時に入れた物】
・DVDサイズのノート
狭めではありましたが、これぐらいの物でしたら入ります。
そして、2つのポケットに、入れた物を全部入れてみました。
【この時に入れた物】
〇1つ目のポケット
・折り畳み傘
・新品の除菌シート
・DVD
〇2つ目のポケット
・DVDサイズのノート
膨らみは出ましたが、全て入れることができ、出す時も問題なかったです。
また、この荷物を入れた状態で、メインルーム内を見てみると、少しだけ膨らみがあります。
少し膨らみましたが、メインルームに入る荷物量は、それほど変わらない感じです。
そして、ここの2つのポケットは、外側からのアクセスもしやすかったので、便利に使えるポケットでした。
少し厚みがある物でも入るポケットなので、使いやすさがあるのが良かったです。
また、取り出しもしやすく、2つのポケットで荷物を分けられるのも良いなと感じました。
Border Shot 2のサイズ感
THE NORTH FACE「Border Shot 2」にどれぐらいの荷物が入るのかを試してみました。
荷物の中には筆者の洋服も入れて見たのですが、筆者は主に「メンズのMサイズ」を着用しています。
入れてみた荷物がこちらになります。
【この時に入れた物】
・A4ファイル×2冊
・厚手のパーカー
・厚手のジップパーカー
・デニムパンツ(ジーンズ)×2
・半袖Tシャツ×3枚
・フェイスタオル
・DVD
・DVDサイズのノート
・モバイルバッテリー
・A6サイズのノート
・新品の除菌シート
・充電ケーブル
・500mlペットボトル(サイドポケット)
・折り畳み傘(サイドポケット)
これだけの物が入りました。
34L容量とだけあって、多い量を入れられました。
1泊～2泊ぐらいの荷物量でしたら入るかなといった感じです。
また、リュックの縦が長めなので、大きめの物でも入れられました。
マチが広めで入れやすいのも良かったです。
背負っている時のサイズ感
THE NORTH FACE「Border Shot 2」を実際に背負っている状態になります。
これから出てくるのは筆者なのですが、筆者の体型はこちらになります。
【筆者の体型】
・身長：約170cm
・体重：約60kg
このような体型の筆者が「Border Shot 2」を実際に背負っている状態がこちらです。
【横からの状態】
【後ろからの状態】
筆者のような体型の人が背負ってみると、こんな感じになります。
ぜひ参考にしてください。
THE NORTH FACE「Border Shot 2」レビューのまとめ
THE NORTH FACE「Border Shot 2」を使ってみて、値段が約1万円でしたが、入る荷物量が多くてクオリティーが高いなと感じました。
34Lと容量が多いうえに、生地感に安っぽさは一切なく、背面やショルダーベルトのクッション性も良かったです。
また、使いやすいポケットもあり、デザインも良いなと感じました。
ただ、値段が高い定番モデルと比べると、ジッパーが小さかったりと、クオリティーは少し下がるなとも感じます。
とはいっても、約1万円と考えれば、十分良いクオリティーでした。
軽くて背負い心地も良かったですし、デザインもシンプルで使いやすいので良いリュックだなと感じました。
【公式サイトはこちら↓】
スポーツオーソリティ(SPORTS AUTHORITY)公式通販サイト
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。THE NORTH FACEで1万円以下だったので、性能的に削られている部分が多いのかなと想像していましたが、意外と品質は良かったです。
生地の良さも、背負い心地の良さもあり、良いリュックでした。
THE NORTH FACEらしいデザインの良さだったので、コスパを考えると良いリュックだなと感じます。
