源泉が楽しめる湯!皆生温泉 旅館三井
日本一周でお世話になった鳥取・皆生温泉の『旅館三井』の宿泊ブログです♡
お一人様宿泊OKの良質源泉の温泉宿
日本一周46日目の宿は皆生温泉の旅館三井さんに投宿!
こちらの温泉は『温泉博士✕弁護士が厳選 とっておきの源泉かけ流し325湯』っていう温泉本を参考に予約させてもらった宿です。
皆生温泉といえば海岸沿いのシーサイドリゾートのような温泉ホテルや旅館のイメージだったけど、こちらの旅館さんは海からちょっと離れた静かな雰囲気の通り沿いにあるお宿。派手な看板とかないので一回、車で通り過ぎてしまったよ…駐車場もちょっとわかりにくくて、旅館の隣りにあるタクシー会社の駐車場でした。看板が小さいっ!笑
宿の外観はシンプルでぱっと見ると民家・・かな・・?っていう雰囲気ですが、旅館の中は赤絨毯!中庭!木造建築の雰囲気が素敵でした!大型旅館に囲まれた穴場旅館です。三井さんには姉妹館 三井別館があります。歩いて5分くらいなのですが、別館のお風呂も無料で入浴ができます。別館三井さんはこちらのお宿とはガラリと雰囲気の違う大きなホテルでした。
広縁と踏込があるしっぽり和室
お一人様宿泊OKのありがたいお宿。お部屋は1階の和室ですが、案内されて部屋のドアを開けた時に狭っ!と思いきや、踏込と主室を繋ぐ前室でした(笑)
お部屋はスタンダードな和室、赤絨毯の広縁あり。洗面はあるけど、トイレ・お風呂はありません。夕食はこちらのお部屋でいただきます。
めちゃめちゃいい感じの広縁。窓からは小さな坪庭を眺めることができます。窓枠が木でできているのも素敵です。
アメニティー類もばっちり。
小さいながらも泉質最高の浴場
チェックインしてすぐに温泉いただきますっ!こちらのお宿は内湯が男女一つずつ。
こちらのお宿は皆生温泉の集中管理された源泉を使用していますが、消毒・循環なしの空気に触れることなくかけ流しの貴重な湯なんです。加水は温度調整のためにありだそうです。
小さな浴槽の中から源泉が勢いよく噴出!小さめ浴槽✕どばどば=新鮮良質温泉!皆生温泉は湯量が多い温泉地だけど、湯量の割に源泉かけ流しが少ないんですって。
皆生温泉の湯は海中から湧出する86度の塩類泉。ラジウムの他に豊富な医治有効成分を含み、神経痛・皮膚病・貧血・痔疾・腸カタル・婦人病・消火器等に効能があるんだそう。
浴槽の湯はかなり熱めですが、浸かってみるとびっくりするくらい肌なじみが良くて、やわらかぁい。日焼けした腕や顔の皮膚が喜んでいるような。じんわり染み込む優しいお湯でした。
浴槽は小さいので3人入るときついかな?っていうサイズ感ですが、客室数がそんなに多くないのでいつ入っても独泉できていました。塩分を含んでいるお湯なのでしばらく浸かっていると額や頭皮から尋常じゃない汗が吹き出して、めちゃくちゃ温まる!浴後はデトックス?されたのか、水分が抜けたのか体が軽いっ!
天井や壁に歴史を感じる良い浴場!古いけど清潔に保たれているし、何よりお湯がキラキラ新鮮湯でめちゃくちゃ気持ちの良い♨でした。
ちなみに女湯は長方形の浴槽ですが、男湯はまぁるくて可愛らしい浴槽です。こちらに入ってみたかった・・・。
源泉名は混合貯蓄槽20,22号。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性 中性 高温泉)泉温68.6℃、pH7.0
カニがうまーい!部屋食
夕食は紅ずわい蟹2杯半相当の蟹尽くしのお料理をお部屋で♡
かに刺身、かにみそ、かに入り茶碗蒸し、紅ずわいがに姿1枚、焼きがに、かにすき、天ぷら盛合せのカニフルコース。
しかも一人宿泊OKなんてめっちゃありがたいっ!豪華お料理、一人宿泊でも2万円以内でお釣りが来る宿泊費でした。
誰かとこんな豪華料理を部屋食で食べるのもいいけど、一人で豪遊気分で地方番組を見ながら晩酌するのもかなりいい感じ。カニがすごく好きなのでこの宿、本当に最高だった…絶対また再訪したい!
食後に皆生ビーチをお散歩しました。夜の海風が気持ちいなぁと思っていたら、突然始まった花火大会。