七夕の今日、ベルギー政府がEU域外からの入国制限継続を決定…

今日は7月7日七夕でしたね。

天の川が現れて織姫と彦星が一年に一度出逢える日ですが、今日の天気は朝から徐々に下り坂。夕方からは雲も覆ってきたので、ここベルギーでは見えそうにはありません。

そんなベルギーでは今日7日、日本を含むEU域外からの入国制限を撤廃せず、継続することを決定しました。

EU理事会は6月30日、ベルギーを含むEU加盟各国がコロナウイルスに関して「安全」とされる15ヶ国からの旅行者に対して、7月1日から入国制限を解除するように「勧告」しました。この15ヶ国の中には日本も含まれています。

この勧告にしたがって、フランス、オランダ、イタリアなどが日本からの観光やビジネス目的の受け入れを再開。

ただ、この15ヶ国からの入国制限撤廃に関しては「勧告」にとどまっていて、法的な拘束力はないため、各国政府の判断に委ねられています。

よって、今もベルギーなど多くの国が入国制限を継続する事態となっています。

これに対して、日本はEUからの外国人の入国を原則拒否する措置を当面続けるものとされています。

ベルギーの措置は「相互主義」の原則の下、日本がEU域内市民を入国拒否を取り止めない限り続く可能性が高いです。

さて、つい先ほどまで、ここベルギーに住む友人とチャットをしていました。

この友人はこの春にも日本から恋人を呼び寄せ、結婚へ向けた準備を進める方向でいましたが、コロナ禍で各種手続きが滞ったまま。現在もベルギーと日本で遠距離恋愛状態を続けざるを得ない事態に直面しています。

そんなふたりは、お互い「コロナが収束して、早く会えるように」と短冊にしたためたとのこと。