ラウダシオン 富士S | 毎日が一口馬主!

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土曜日の府中競馬場では、マイルCSの前哨戦の一つである富士Sが開催される。

今年からGⅡ戦に格上げとなった。ラウダシオンが出走する。

 

ラウダシオン 3歳牡 父リアルインパクト、母アンティフォナ、デムーロ騎手、斉藤崇厩舎

 

世代の頂点に立つ馬達はともかくとして、3歳世代のレベルが問われている。(事の発端は)、今回

出走するワーケア号が、1番人気だった新潟記念で10着に敗れた辺りから騒がれ始めた。

 

 

例えば、ラウダシオンが勝ったNHKマイルC出走馬の戦績を見てみると、

 

3着 ギルデットミラー ・・・中京記念、信越Sを1番人気で敗戦

5着 ルフトシュトローム ・・・京王杯AHを2番人気で敗戦

8着 ウイングレイテスト ・・・秋風S(3C)を1番人気で敗戦

13着 サトノインプレッサ ・・・毎日王冠を2番人気で敗戦 

 

いずれも、2桁着順までが散見されている。3歳勢の側からすると、気になるデータに違いない。

 

 

今回出走する3歳馬は、12頭中で5頭。

NHKマイルCを勝ったラウダシオン、桜花賞3着のスマイルカナ、ダービー3番人気のワーケア。

京王杯2歳S、アーリントンCを勝ち、G1でも2着のあるタイセイビジョン。そして紫苑S 3着後、

距離適性からこちらに回ってきたシーズンズギフトの5頭である。

 

 

迎え撃つ古馬勢は、G1馬ペルシアンナイトとケイアイノーテック、関屋記念で重賞2勝目を飾った

サトノアーサー、昨年度にエプソムCを勝ち富士Sでも2着に来たレイエンダ等がいる。

また、春の東京新聞杯(GⅢ)では出遅れて涙を飲んだヴァンドギャルドに、福永騎手が再度騎乗注意

どの馬も、次のG1戦への叩きというより、先ずはここを勝ちたい馬達の組み合わせと感じている。

 

 

ラウダシオンの直前調教は単走で軽かったが、HPのコメント的には輸送を考慮しての内容だった。

 

(9月 NFしがらき)

 

HP  2020.10.22 近況

斉藤崇史調教師「21日の追い切りでは東京競馬場までの輸送を考慮して、終いの反応を確認する程度に控えて時計を出してもらいました。先週に引き続いてミルコさん(M.デムーロ騎手)に騎乗してもらいましたが、最後まで持ったままの手応えで良い走りを見せてくれましたよ。5月のNHKマイルカップ以来とあって、帰厩した当初はまだ緩さがあったのですが、乗り込んで行くにつれて無駄な脂肪が取れてメリハリのある体つきになりました。トモの筋肉も良い感じに盛って、春先よりも迫力が増していますし、おそらくプラス10kgぐらいで競馬に向かえそうです。しっかりするのはもう少し先だと思いますが、前走のような展開に持ち込み、この馬の持ち味が上手く引き出せるレースが出来ればNHKマイルカップのように最後まで長く良い脚を使ってくれるでしょうし、古馬相手でも良い走りを見せてくれるのではないかと期待しています。ややテンションは高めですが、これはいつものことですし、いざ走り出せばそこまでムキになることもないので、今の雰囲気のままレース当日を迎えられるようしっかり努めて行きたいと思います」

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逃げ馬のスマイルカナがいる以上、幸いながらスローの瞬発力勝負は避けられそうだ。

3歳世代自体のレベルは釈然としないかもしれないが、ラウダシオンはレシステンシアを破っている。

ここを56kgを背負って好走できれば、古馬を相手にしてでも、今後もやっていけるに違いない。

 

土曜日のラウダシオンとMデムーロ騎手のレースに、大いに期待いたしたいやしの木