絶対に自分ではドア開けないお姫様気質のちょこび。
ちょっとの隙間からでも、こじ開ける、生存能力高めセラヴィ。
対照的です。
カーペットに粗相されたり、うっかり閉じ込めたり、日々猫に振り回されていますが・・・
家の中だと、いちいち確認してドアの開け閉めなんて、しないもんなぁ。・・します?
旦那さん、無駄に手がきれいなんで、特に何の需要もないけど載せとくよ。
ケアしてるわけでもないだろうに、しわもシミも少ないし、爪もピンクできれい。
50代も後半ですけどね、
指もほっそりしてて、長めだよね。
ずるい。
先日、半年ぶりの脳CTを撮りました。
前回、脳室?というのかな。空間が大きくなっていて、水頭症の懸念があったのですが、CTを見て「大きな変化は無いようですね。大丈夫でしょう。」と、明るく言ってもらえましたよ!
次回は1年後で良いとのこと。ホッとしました。
タクシーに乗せたり、CTの台に乗せたりするの、ちょっと疲れたなぁ。
今回も、一緒に歌聴いたり、食事したり楽しかったけど、帰ったらどっと疲れて、眠り込んでしまいました。
旦那さんは、ほしのディスコの歌声を、まだ男性だとピンときてないみたい( ´艸`)
パーパーのコント動画を見せたら、「え〜!?この男の方?うそだー!!」と、数か月前の自分と同じ反応をしてた新鮮!
~2〜3月の読書日記~
ディスコ君祭りで、本を読むペースも俄然遅くなってますが・・・。一応、記録しておきます〜・・・。
「Another 2001」 (綾辻行人/角川書店)
シリーズ最新作。本屋さんで見た時、聖書かと思うくらいの分厚さに、ドン引きましたが、逆にこの重量感を味わいたい!と思ってしまい、紙の本を購入した次第です。
「理不尽な災厄~かなり物騒で不謹慎な小説~」と著者本人があとがきに書いてる通り、正体の杳として知れない何かのために、次々と災厄が起きていく、学園ホラーミステリーです。
犯人?法則?・・じゃなく、主人公たちが漠然としたものに成すすべない姿は、読んでる方もかなりストレスでした。
とある学校の中の、とあるクラスにだけ、伝統的に起こるミステリアスな“現象“・・
その解決のために、空気のように存在しなければいけない、いわば生贄的な立場を自ら担う登場人物たち。中学生かそこらで、そんな宿命背負わせるのやめてあげて〜
そんで、謎が解けるのかなぁと思いきや・・のシーンで、場面が切り替わるなど、とってもやきもきさせられるのです。
折々に登場する、人形の館みたいなのが、ゴシックホラーみたいな雰囲気を漂わせて、この作品全体を彩っている気がします。
これから読む方もいるかも知れないので、内容は書きたくても書けませんが・・・やきもきしながら最後まで引っ張られることだけは請け合い。
あと、前作を読んでおいた方が、より面白く読めると思います。
「推し、燃ゆ」 (宇佐美りん/河出書房新社)
書店のオススメコーナーにあったので、ちょうど私にも推しができたことですし、買ってみました。
割と分量は薄いですが、内容は濃かった。
主人公あかり・・・どうした?何があった??・・と心配になるほど、社会に適合できない不安定さが痛々しい。
みんなが当たり前に出来ているような事・・・学校に行く、提出物を出す、ごみを捨てる・・・些細なことが虚ろになって、体調も良くないらしく、孤立していくあかり。
彼女の、唯一の生きる原動力が、上野真幸という芸能人。あかりの「推し」だ。
しかも、だいぶ推し甲斐のありそうな。お金のかかりそーな。
確かに彼女は、有り金全てを、持てる時間の限りを、推し応援のために使う勢いだ。
私のように、推し芸人さんが出ている番組のために、有料視聴TV契約しました〜どころの騒ぎではない。
応援のために、必要以上のグッズを買い、数々の資料から言動などをチェックしまくり、果ては、彼の感じていることを自分も感じたいと、思いつめる。切ない・・・。
ファンとして一定の距離を保ちつつ、精神の限界ギリギリにいる彼女にとって、推しが炎上したことで被るものは、計り知れない。
とっても好きになるのは楽しい・・・けど、あまりにのめりこんでしまうと、そこに自分ってものは存在してるのか?
対象がいなくなってしまったら、虚ろな自分は一体、何者なんだ?・・ってことを考えてしまいましたね。
「寝起きするだけでシーツに皺が寄るように、生きているだけでしわ寄せがくる。」・・・とか、端的に芯を突くような、文学的な表現が散りばめられていて、とても素敵だった。
あっ!芥川賞受賞作なんですって。
私も、自分を見失わない程度に、推し活楽しも