Zen禅

心理学に基づく坐禅の研究-心の風景を眺め、流れていく気持ちの音を静かに聴く(英訳)

言語の無意識化Be unconscious to the language

2021-10-18 | 英語、韓国語

やっと、英文法を意識しなくなった。

Somehow, I became not too conscious of English grammar.

英文法を過剰に意識しなくなって、

精神的な圧迫感が取れたような気がする。

Since I have become not overly aware of English grammar,

it made me unloaded the oppressed feeling in my mind.

 

話す前に、自分が言おうとすることを

文法的に正しいかどうかをチェックしなくなって、

話すことが楽になった。

Trying not to check to be grammatically correct before I speak,

made me feel easier to talk.

その、文法を意識する習慣は、

テストのためには必要不可欠なのだが、

日常の意思疎通の言語手段としては大きな邪魔になる。

The habit of keeping consciousness grammatically be correct

is indispensably needed for the test

but it can be a big obstacle as a language tool

for daily communication.

 

文法を意識することは、

自分が言おうとすることを、

自分以外の厳格な権威に

正誤を判断してもらうような手続きのような感じだ。

Being aware of grammar is like

asking the procedure to an authority

that has strict rules, and it judges

whether my speaking is right or wrong.

 

文法的に正しい話し方に拘ると、

教育された品性の良さは持てるのだが、

咄嗟の反応力は鈍くなる。

If you stick to the grammatically be correct

when comes to speak,

you would appear as a well-educated person,

but the response would not in a flash,

and it can be dull or dumb.

反面、ストリートで身についた会話、

適当なブロックン・イングリッシュだと気軽な話はできても、

込み入った話になると話題についていけない。

On the other hand, the casual conversation skills that

are learned on the street or broken English

which moderated in one’s way,

such are allowed to have easy talking,

but it makes it hard to keep up with the topic

and especially when the conversation becomes complicated.

 

文法的に正しいだろうが、

気軽なストリート会話だろうが、

どちらも使用場面を制限する。

Whether grammatically correct or casually talking,

either way, the usage is limited in the situation.

 

いずれも無理矢理に、

他人の普通のレベルに追いつくために必死になる。

Both, to catch up with the level,

which is normal for others,

but it is desperate and forced.

 

人が必死になって英語で話す姿を見ると

一度や二度は感服する。

Someone who is speaking in English desperately

people admire the attitude once or twice.

だが、毎回その必死さに

付き合わなければならないのかと思うと疲れてくる。

But if the situation keeps going on

and has to see the person again, it gets tiring.

 

英語が母国語な人としは本題を持ち出す前に、

英語が二次言語である人のレベルに合わせて

言い換えなくてはならなくなる。

The English speakers have to paraphrase

what they want to say before bringing up the main subject

to adapt the language level of the person

whose English is secondary.

 

また、会話の途中で何回も聞き直したり、

話した意味を確認されたりするのは、

聞く人も話す人にも心理的に不便になる。

In addition, it is psychologically inexpedience for both

the listener and the speaker

when the spoken words were needed to rephrase

or confirm the meaning

while they are having a conversation.

 

私は自分の言語の未熟さを暴露させるのが鬱陶しかった。

I was annoyed to expose the immaturity of my language.

お互いにとって面倒極まることになる。

It will be extremely bothersome for each other.

 

だから、英語で話すことに慣れていなかった頃は、

絶対的に話さなければならない場合だけ話した。

So when I was not used to speaking in English,

I only spoke when absolutely had to.

話す前も頭によぎる文法チェックをシャットアウトし、

必要な単語で明確に話すことを心かけた。

I shut out the habit of checking for grammar in my brain

which goes thoroughly before the actual speaking

and tried to say clearly with the necessary words.

 

脳裏から文法チェックする習慣をシャットアウトさせることは

そう簡単におこなえない。

It is not so easy to shut out

the habit of checking grammar from the brain.

思いだけでスイッチが

切れたり入れたりできるものでないからだ。

Because it is not something like switched on and off just as wished.

 

長年身に染みた習慣は

心構えなんかですんなりと変えられない。

The habit that has been ingrained in the body for many years

cannot be changed smoothly with the intention.

だが、意識しないことを努力しないと

いつまでも意識してしまう。

However, if you do not make an effort not to be conscious,

you will conscious of the consciousness all the time.

 

意識を意識しない努力は、

意志のコントロールすることではない。

The effort not to conscious the consciousness

is not equal control of one’s will.

意志をコントロールすることは決断力であり、

瞬時にコントロールした結果が表れる。

Controlling the will is a decision

and its result appears instantly.

 

だが、意識を意識しないためには、

長い期間をかけて意識する過程を変えてき、

意識の癖を一つずつ消していく作業をしなくてはならない。

In order not to be conscious of the consciousness,

it is necessary to change the conscious progress

over a long period of time

and work on eliminating the habits one by one.

 

何かの行為を意識しないことというのは、

脳神経の反差経路を極端に短縮させることでもある。

Being unaware of any behaviors means,

making the cranial nerves of the reflexes extremely to be short.

 

動作を司る運動神経の無条件反射のように、

言語が反射的になるまで努力しなくてはならない。

Like the unconditional reflexes of the motor nerves

that control movement,

should strive until the using language becomes reflexive.

 

言語を意識しなくなると話すことにストレスが無くなる。

When becomes unconscious to use language,

it reduces stress for speaking.

余計な考えも減る。

It also reduces unnecessary thoughts.

 

英語の聞き・話し・読みの時に

『英語であることを意識しない』

ことを心かけると

心のロックを解除させることができる。

Keeping in mind that 『not too conscious it is English』

when you listen, speak, or read English,

then it leads to being able to unlock your mind.

 

話を聞く時も『分かるか分からないか』で決めなくなると、

相手が何を話そうとしているかが見えてくる。

If you don’t judge whether understandable or not

while you listen to someone,

then you will be able to see what the person tries to say.

 

どこの国のことばなのかを意識しなくなると、

人の言いたいことが見えて、心に届く。

When you become unconscious of what the language belonged to a country,

you will see what people want to say and it will reach your heart.

 

 

 

 

 

 


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7 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (閑斉)
2021-10-19 14:55:45
いいですね。
外国で生活した日本人でも何ケ国語も話す方がいますが、ひとつの単語が重層になっているんでしょうか。
主語、述語の順序が違うのでそれも含めて重なっているんでしょうね。

苦労している日本人としては、翻訳機ができたのには驚きと感謝です。
conversational implicature(会話的含み) (榮久)
2021-10-20 03:50:56
コミュニティ(仲間)内での取り決め、
言外の意味、言葉が発せられた文脈「空気を読む」、
よく京都の「ぶぶ漬けでもどうどす?」があまり長居しないで、と言うような例えが

母語の文法は潜在意識にあるようですね

『人間が言葉を所有しているのではなくて
言葉が、これを理解する者たちを所有している。』

小説には文法でいう直接話法や仮定法

会話では曖昧と明晰、合理と不合理
しかし、何が何にたいして曖昧なのか
何が何に適って合理なのか・・・

不合理を信じる意識も
合理を信じる意識も
そのものが何であるかを
決して知り得ない。

日本の風土全体が、考えなくてもいい国に向かう
と最近は特に感じています。
Unknown (閑斉さんへ)
2021-10-21 12:14:54
一つの単語に上書きされていなく、
別の経路、ですね。
昔、一つの単語あたり重複させたことがありましたが、
余計に複雑になったので、
上書きする方法は破棄しました。

そのグーグル通訳、通訳ソフト買ってはありますが、
使ったことは無いです。
特にグーグル通訳は本当に笑えるます。
でも簡単な会話は役に立つでしょうね。
Unknown (栄久さんへ)
2021-10-21 12:32:49
難しい案ですね。
人間はことばを所有していない、これ真実
人の中に、美しく聞こえることばだけを使う人がいますよね。
良いことばだけをピックアップして
自分の人格のように多用している、そんな人に会うと
気分が雑になります。
余計な雑みたいな、
言葉を自分の特権のように乱用するみたいな、
怒りを覚えますが、
口にしたことは一度もないです。

ことばは選択できますが
選択しすぎると
ことばと分離されるみたいな、


ところで、今日は2コマ続きのレッスン日でしたが、
ピルエットがキレイにできました。(初めて)
妹さんに報告したくなったので、
この場をかりて書いておきます。
pirouette (榮久)
2021-10-23 07:29:49
身体を回転させることは
日常生活ではあまり有りません。

大人に成ってからのバレエ
その成長過程における身体的癖
(日常生活起因)の修正が大部分のようです。

桂蓮さんも通って来たと思いますが 
例えば
○ 股関節が上手く動かせず
 脚を動かす動作の時に骨盤が連動したり
○ 左のおしりの方が筋肉が弱く
 軸足にして動くときに身体がぶれやすい
○ 腕を受けに上げるときに肩が連動する脇の筋肉が弱い
内腿は内旋しやすく、膝下だけ外旋していく。
  等などと

2回転を目指してください、と以上 妹より
Unknown (榮久さんと妹さんへ)
2021-10-24 12:50:13
今日の午前中(土曜)にレッスンがあって、
妹さんが言及した全ての項目を先生からそっくり指摘されました。
信じられないほど、全く同じだったので、
私のレッスンを隠しカメラで撮ったのかとおもいましたよ。

水曜のレッスンでも似たようなことを言われたのでしたが、
今日は一人でしたので、
>内腿は内旋しやすく、膝下だけ外旋していく
その問題について時間凄く割けてもらって
直して(直さなきゃですが)もらいました。
>股関節が上手く動かせず
 脚を動かす動作の時に骨盤が連動したり<
それについても根本から厳しかったです。
脇の筋肉の使い方は、もう手番、常に指摘されるし、

身体的な癖、その問題については
もう毎回だし、

今日は特に、厳しかったので、
終わってから、さすがに落ち込みました。

股関節周りの筋肉の骨盤底筋を鍛えなきゃと真剣に思いましたね。
脇の筋肉や背中の筋肉は今取り込み中で、
恐らく、想定しているレベルに達するには
毎日1時間やって
2ヶ月くらいはかかると思います。
バットマンはやっと90度角度を超えましたけど、
とにかく、角度が1度(踵や趾)違っても
修正指摘が入るので、
フォンデュやフラッペでは
ずっと同じ指摘を受けていますが、
それが骨盤ジョイントの角度とその近辺の筋肉の問題だから
なかなか修正が進まないです。

でも、この前妹さんからのアドバイス
内腿(スッスや5番ルルベのときに)を意識することでジャンプ系のエッシャペ、アッサンブレなどが
少しよくなりました。


2回回転はあと一ヶ月くらいでいけるかなーと思っています。

主に、妹さん宛になってしまいましたが、
ピルエットができるようになった時に
一番報告したかったのは妹さんでした。



まあ、公安的な思考の方向性については
レッスンが終わって、
案題を一点に絞っていく作業はしています。
恐らく、栄さんと妹さんは
理解できると思いますが、
バレエの真髄を深く掘っていくと
坐禅の時の心境に酷似するところがありますよね。
公案に対面する(自らがかけた)過程と似ているというか、
問いをかけられて、答えを模索する過程と
本質的に似通っていますよね。



でも、今日で、直すべきところというか、
案に挙がった問題などが明確になりました。
本格的に、勉強もトレーニングも的を絞っていく必要を切実に感じました。
意識すること (のしてんてん)
2021-10-27 23:15:25
冒頭の言葉はとても深いと感銘いたしました。
意識しないで物事が動いていく。これは翻訳(ことば)だけではなく、武道や競技やアートなどすべてに通じる究極の境地かも知れませんね。

むつかしいのは、意識を無にすることは出来ないということでしょうか。
すると無の意識を育てる道しかないのかも知れない・・・・。
記事を読ませて頂きながら、自然にに私の頭が動いてしまいました。

「どこの国のことばなのかを意識しなくなる」
これが無の意識なのかも知れない。そう思いました。

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