毎年恒例、会社の先輩と行く若手の新春浅草歌舞伎です

松也君の代が昨年で卒業し今年からは橋之助くんをリーダーに世代交代です。

 

お昼前からなのでお腹が鳴らないように雷門横のスタバでケーキで朝食。

 

浅草公会堂へ移動します。1月なのでおめでたい感じで。

 

 

二日連続着物でお出かけなので着物は昨日と一緒の蛍ぼかしの小紋。

帯と小物は変えまして小林染工房の帯揚げに中村正のドット帯締めで。

 

本当は帯は時代物だから黒田官兵衛モデルの博多織にしたかったんだけど生地がしっかりしすぎてうまく銀座結びに出来ず。

昨日の今日で腰も疲れてるからお太鼓疲れちゃうしなと思って。

結局同じ博多でも柔らかい小市松の帯で銀座結びにしました。

コートっていう感じでもないから長羽織で。

 

恒例のパネルの前で

 

先輩が某カード会社の先行で筋書き付きのチケットを取ってくれていたので筋書きも貰いつつ、イヤホンガイドを借りまして、

恒例になっているイヤホンガイドキャラくまどりんをパチリ。

 
最初はお年玉口上、私の回は玉太郎君がご挨拶です。
若手では珍しく女形の拵えでの裃。
ちょいちょい焦りからカミカミにはなるものの壽々喜園の抹茶アイスを推していました。
 
さて、昼の部の第一幕は「絵本太功記~尼崎閑居の場~」
絵本太閤記は光秀が信長から理不尽な虐めを受けた日から謀反を起こし最期の十三日までの十三段から構成されていて尼崎閑居の場は十段目、つまり十日目に当たります。
 
話としては悲劇オブ悲劇オブ悲劇。
今と価値観が違うからさー。戦に行くことが名誉なんて考えられないよね。しかも討ち死に覚悟で。
 
話とは別の感想だけど、光秀役(歌舞伎ではちょっと名前変えてて武智光秀)染五郎君が思いのほか低く重みのある声が出ててびっくり。こういうお役もうまく出来るのねぇ。
すごいなぁと思ったのは玉太郎君の初菊。ちょっと後ろの方で涙を押さえた感じの格好の座った状態の前傾姿勢で15分位かな?そのまま。
背筋相当きついと思うの。フィジカルも鍛えられちゃう感じよね。
 
歌女之丞さんがいることで重みのあるお芝居でとて締まってよかったです。
ちょっといつもより年齢高め設定で操だった鶴松君も大人の女性の落ち着きが出ていてよかったと思います。
 
幕間は乗り換えの上野駅構内の駅弁屋でゲットしたチキン弁当~(*´ω`*)
唐揚げにチキンライスで美味しかったです。
 
二幕目は「仮名手本忠臣蔵~落人~」
橋之助君の勘平と私の推しのまるる(中村莟玉)のおかるの舞踊になります。
もうねーー久しぶりに激可愛い女子のまるるを堪能!!
ずーーーーっと見ていたい感じでした。さらに声が女子なのが可愛い女子を見てる感でいいよね。
 
勘平の橋之助君、目つぶった時に芝翫さんそっくりだ・・・・って思って。親子なんだなぁ。
面白キャラで玉太郎君も出てきますが、体がすらっとしてるのですが、掌と指も長い!
 
昨年までのメンバーから世代交代のわけですがそうはいっても半分位は今までの浅草歌舞伎にも入れ替わりで出ていたメンバーなのでいきなりガラッと変わったわけでもないのでそんなに違和感もなくという所でした。
 
この世代の成長が楽しみです。
 
観劇後は浅草寺にお参りです。浅草こんな感じ。

先輩とおみくじをひいてみました。

二人とも凶!多いとは聞いていましたがやはり。

ろくなこと書かれてないですꉂꉂ(ˊᗜˋ*)

来月同じ市内の今建てている新社屋に引っ越すのに、見合わせましょうとか書いてるよー。

 

先輩がおいもやさん興伸で大学芋を買っている間に屋根の上の弁天小僧菊之助を撮ってみたり。

 
最後に舟和本店の2階のカフェでお茶。
二人で芋パフェを頼みましたが、注文はQRコードから、伝票のバーコードを使ってセルフレジになっていました。
柄の違うパリッとした何かがついていた。結構お腹いっぱいになる。
ちょうど昨日ファンドオブザイヤー行っていた関係で投資話になりつつ先輩もそろそろNISAをやってみようと考えてるようなので、いつでも相談に乗りますよと言う話をして帰ってきました。
 
帰宅後の帯では福助はごろごろせずのんびり( ˘ω˘)スヤァ