まだまだバレエ学校動画あります。
最初の2本はただ片づけてる映像ですが
こんなのまで送ってくれなくてもいいのに…
でもみんな私語なく片付けてて偉いね。
15の映像では子どもたちがカウントとっているの聞こえるでしょうか？
小声で「１・２・３・４・・・」と数えています。
ロシア語ではカウントとるときなどは1がイチではなく「1回」という感じの意味合いになるのですね。
1をロシア語で調べると「アヂン」が真っ先に出てきますし
それで正解なのですがカウントや回数をたずねるときは「ラーーース」を使います。
ちなみに「日本に何回いった？」と聞かれたとき
「アヂンラース」と言えば「1回行ったよ」となります。
そしてこの「ラス」の「ラ」は巻き舌です。
ぅるぁぁぁぁぁ
みたいな感じに結構ガッツリ巻き舌します。
この発音をするときは「P」というキリル文字が使われます。
「ピーーー」ではなく「ぅるぅ」です。（巻き舌のR）
しかも巻き舌じゃない「る」もあります。
それが「л」です。
これは巻かないで舌を噛むように発音します。
この使い分けがいまだにできず
何でもかんでも巻き舌にしてしまうので
いつも怒られます。
巻き舌のほうが得意みたい。
人によっては巻き舌ができないこともあるそうなので
全くできないよりはロシア語使うにはよかったのかもしれません。
が
日本人からすると巻き舌にしようが噛もうが「る」は「る」でしょうに。
と思ってしまうんですがそうではないらしい。
もはや聞き取ってもらえない。
前後は一緒でも巻き舌か否かで違う言葉になってしまうこともあるからだろう…
飴と雨みたいな？日本語ではアクセントで変わるみたいな？
「お」と「を」とか「は」をはと読むかわと読むか？みたいなことはどの言語にもあって
学ぶ者を混乱させるのですね。
私は学んでいないのでロシア語ネイティブのほうを混乱させてますけど…
そうそう、カウントね。
カウントを取るのってクセになると
後でカウントとらなくてもわかるようになるんです。
カウントの話は何度かしていますが
カウントって取れないとどうにもなれないけど
いつまでも数えていると踊りにならないんですよね。
何とも説明しがたいのですが
バレエの姿勢と同じで音楽がカウントなしで理解できてきます。
そしてもっと大事なのが
そのカウントに体がついてくること。
子どもリトミックでカウントをきっちり取れるのに
そのカウントと体の動きがあってない！！
そんなことある？？って思ったんですが
そんなことあるみたいです。
私からしたら音楽にカウント合わせて「１・２・３・４・・・」言っているのに
そのカウントにズレてジャンプするとか至難の業のような気がしますが
普通の感覚だとそれで普通なのかもしれません。
私だって難しいことしようとしたら
カウントとれるのに動きが追い付かないこと、早すぎてしまうこと
そういえばありますもんね。
数えてそれに体の動きを連動させるというのも
しっかり訓練しないといけないらしい。
なんとなく音楽に合わせて体を動かせてしまえる人のほうが多いので
自分なりになってしまいがちですが
子どもたちのようにまずは頭の中でカウントを取る。
そしていつかカウントなしでも体が音楽に合わせられるようになる。
これは自分でアンシェヌマンを作るときに大いに活躍するスキルです。
パッと思いついた振り付けが音楽の中にぴったりおさまるように
頭の中で組み立てられるようになります。
これができると順番覚えるのも早くなります。ってか逆か？
バレエ学校ではどんなストレッチでも音楽をつけて行っているそうです。
どんなときもバレエの姿勢、つま先や膝を忘れないということもあるでしょうし
バレエは音楽とともにあるということを忘れないためでもあると思います。
もちろん授業だからですが
ストレッチや筋トレをタダのストレッチと筋トレにしない
有効な方法かと思います。
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