久しぶりに、家族で焼肉ランチに行った。

密にならないよう、お店は選んで。
そのお店は、隣り合う席の間にもともと壁があり、
それに追加してさらに高さのある仕切りになっていた。

しっかりコロナ感染予防対策されているなあ、という印象。

私たちが通された席の左側は先ほどの壁があり、
右側にも、仕切りはないがまた席があった。

窓側がソファー席で、2m以上離れたところに、ソファつながりで
またもう一席、というようなところ。

私たちが注文するころ、
そのソファつながりの隣の席に、老夫婦とその娘さんのような3人が
通されてきたところだった。

私たちが食事が届くのを待っていると、
そちらの3人は注文が終わったようだった。

ソファ席側に、私と夫が座っていて、
お隣の席でソファ側には、おばあさんと娘さんであろう女性が座っていた。

夫、私、間をあけて、おばあさん、女性
という順番。

私たちのほうに、順番に食事が届き、さあ焼こうか、というとき。

顔の、頬骨のあたりに冷たいものを感じた。
ん?液体?

一瞬、子供たちの飲み物か何かがかかったのかと思ったが、
夫もうわっという感じで顔を気にしていて、
二人であたりを見回すと・・・

隣のおばあさんが、外したマスクにスプレーボトルかなにかのアルコールらしきものをかけているところだった。

子供たちの飲み物はオレンジジュースで、
顔にかかった液体は無臭。

おばあさんは、自分のところのテーブルにかからないようにアルコールらしきものを
席の外側に向けてかけていた様子。

この間、数秒だったと思うけど、私たちの顔にかかったものはアルコールじゃないか?と判断した。

夫に小さな声で
「あれがかかったみたい・・・言ったほうがいいかな?」
というと
「中身が何か聞いて・・・」
とむっとした感じで帰ってきたので、私からおばあさんに声をかけることにした。

私「あのー顔に液体がかかったんですけど、中身なんですか?」

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おばあさん「それはごめんなさい!アルコールよ、害はないと思うけど」

女性(娘さん?)「さっきのボトル見せたら?」

おばあさんはボトルを見せてくれたけど、確かに、小分けにしたアルコールっぽい。
うちも、こうやって持ち歩いたことある。

私(害はないっていうか・・・目にはいったらかなり痛いんだよねこれ)

私「目に入りそうでしたよ~ 周りに気を付けたほうがいいですよ」

おばあさん「ごめんなさいね~害はないと思うから、気を付けます」

害はないから、ってところが気になったけど、
でもおばあさんは素直に謝ってくれた。

声かけてみてよかった。
またおばあさんがほかのところで誰かにアルコールかけないか、気を付けてもらえるきっかけになればいいし。

アルコール持ち歩いてマスクに吹きかけるあたり、予防対策に関心が高いってことだろうし。

食べ終わって、帰りに私たちのほうが先に席を立った時に、
また声をかけてくれて、娘さんも立ち上がって謝ってくれた。
私は「丁寧に謝ってくれてありがとうございました、お互い気を付けましょうね」というのが精いっぱい。

目に入らなくてよかった、七輪にかからなくてよかった。
子供たちにかからなくてよかった。

ほんとは食べ物にも入ったんじゃないかとちょっと気になったけど、
多分ほんの少量だろう、と目をつぶった><。

いい人で良かった~

と同時に、予防再作は大事だけど、その扱いに私も注意しようと思った出来事でした。

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