前回は専門家に甘えることで、
簡単に弱点が克服できる
という話をしました。
(前回記事→「甘えるバカが世界を回す」)
今回は弱点の見つけ方のお話。
そう!
実はここが一番難しいんです。
自分の弱点に気づくこと。
自分が思っている「弱点」と
周りの人間が思っている「弱点」が
必ずしも一致しない!
というよりむしろ、ほとんどの場合
自分が弱点と思いたいものを
「弱点」と決めつけて、勘違いして
いるのが現状でしょう。
高校のときに、
「鼻毛出てるよ」
とこっそり教えてくれた人は、
後にも先にもM君以外にいません。
でも、今でも帰宅して鏡を見たときに
「あっ今日一日鼻毛出てた!」
と気づいた日は、
両手の指では収まりきりません。
私自身、息が臭う人や食べ方が汚い人、
間違った言葉の使い方をしている人に
「○○ですよ」
と、その弱点を指摘したことは
ありません。
やはり、人間関係がギクシャクするのが
怖いので、その人の為になるとは思って
もなかなか言い出せないのです。
「私なんで結婚できないんだろ~」
なんてボヤくあの人にも、
「かまってちゃんの性格を直したら?」
「もう少し年相応の服装にしたら?」
なんて言えません。
「周りの男に見る目がないんですよー」
なんていう何の発展性もないことを
言ってお茶を濁すのが精一杯です。
でも、そう言われて満足しているのも
事実なんですよね。
本当の「理由」は聞きたくないし、
聞かせられたら、それこそ
「あいつは何にも分かってない!」
と怒り狂うだけです。
だからいつまで経っても根本的な弱点が
改善されず、取り残されていくのです。
じゃあどうすりゃいいの!?
聞きましょう!
あなたが信頼できる3人に!
‐聞き方‐
①場所は居酒屋がおすすめ
(カフェでもよし)
②自分の『改善した方がいいところ』を3つ言ってもらう
③そのあとさらに1つ言ってもらう
④さらに1つ言ってもらう
①
会社や移動中ではなく、
落ち着いて話せる場所がいいです。
お酒が入っていると本音が出やすい
ので、できればイイ感じに酔ってきた
頃合いを見計らいましょう。
②
最初から5つ言ってもらうのはNGです
逆の立場で想像してもらいたいのですが、
「ダメ出しして!」と言われても、
「可愛すぎるところ」
「(スタイルが)細すぎるところ」
「おしとやかすぎるところ」
なんていう生ぬるいことしか言わないの
ではないでしょうか?
これはダメ出しではなく、
単なるお世辞ですよね。
それを見越して最初に3つ、ダメ出し
という名のお世辞を言ってもらいます。
③
そして、「もう1つ言って!」
と追加注文することで、ようやく
本音が出てき始めるのです。
特に女性は「お世辞ストック」
が豊富です。
まずはストックを吐き出させましょう。
(観察力が高いので、隠れたあなたの
魅力を教えてくれるかもしれません。)
そこで、4つ目を言ってもらうのです。
ここからが本番なのです。
④
そこで、
「自分のことばっか話し過ぎだから
聞き上手になろう」
なんて言われても、嫌な顔しないこと。
嬉しそうに目をキラキラさせて
「うんうん、それでそれで?」
と続きを話してもらうこと。
そうすると相手は
「怒ってないな」と安心するので、
5つ目をリクエストしても
本音で教えてくれるようになります。
‐なぜ3人に聞くのか‐
3というのは非常に大切な数字です。
3人いれば、1人は違う意見の人が
いるものです。
2人に「○○だよ」と言われると
それが唯一の「真実」だと
思い込んでしまいがちです。
そこで、また別の「△△だよ」という
意見を聞くことで、『思い込みの暴走』
を止めることができるのです。
3人に同時に聞くのではなく、
それぞれ別のタイミングで聞くように
してくださいね。
場合によっては
「もっとガツガツ行ったほうがいい」
「もっと受け身に徹したほうがいい」
なんて正反対のアドバイスをもらう
かもしれません。
でもそれでいいのです。
人はなかなか1人では俯瞰で見る
ということができませんが、
3人に話を聞くことで視野が広がる
のです。
その中で、あなたが
「この意見は聞いていて心地いい」
というものがあれば、取り入れてみて
ください。
人は「正しい」と頭で理解しても、
自分の心が
「心地いい」
「やりたい」
と思わなければ、
身体が動かない生き物です。
客観的な意見を聞くこと、
主観で気持ちよく生きること、
このバランスを上手にとって、
『新しいあなた』になっていけたら最高ですね!
↓読んでくれてありがとう♪ ↓