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ヒアルロン酸が吸収されるにつれて、鼻筋や鼻尖の美しいラインは徐々に消えていきますが、
ヒアルロン酸が溶けてドロドロと左右に広がり鼻が太くなるようなことはありません。
美しい涙袋は、徐々に元に戻っていきますが、
ヒアルロン酸は溶けてドロドロと下へと広がる訳ではありません。
では、なぜ時間経過とともに鼻や涙袋が太くなったと感じるのでしょう?
それは、ヒアルロン酸注入時に、
もうすでに太く注入されているのです。
誤った種類のヒアルロン酸を、
誤った深さに、
誤った量を、
誤った注入方法で注入されてしまっているからです。
鼻へのヒアルロン酸注入のポイント
鼻筋に軟らかいヒアルロン酸を多量に注入した場合、
ヒアルロン酸の圧力により垂直方向へ皮膚は押し上げられ、一時的に鼻筋の美しい光のラインが出ますが、
同時に左右方向へもヒアルロン酸は広がっています。
この鼻筋の光のラインの美しさのあまり、
その時は鼻が太くなっていることに気づかないのです。
ヒアルロン酸が馴染むと皮膚への圧力が弱まるため、
鼻筋の光のラインは減って感じてきます。
そうすると、相対的に鼻の太さだけが残ってしまうため、これをヒアルロン酸が溶けて左右に流れて太くなったと感じてしまう訳です。
ヒアルロン酸注入で重要な事は、
注入部位・目的に応じた、
素材、深さ、注入量、注入方法です。
①ヒアルロン酸の選択
鼻は、鼻骨および鼻軟骨が山のように皮膚を下から押し上げているため皮下組織内の圧力が非常に高く、常に左右へ押し潰そうと力が働いています。
特に鼻尖は真皮も厚く硬いため、非常に強い圧力がかかっています。
軟らかいヒアルロン酸ではこの圧力には太刀打ちできず、すぐに左右へと潰され鼻は太くなってしまいます。
クレヴィエルコントアやボラックスレベルの高硬度ヒアルロン酸や、レディエッセが必須となります。
最近よく、他院で鼻のヒアルロン酸を受け、鼻が太くなりご相談に来られるのが、ボリューマを注入された方です。
ボリューマは、最も長期持続性(1〜2年)を謳うヒアルロン酸ですが、美しい鼻筋のライン作成には不向きのヒアルロン酸です。
頬や額には最適な質感・ボリューム感ですが、
鼻に注入するには軟らか過ぎます。
長持ちだから硬い、という訳ではないのです。
②ヒアルロン酸注入の深さ・量
一般的にヒアルロン酸は、
浅く注入し形・ラインを出し、
深く注入しボリュームアップを狙います。
鼻根〜鼻背の深い層に注入すると、
これはプロテーゼを挿入する層で、皮下組織がルーズなためヒアルロン酸は皮下組織のスペース内にどんどん入ります。
営利目的のクリニック・ドクターは、あえてこのスペースに大量注入していると言っても過言ではありません。(中には深さすら知らずに注入している無知なドクターも…)
高さ・ラインを出す為に深い層へ大量注入すると、
太く高い、まさにプロテーゼのような鼻形成となる傾向があり、
好き嫌いは別れますが、
ナチュラル志向の方にはやはり不自然な太い鼻と感じます。
注入時の光のラインは吸収とともになくなるため、
深い層のボリューム感のみが残り、
鼻の太さだけが強調されてしまうのです。
深さを分けた、微量ずつの注入により、
太くならずに高さを重ねていく、
「雪だるま式」「だるま落とし式」のヒアルロン酸注入が最適です。
当院では、0.2〜0.3ccのヒアルロン酸を3〜6ヶ月おきにカニューレでライン状に積み重ねていくことをおすすめしています。
これにより、常に美しい鼻筋の光のラインがキープでき、しかも鼻が太くなることはありません。
③ヒアルロン酸の注入方法
美しい光のラインの通る鼻筋、
ツンと高い鼻尖のカーブ等、
お客様のご希望の鼻に形成するには、
深さを使い分けた、かつ微量ずつのヒアルロン酸注入が必須です。
鼻根部や鼻尖の高さ形成には、
やや深めよりポイントでの持ち上げ、
鼻背のライン形成には、
真皮直下を浅く、かつ浅過ぎず、
カニューレを用いた一直線の途切れない注入、
たった1ヶ所の刺入点から、
これらのコンビネーションテクニックを駆使し、
極少量のヒアルロン酸で、
かつ短時間で美しく仕上げるのです。
このヒアルロン酸注入には非常に高度なテクニックが必要で、
かつ鼻の皮膚血流を悪化させない注入圧をコントロールする手先感覚は、
ヒアルロン酸注入の経験値からしか得られない感覚です。
さらに、
カニューレ針(鈍針)を使用する場合と、
マイクロニードル(鋭針)を使用する場合でも、
注入方法は全く異なります。
カニューレの最大のメリットは、内出血や血管注入リスクを下げることではありません。
ヒアルロン酸を途切れる事なく、一直線に均一に微量注入できることです。
マイクロニードルでは、いかに水平に流して注入しても、ヒアルロン酸は途切れ途切れの、いわば点の集まりのラインとなります。
かたやマイクロニードルの最大のメリットは、狙った深さの層にピンポイントでヒアルロン酸を届ける事ができる事です。
カニューレが一定の層に均一に注入するのと比べ、部分的なくぼみや突出を作るのに適しています。
カニューレテクニックをマスターすると、
全ての深さへカニューレ1本で自在に行えるようになります。
もちろん、マイクロニードルでも美しい鼻は形成できますが、やはり刺入点が増えてしまうため、痛みと内出血リスクが高まるのが難点です。
鼻尖にヒアルロン酸を注入してはいけない事はない!
特に鼻尖へのヒアルロン酸注入は非常にデリケート、
かつ壊死のリスクの割にヒアルロン酸注入量は微量、
このため、大半のクリニックでは断られます。
「鼻尖は危ないからヒアルロン酸注入してはいけない。」
のではなく、
割に合わないので注入したくない、
技術的に未熟で注入できないのです。
もちろん、どれだけ安くお得に感じても、
そのようなクリニックではヒアルロン酸注入を受けてはいけません。
リスクも増え、
鼻も太くなり、
さらに注入量も増えて結局は高額になり、
さらにヒアルロン酸を消すために高額なヒアルロニダーゼ代金まで請求されている方がいかに多いことか…
「高い勉強代だったわ。」では済まされません。
鼻ヒアルロン酸は、鼻根部から鼻尖にかけて全てを形成して初めて美しい鼻となります。
鼻根部にばかり注入されて、
決してアバターにならないように…
涙袋ヒアルロン酸注入のポイント
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