秋は美味しいものがたくさんあり、「ついつい食べすぎてしまって・・・」というお話をよく聞きますが、なぜ秋は美味しいものが多く、食べすぎてしまうのでしょうか?

■過ごしやすい気温になり、夏の暑さで弱っていた胃腸が回復し、食欲も戻ってくる時期だから。

■「収穫の秋」というように、秋には多くの作物が収穫の時期をむかえるから。

など、理由は他にもいろいろありますが、やはりそこは四季のある日本ならではですね。

さて、今回は「収穫の秋」におすすめのチンゲン菜を使った簡単献立を紹介します。

チンゲン菜


中華の炒め物やお浸し、汁物などオールマイティに活用できる「チンゲン菜」。
ビタミンEビタミンCβカロチンなどのビタミン類だけでなく、カリウムカルシウム・鉄分などのミネラルも多く含みます。

βカロチン
ピーマンの約6倍。活性酸素の働きを抑制して免疫力UP

ビタミンE
抗酸化作用やコレステロール値の改善効果

ビタミンC
風邪の予防や疲労の回復、美白・肌荒れなどに効果あり。高温でさっと炒めるとビタミンCの損失も少なく、油と相性の良い野菜。


カルシウム
含有量は野菜ではトップクラス。卵やたんぱく質を多く含む食品と一緒に摂るとカルシウムの吸収率がUP


たまご



タンパク質や脂質類カルシウム、鉄分など様々な栄養素を含有しており、不足しているのは、ビタミンC食物繊維くらいと言われる完全食品です。

人体では合成することができない8種類の必須アミノ酸バランスよく含む、高タンパク食品でもあります。

タンパク質は私たちの筋肉や血液、髪の毛、爪などを作る材料となる重要な栄養素であるだけでなく、タンパク質を多く含む食品は満腹感を持続させやすいという研究結果もありますので、ダイエット中もタンパク質を含む食品をしっかりと摂ることが重要です。

チンゲン菜となめこのたまご炒め

【材料】
◆チンゲン菜 1把
なめこ 1袋
たまご 2個
マヨネーズ 大さじ1/2
◆塩コショウ 適量
◆油 大さじ1
ごま油 大さじ3
◆中華だし 小さじ3

【作り方】
1.たまごは容器に割り入れて、マヨネーズ大さじ1/2と塩コショウを加えます。
2.油を熱したフライパンに1.の溶きたまごを入れ、大きめの炒り卵を作り、取り出します。
3.チンゲン菜は葉と茎の部分に分けて、食べやすい大きさに切り分けます。
4.フライパンをふいてごま油を熱し、なめことチンゲン菜の茎の部分から炒めます。
5.茎の部分に火が通ったら、葉の部分も入れます。
6.葉の部分がしんなりとしてきたら、3.の炒りたまごを戻し入れます。
7.中華だしで味を整えます。

「チンゲン菜に含まれるβカロチンキノコ類に含まれるビタミンDは、脂溶性ビタミンですので、油で調理すると吸収率が高まります。今回のような組み合わせは、それぞれの食品が持つ栄養素が豊富だけでなく相乗効果が期待できます。積極的に日常の献立にも取り入れてみてくださいね。」

ビタミンやミネラルが豊富で炒め物や汁物などオールマイティに活躍する食べ物とは


(出典 news.nicovideo.jp)