アスペルガー症候群と「情報封鎖」 | 週刊山手心理相談室

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大阪市のカウンセリングルーム山手心理相談室(ミュゼ・アルディの登録商標です。他の方の使用はお断りしています)の社員ブログです。夫婦・発達障害・依存症・アダルトチルドレンに関するカウンセリング記事を中心に投稿します。

①「キングダム」の人気No1「李牧」さんの得意技は「情報封鎖」だそうです。自分の

 軍隊のことは完全に伏せておいて、北の「匈奴」を壊滅するといった策士です。でき

 れば、最終章で昌平君と一緒に楚の軍師として復活してください。

 

②「キムタク」さんが島崎和歌子から「私は最近すごく老けたなと思うのが、よく躓く

   し、ごはんを食べるとむせる。そういうのは感じない?」と質問サレテ、「老い、感じる

   けどね。今までいろんな現場でしてきたケガが蓄積してて。全然痛くなかったところ

   が『痛いな、これあのときのケガだな』とか。老いというより、経験してきたものが

   響いてきてる、みたいな」と明かしたそうです。

 その話に、SNSでは『「老い」を木村拓哉が語ると 「経験してきたものが響いてる」

 になるのか… カッコよすぎる》《私も何十年後かに老いを感じたら、キムタクみた

 いに「経験してきたものが蓄積してきた」なんて言ってみたいなあ》と称賛の声が。

 

 

 

ところが、現実世界での「情報」はとても大切なツールで、その情報を①うまく受け取る

 

ことができるか②受け取ったものをうまく利用できるか・はふだんの生き方や人生設計

 

に大きな影響を与えます。

 

受け取る能力は人それぞれなのですが、自閉症スペクトラム障害(特にアスペルガー

 

症候群)の方は、本来なら入ってくる「感情的な情報」がまったく(に近いほど)入手

 

できません。

 

①食事の時「いただきます」「ごちそうさま」を言う必要を感じなかったので。結婚して

 

 から姑一家との関係が悪化した。

 

②小学生時代、「トイレに行きたいです」と言えないばっかりに、教室でおもらしして

 

 しまった。

 

③「おはようございます」と言う意味が分からなかったので、社会人になって「傲慢大王」

 

 と呼ばれた。(実は「傲慢(ゴーマン)」の意味も分かっていない)

 

 

これらは、本来右脳側で感じ、それを前頭葉で調整する機能に「情報封鎖」が起きて

 

いると考えられます。

 

それらを改善することは可能なのですが、医療機関では「発達障害だから治りません」

 

と告げられることが大半でしょう。

 

発達障害すべてを改善することはできませんが、コミュニケーション能力はアップする

 

ことができます。興味をお持ちの方は、ぜひ一緒に頑張りましょうね。

 

 

 

 

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