読んだ作品がこれ
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この作品は確かテレビで…紹介されてたのを見て、面白そうかも~と気軽な気持ちで読み始めたのですが、面白かった…!
富士山の見える町で介護のお仕事をして暮らす日奈と海斗が主人公です。
お年寄りの世話をして、町に唯一あるショッピングモールで買い物する毎日だった日奈ですが、介護の専門学校のパンフレットを作る宮澤があらわれ、二人の生活は激変。
宮澤を追って身軽に町を出ていく日奈と、家族を支えるために町に縛り付けられる海斗。二人はもう交わることなく生きていくのか…。
ってなストーリーですが、海斗の抱える閉塞感がスゴイ。
いっそ何もかも捨てて町を出たいけど、そうできない重い事情、やりたいことがあっても家族のために自分のことは後回しにしなきゃいけないのに、恩恵を受けながらヘラヘラ生きる弟…(-_-;)
マジでムカつく笑
最近は時代物(と、マンガ笑)しか読んでなかったので、現代が舞台の小説は久しぶりで面白かったです
窪美澄さんの作品は初めてだったのですが、めっちゃ読みやすくて、忙しくて疲れてる人(私だ…(-_-;))笑でも飲むように読めます!笑
どうにもならない閉塞感で悩んでいる人や
私、このままでいいのかな?と悩んでいる人にも!
介護のお仕事している人も、
共感できるかもしれません
しかし何かを背負うって
本当、大変なことだなぁ~