先日のこと。ホテルオークラから河原町御池の景色を眺めていて、以前は工事中でどんな街並みになっていくのかと楽しみにしていた事を思い出した。
新しいビルができて日が経つと、長らく工事中だったこともすっかり忘れてしまう。だから工事の前に何があったかなんて、思い出せない事の方が多い気がする。
御池通は道幅が広く街路樹も美しい。曇り空でも緑が鮮やかだ。
交差点の南東角の銀行のビルと、南西角の隣のホテル本能寺がその頃より新しくなった。といっても2017年頃だから、もう何年も前だけど。
これは2017年にホテルオークラから撮った写真だ。こんな感じだったよね？
懐かしい！だってまだ以前のホテル本能寺のままだもん。
ホテル本能寺はこんなんだった！たまたま以前に撮った写真があったから思い出せるけど、すっかり忘れてた。
こんな風に、京都の街並みはどんどん変化していく。変化に気がつかない事の方が多いけど、考えてみればあそこもここもという感じだ。ここ数年のうちに随分たくさんホテルができたし、商業ビルも新しくなった。街が便利でオシャレになっていくのは嬉しいけど、時々寂しく思う変化もあるにはある。
たまたま撮った以前の写真と比べて見ると面白い。だから変わりゆく街並みの中に“レトロ建築”といわれる古い建物を見つけると、何だか嬉しくなる。明治や大正、昭和の写真の中にその建物を見つけた時は本当に感動してしまうのだ。レトロ建築、やっぱり好きだなぁ！
よろしければお願いします！
