ブルグミュラーコンクール2024🗼東京ファイナル

ブルグミュラーコンクール

昨年行われたブルグミュラーコンクール東京ファイナルのレポートを書いていなかったので、今更感はありますが、書き残しておこうと思います。

ブルグミュラーコンクール
東京ファイナル
- Ａくん (小4)：入選
- Ｋちゃん (中3)：入選
さいごに

東京ファイナル

今回、門下生からは二人が東京ファイナルに出場しました。コンクール出場によって、それぞれ成長の機会をいただいたと感じます(*´ω`*)

Ａくん (小4)：入選

Ａくんは小学３・４年生Ａ部門に挑戦しました🦋

歌心があり上手な子で、ブルグミュラーの「25の練習曲」も教材で進めてはいるのですが、今回はより気持ちが乗りそうなバスティンの『スペインのギター』を選曲しました。

地区大会のときには、先生方から「よいものをお持ちです！」「かっこよかった！ブラボー！」「意欲的な演奏♡」と褒めていただき、Ａくんの力を発揮出来ていました🔥🔥🔥

しかし、ファイナルまでモチベーションが保てなかったのか、本番２週間前に何故か急にテンポがガクンと落ち、ペダルが上まで上がらない状態に(｡Дﾟ)💦

レッスンで注意すると必ず直るのですが、直前のレッスンでもまた同じ状態に逆戻り。テンポとペダルは基礎的に大事なことなので再三注意して送り出したのですが、本番後、お母様から「先生が言われていたようにペダルが濁った😩‼️」と連絡が。結果は入選。も〜〜、何で〜〜！？上手なのに、何でそんな基本的なところをしっかり直さないんだ😭😭😭

コンクール後のレッスンで、お母様が「ミスして一瞬止まるし、明らかに練習不足！地区大会のほうが上手だった！😡💢」と悔しさを露わに。本人は涙目。

講評用紙を見せてもらいましたが、審査員全員からペダルの注意をされた上で(よっぽどじゃん😓)、「とても表現力があります」「思い切りのよい演奏」「あなたのパワーは偉大ですよ」「たっぷり歌えました」「曲の雰囲気をよく感じた演奏」と、Ａくんの上手さは伝わったのだということが、読み取れました。先生方が優しくて泣ける…( ;ᯅ; )

ペダルがちゃんと出来た上で評価して欲しかった……という無念さは残りますが、かなりの先生に「ペダルが濁ったのが惜しい」「残念」と書かれていて、少し気持ちが救われました。本人は「きちんと気をつけないとこういうことが起こる」ということ、また「練習の大切さ」を実感する良い勉強になったと思うし、良いものを持っているので、次は発表会で是非力を発揮してほしいと思います。頑張りました！
　

Ｋちゃん (中3)：入選

Ｋちゃんは中学受験を機に退会していたのですが、中学３年生になって「やっぱりちゃんと習いたい。力試しにコンクールを受けてみたい」と、今年度またお教室に戻って来てくれました。

初めてのブルグミュラーコンクール。
練習を頑張って、レッスンでもどんどん上手になりました。

東京ファイナルでの演奏順は、最終グループのほぼ最後Σ( ˙꒳˙ )
結果発表後、お母様から「入選でした」と連絡が来たときは何かあったのかなと心配しましたが、本人としてはミスもなく、楽しく演奏出来たようです。

ファイナルの審査員は５人で、全員の平均点で結果が決まります。入選だったので、さぞ厳しい点数だったのだろうとＫちゃんの講評用紙を見ると、意外にも高評価。４人の先生からは高い点数をいただいていました。
講評用紙にも「理想的な演奏です！全て表現しきりましたね！ブラボー！」「勢いと推進力があります」「鋭さと軽やかさがあり、よくまとまっています。音楽も感じられ、メリハリ良くまとまっています」など、コンクールでこんなに褒められてるの見たことないかも、と思うくらい褒められていました。

入選の結果を見て、本人は悔しくて、涙が出て、しばらく動けなかったそうです。
Ｋちゃんの努力が結果に結びつかなかったことは私としても大変残念ですが、審査員の先生方に、一日中ほぼ全員の参加者の演奏を聴いた上でこんなに褒めていただけたこと、自信にして良いと思いました。コンクールって、色々あるからね…。個人的には今回の結果はそんなに気にしなくて良いのではと思います。

何より地区大会で「緊張して少しミスしちゃいました💦」と言っていたＫちゃんが、ファイナルの大きな舞台でノーミスで堂々と実力を発揮できたことは大きな成長でした。Ｋちゃんのベストは尽くしたよ。頑張った！立派な演奏でした！！👏👏👏

そしてＫちゃんはこの後、この悔しさをバネに、中学校の合唱祭で、全学年の中からただ一人だけ選ばれる「伴奏賞」を見事受賞しました。プロの音楽家を招いて審査していただく豪華なイベントだそうです。すごい！！おめでとう🎈✨✨
　