私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ。タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!さらに地元の生き物探しへ!

キアシシギ Tringa brevipes

2022-06-26 10:29:09 | 鳥類
2022年6月26日(日)

キアシシギ Tringa brevipes

20220511

カラスより少し小さいくらいだろうか。
黄色い脚もなかなかいいが、首から脇腹にある灰黒色の波型横斑が渋い。
この波型横斑が腹全体まで広がってるのがメリケンキアシシギという別種だそうだ。

タナゴ類どころか、川も海もすっかり釣れなくなって・・・
遊び半分の釣りは自然回復するまでは極力やめることにして・・・
その間せめて散歩がてら、自分の暮らす地域のいろんな生き物たちを見て歩こうとして3年目。
やっと出会えた「春秋に普通にみられる旅鳥」と書かれてるシギ。

地元の河口に沿った散歩ロードにもコイツが渡ってくることが写真を添えて掲示されてるのに・・・
その河口干潟へは10数年以上通い続けてるのに・・・
見ることも見ようとすることもなかったシギ。

この日、干潮から潮が満ち始めるまで歩き続けて、ヘロヘロになった頃、偶然が重なってやっと出会った。


やっぱりいるんだ!
計3羽、なるほどね。
よほど見ようとしなきゃ見えんわ!
画像はズーム拡大してるからわかりやすいけど
実際は小さくて遠くて、すっかり背景に溶け込んでるから。

軟泥干潟から離れた少し礫の混じる辺りでイソガニ類(?)を追いかけて食べていた。

夏はシベリア北東部などで繁殖、冬は東南アジア・オーストラリアで越冬するために渡り
その中継地として春秋に日本を訪れるらしい。
また、ピューイ・ピューイ・ピュピピピピなどとよく鳴くそうだ。
だから、英語ではAsian Wandering Tattler(アジア放浪饒舌家)なんてな名がついてて
脚が黄色いなんてことには一切触れてないのがおもしろい。
ちなみにグーグル翻訳ではGrey-tailed tattoo(灰色尾羽のラッパ音?入れ墨?)となってたのは他地域での別名だろうか?

さてさて興奮冷めやらぬまま4日後、知人を誘って出かけたら、数も増えていて
観察した地点以外の軟泥辺りにも

20220515
遠い流心付近にもポツポツといて


「なっ! 見に来てよかったろ?」
「そうじゃなあ、ま、誘われて見られたのはほぼ初めてじゃけどな!」と悪態をつかれ
ま、その1週間後にはすっかりいなくなってたからね。
はやく誘ってよかったよかった。

コイツらも食う物食って栄養を貯えたら、すぐにWanderingするんだなあ。

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