昨日10日の午前9時の時点で31℃、
用事を済ませて戻ってきた午前11時で34℃。
以前は暑い京都でも午前中は25℃前後だったが、
今ではすでに30~35℃で推移している。
厳しい日常生活が続くが、日本国の状態は更に酷い。

平成元年から約9倍に増えようとしている国の借金。
1989年にあった国の借金161兆円、
2022年度末に1411兆に達する可能性があるとしている。
2000年代、緊急の国の課題この借金を減らす事ににあったが、
小泉政権2001年538兆円~2006年827兆円、
安倍第二次政権2012年959兆円~2020年1,114兆円。
減らすどころか大幅に増やしてしまった、何やってんの!

これが世界一の借金大国の紛れもない実態で、
これで日本の国力が増していればここまで指摘する必要もないが、
見ての通り、この途方もない借金は若者、
間違いなく次の世代、その次の世代まで受け継がれる事になる。

国家が抜き差しならぬ事態になった時には
この無策な政権を担当した当事者は現場にはおらず、
この責任を負わされるのは、日本国民となる。
日銀の黒田総裁も国民の目を逸らす為に、
時限爆弾のような政策を頑なに固執しているが、
おそらく退任後にその時限爆弾が破裂しそうだ、恐ろしい。

半世紀前に政権のたかりの仕組みが問題視されていたが、
すでに識者は国が亡びるパラサイト国家の警鐘を鳴らしている。
この件で書き出したらキリが無いが、取りあえず現自民政権下では、
解決できないのは、この三十年間の推移をみれば一目瞭然。


この暑さで昼間の撮影などとてもできないが、
太秦天神川近くの店に午前中に伺う予定で10時前、
まだ開店していなかったので、近くの蚕ノ社に参拝。



久しぶりの白木の鳥居である。




嵯峨野・太秦周辺は渡来系氏族の秦氏が開拓した地で、
広隆寺、大酒神社、松尾大社、蛇塚古墳など、
関係寺社・史跡が知られる事から、
木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)、
通称、蚕ノ社は秦氏ゆかりの神社として知られている。



秦氏は桂川の葛野大堰に代表される治水事業、
土木や養蚕・機織・染色技術、
はたまた酒造、建築にも優れた技術を持ち備えていて、
桓武天皇即位による長岡京、
平安京造営に技術と共に財政的に協力したとされている。









5年前に伺って以来、実は35年前に二回ほど伺っている。







何が目的かと言えば、この三柱鳥居を確認する為、



この石造の三柱鳥居は上から見ると正三角形が確認され、
ユダヤとの繋がりを示唆するものとして興味を持ち、
あくまでも野次馬的なモノだが( ´艸`)。



謎の渡来人秦氏は百済からの帰化人、
それ以前は中央アジアの弓月国に住み、
原始キリスト教(ネストリウス派・景教)を信仰し、
「三位一体論」を鳥居に表現した説もある。



又、イスラエルの失われた10支族の一族が秦氏、
日ユ同祖論に繋がる起点だが深堀はしない。






三柱鳥居の謎は今でも語り継がれ、
三井家が三柱鳥居の再建に深く関わっているとか、



三角形のそれぞれの線上に秦氏ゆかりの社・古墳、
南東の伏見稲荷大社、南西の松尾大社、真北の双ヶ丘、

 



秦氏は京都の太秦を本拠地としていたが、
その一部は大分の宇佐に住み、
ヤハダ神を信仰し八幡神社を創設、
それが全国の八幡宮の総本社の宇佐八幡宮。
Yahawadaとはアラム語で失われた支族のユダ族を意味するらしい。



ここで面倒な話になりそうなのでここまで( ´艸`)。
いづれにしても、秦氏の作り上げた信仰装置、
宇佐神宮を総本社とする日本最大の約44,000社、
伏見稲荷大社を総本社とする稲荷神を祀る約3万社。
渡来人の知恵と信仰が今でも日本全土で支持されているのは驚きだ。

地球も日本も瀬戸際に置かれているのは周知の事実。

これを切り抜けるのには相当の覚悟と知恵、協力が必要。