「田んぼの持ち主様へ 
カエルの鳴き声による騒音に毎年悩まされています。
鳴き声が煩くて眠ることができず非常に苦痛です。
騒音対策のご対応お願いします。近隣住民より」
こんな苦情の張り紙がリツイートを騒がしているらしい。

実際、梅雨時期の鳴き声は気が狂いそうになる位うるさい。
しかし、カエルとは日本、否、全世界に生息している身近な生き物。
特に日本は棲息に適した池や水田が多かった事から、
『万葉集』、『古事記』、国宝『鳥獣戯画』で取り上げられる等、
又、芭蕉の「古池や 蛙飛び込む 水の音」、
一茶の「やせ蛙 まけるな一茶 これにあり」等は馴染み深い。
数年前に実際にカエルの鳴き声で裁判を起こした方もおられる。
しかし、東京地方裁判所はカエルの鳴き声は自然音であり、
騒音には当たらないとして、
近隣宅の池に棲むカエルの駆除を要請した住民の訴えを却下した。

そもそも池や水田のカエルは昔から生息していて、
訴えた住民が後に引っ越してきて、元々あった環境に文句をつける。
周辺に池も田んぼも無い住宅地はいくらでもあるので、
文句を言う前に住まいを探したほうが手っ取り早い。
大体生き物は食物連鎖の一端を担って共存共生いるもので、
人間こそ食物連鎖から逸脱した特異な生き物で、
尚且つ地球環境を破壊し、動植物を貪りつくす厄介な生き物?
その上文句を言う、どんなにお偉いお方なのか?
田んぼとは日本の低い食料自給率の中でも
唯一100%を誇る米を作っている大切な日本人の生命線。
その聖域と守るカエルはある意味神の使い、

そう思えば鳴き声も心地よくなるかも( ´艸`)。

ゲロゲロと 無知が飛び込む SNS


紫陽花の見頃はまだと思いつつ、
真如堂の赤門を潜る。



いつもの通り、右手の参道を上がる。











早咲のガクアジサイが咲き出していた。











この辺からボツボツとブルーをメインに鐘楼まで続く。











鐘楼周りに密集しているが、この時点では一輪も確認できなかった。












一ヵ月前に本堂横の藤棚を確認して、
登り藤の見頃の時に伺うつもりであったが、






最も紫陽花が充実しているのはやはり、経堂周りのあじさい苑。



その手前、










ここでも咲き出したばかり、











入り口は紫陽花の葉で鬱蒼としているが、











裏に回り込むと、ピンク、赤、白、紫の花が、










意外と、










咲き出していた。












新緑がまだイキイキと輝いている。











本堂裏のモミジの成長は申し分無さそう、







手水鉢にはやはり紫陽花。



この分だと6月上旬から中旬、

いつになく華やかな見頃を迎えそうだ。