興正寺、紅白の梅

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昔、アメリカテレビ番組の『三ばか大将』なる喜劇が放送されていた。
アメリカ制作のテレビ番組はほとんど目にしていたので、当然見ていた。
石頭のカーリー、カラ威張りのモー、ポンコツのラリー。
見るからに滑稽なのだが、全くオモシロくない、笑えないのだ。
それでもアメリカ制作の番組には、『宇宙家族ロビンソン』
『スパイ大作戦』『スタートレック』『タイムトンネル』『トワイライト・ゾーン』
『ベン・ケーシー』『ルート66』『ナポレオンソロ』『アダムス・ファミリー』
『奥さまは魔女』『逃亡者』等数々、映像、脚本、演出、俳優のキャラクター、等々
その時点でどれをとっても日本のテレビ番組に10歩も100歩も先を行っていて、
アメリカ番組には絶大な信頼と希望を持っていたので、何故か見続けていた。
『ザ・モンキーズ』はビートルズを手本にして編成されたロックバンド。
ロックと言うより、典型的なアイドルグループバンド。
演奏の傍ら日常のドタバタを描いたコメディだが、
これも全くオモシロく無かったが、合間に流れる演奏だけが、
この時点では貴重な映像だったので、やはり見続けていたが、
笑いと言う点では全く興味をそそらなかった。
関西人は古典的には松竹の藤山寛美、新規ではラディカルな吉本が
身近にあったので、アメリカのコメディだけは退屈でお粗末極まりないモノだった。


現代のアメリカ『三ばか大将』は、いい加減な言動、行動からして、
トランプ大統領、イーロン・マスク、バンス米副大統領になるのか?

自らは高笑いしているが、聴衆にとっては面白味も無い悲劇。
日本にもよく似た人達がいた。
安倍元首相、黒田元日銀総裁、麻生元財務大臣、
安倍政権約9年"アベノミクス"、"三本の矢"。

第一の矢:大胆な金融政策
第二の矢:機動的な財政政策
第三の矢:民間投資を喚起する成長戦略

美しい日本、失われた30年を取り戻す、なんて事を言っていたが、
この安倍政権下、実質の労働力の低下、賃金格差、一極集中化止まらず、
大企業の社会性モラルの低下、同様に突出する政治家の社会性モラルの無さ、
主食であるコメさえ危うい、いつの時代でも主食の安定供給を守るのは政府の重要な役目、

政権に繋がりの深い資本家、企業にしか手を差し伸べないのは政府としては失格。

ガソリンも同様、光熱費、それから派生する全ての生活必需品が値上がり、

生活満足度、治安の悪化は進むばかり。
スイス、英国、アメリカに習い金融、投資国家を目指そうとしていた9年、
ギャンブルで言うと元締めが莫大な財力を持った時点で、
それから加わる参加者はハゲタカの餌食になるのが見えているが、

ここにも年金の莫大な財源が投入されている。
行き過ぎた投資は国も自然も蝕み、国民自体も窮地に追いやるのを、
国民はもっと自覚しなければならない段階に来ているのだろう。

金融、投資の莫大な資金源はユダヤ財源、それに加えオイルマネー、

実働部隊は多国籍企業、彼らが求めるのはいかにして短時間で利益を上げるか、

そこで農業を始めたとしても、生産性を上げる為に農薬を用い、

数年後不毛の土地なったらその地を手放す、その国が秩序が乱れ、

治安が悪化しても、そんなの関係無い、土地に愛着が無いからその土地、国、

決して国民の為には資本は投下しない、食い尽くすだけ、

彼らの正義は資本力だけ、それが資本主義、金融の本質。

ひとたび暴動が起り、紛争が始まると彼らは武器の商人となり、更なる利益を求める事になる。

失われた30年どころか、それに超加速的に導いたアベノミクス。
『三本のバカの矢』と言って笑いたいところだが、
そんな余裕さえなくなって笑えない( ;∀;)。


数日前、堀川七条の興正寺。



寒くは無かったが、少しどんよりした曇り空。











紅梅はちょうど見頃で白梅はこれから、







撮影者が少々多いので、いつもと違うアングルで、



手水舎の龍の背中越し、










奥に見えるのが西本願寺の国宝・飛雲閣。






人が入らないように撮ったつもりが、
お子様連れの女性?

 


むさくるしいオッサンで無いので、