人間やる気になればなんだってできるという一例 | 創造と破壊のパラドックス~ストレスのない生き方研究

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30代で無職、借金200万、うつ病、過食症という地獄から抜け出した筆者の手記
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彼はジェイクス・サイーグ。フランス在住の50歳の男性だ。

この鍛え上げられた肉体は目を見張るものがある。

 

さて、彼には一風変わった経歴がある。

それは、彼が現役のホームレスだということだ。

 

アルコールとドラッグに溺れ、家庭どころか住む家まで失ったジェイクスは、自らの身を守るため、また子供や孫に誇らしく思われるように、施しを受けながらも路上でこの肉体を作り上げたのだ。

 

私も筋トレはしているのだが、効率的に筋肉が付けられるよう栄養に注意を払っているしそれ用のサプリメントも飲んでいる。プロテインは必要最低限とすら感じている。

 

しかし彼が路上で磨いたこの体は、そんな小手先の知識やら工夫など全く吹き飛ばしてしまう程の説得力がある。

 

しかも年齢も私よりずっと上だ。

 

彼は、路上で鍛えながらボディビルの大会に参加することを目標にしている。

 

 

人間は、その気になれば不可能などないのだと、身を引き締められる思いである。