鳥山明のヘタッピマンガ研究所 あなたも 漫画家になれる!かもしれないの巻

 今回も前回,前々回に続いて「持ち込みの心構えについて」です。

  過去記事↓
 前回の記事で「漫画を読んだ後の編集者からの第一声が❝この言葉❞ならほぼ脈はない」という話をしましたが、今回はその続きです。

 以前の記事でも書いたと思うのですが、「持ち込みは最初の数分が全て」というのが自分の持論です。

 その数分で編集者が興味が無いような様子だったら、まさに「そこで試合終了」です

 その後に何かしらの批評をされたところで別に意味はないです。

 これも当ブログで何度も書いていることですが、ある程度は自分の作品を評価してくれている人の批評以外はほぼ役に立ちません。

 理由は『面白さを創る』ということに万人にとっての正解はないからということと、非生産的(かつ否定的)な批評というのはやろうと思えばいくらでも出来るからです。
 そのことを無自覚でいると目の前の人(この場合は漫画描き)を否定的に批評していくうちに高揚感や優越感に浸って「本来の目的」を見失ってしまいます。

 では、「(編集者の)本来の目的」とは何か?
 それは「持ち込みに来た漫画描きに対して何かしら(今後の創作において)プラスになるフィードバックを与えること」です。

 断じて、目の前の相手をマウンティングすることでも人よがりに悦に入ることでもありません・・・(苦笑)

 なので、編集者の最初のリアクション(読み終わった直後の様子)注視することが重要だと自分は思います。

 脈がない様子にもかかわらず下手に粘る(質問を沢山する)のはお互い不幸になるだけですのでやめた方が良いように個人的には思う次第でして・・・(苦笑)

 結局、前々回の記事で書いた「期待しない」という結論に帰結するわけです

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