アメリカ南部テキサス州の空港で、個人所有の旅客機が離陸に失敗して滑走路を外れて草むらに突っ込み、炎上しました。地元当局によりますと乗客乗員21人は全員脱出し2人が軽いけがをしたということです。

アメリカ南部テキサス州のヒューストン・エグゼクティブ空港で19日、旅客機が離陸できず、滑走路を外れフェンスを破って草むらに突っ込み炎上しました。

地元当局によりますと乗客乗員合わせて21人は全員脱出し、その際に2人が軽いけがをしたということです。

現場からの映像では、機体は尾翼を残してほとんどが焼け落ちていて、黒い煙が上がる中、消防隊が消火活動に当たっている様子が確認できます。

地元メディアによりますと、この旅客機は個人が所有する旧マクドネル・ダグラス社のMD87型機で、乗客は大リーグの優勝決定シリーズの試合を観戦するためボストンに向かう予定だったということです。

アメリカの航空当局が離陸に失敗した原因を詳しく調べています。