千葉県市川市にある施設で、飼育しているアイガモ11羽が相次いで死んでいるのが見つかり、県が検査を行った結果、鳥インフルエンザウイルスが検出されました。千葉県内で鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは今シーズンで初めてだということです。

千葉県によりますと、3日から4日にかけて市川市にある宮内庁の「新浜鴨場」で11羽のアイガモが相次いで死んでいるのが見つかり、家畜保健衛生所に連絡がありました。

県が検査を行って調べた結果、死んでいたアイガモのうち7羽から鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

これを受けて県は感染の拡大を防ぐため、この施設で飼育されている合わせておよそ330羽のアイガモとアヒルを処分することを決めました。

千葉県によりますと、県内で鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは今シーズンで初めてだということです。

千葉県は県内のすべての養鶏場などに注意を呼びかけるほか、5日午前10時から対策本部会議を開いて今後の方針などを確認することにしています。