へっぽこゲーマー日記

すーのゲームプレイ&日常日記
特にジャンルこだわらず何でも遊びます。
ネタバレあるのでご注意下さい!

『ジャックジャンヌ』クリア個別感想

2021-08-23 19:43:35 | 乙女ゲーム
『ジャックジャンヌ』よーやく全員クリア致しました\(^o^)/

え?3月発売のゲームだよね?今頃?って感じですね(;^ω^)
決して面白くなかった訳ではございません!むしろ逆!滅茶苦茶面白かったです!!
ただ…物凄いボリュームだったので一気に全員クリアするのはちょっとキツかった…
(あと、モンハンで忙しかったのもある)なのでゆっくり楽しませて頂きました♪

ちなみに過去に書いた簡単な感想→『ジャックジャンヌ』ファーストプレイ感想

約半年かけてクリアした超大作!
久々にこんな濃密な乙女ゲーム遊んだなぁ~って達成感が凄いです(笑)
確かに共通ルート長いし「金太郎飴」な作業はある。でもそこが良い!良い方に作用している。
同じ軸を他のキャラ視点で見るとこうなるんだ~と言う楽しみ方が出来るんですよね。
初期の乙女ゲームってこういうスタイルのものが多かったですよね。
いつの間にか「個別ルート」って区切りが出来て完全に別の話でないと評価が厳しくなる傾向に…
どちらがどうって言う意味じゃなく時代の流れと言うか~
今回『ジャックジャンヌ』を遊んで初心に戻って来たような喜びがありました。
良い意味で「金太郎飴」
でも飽きない工夫がいっぱい!
会話の種類がここまで多いゲーム…多分、他に無いですよwww
流石にフルボイスでは無いですが~あまりの鬼畜さにイベント収集率100%は諦めました(;^ω^)
全員のED見てもイベント収集率64%ですからね\(^o^)/
かなり前の会話が影響する差分多すぎ…狙っても中々見れないですよぉ

クリア後振り返って、どうしてここまでこのゲームの世界にどっぷりハマったのかな?と考えたのですが
そこまで奇抜な話じゃないんですよね。
世間に溢れかえってるシナリオ重視ゲームと比べても…普通?王道?
でも…繊細に描かれた世界観、そこに生きる登場人物たちの関係性、色んな要素が絡み合って感情が揺れ動かされる没入感。
それに矛盾が無いから心地よい。
ボリュームがある=登場人物に愛着がわいてしまうので「あー彼ならこういう行動とるよね」ってのがわかる
困った時に手を差し伸べてくれたり叱咤してくれたり、そう言う信頼関係が全ルートで発揮される。
個別ルートでも孤独じゃない、仲間がいる安心感(最高)
そんな訳でどの個別ルートも良かった。
勿論、乙女ゲームなので恋愛関係になるんだけど~それだけじゃないのが良かった。
きっとこの関係は永遠なんだろうなぁと思わせる、クラスの繋がりを感じました。
私はこういう青春ものに弱いです(n*´ω`*n)

ただ、アップデートでかなり改善されたとは言え、システムが少々不便だったり
周回で音ゲーが面倒だったりイベント数の割に見返せる種類少なすぎたり…不満が無い訳じゃありません。
それでも圧倒的に満足度が勝ってるので目をつぶれる範囲です。
むしろ発売初期に感じた大きな不満点がほぼ解消されたアップデートに感謝!
特にスキップ関係とボリューム調整とイベントリストが有難かったです~!
この辺は要望にしっかり記入していたのですが、願えば叶うんですね…


全体の感想が長くなってしまいましたが、ここからは個別ルートの個人的感想です。
※ネタバレや毒吐きありますのでご注意下さい!!※


◆白田美ツ騎(cv.梶原岳人さん)
初回は白田先輩になりました。美ツ騎って凄い名前だなぁ~(;^ω^)
見た目が儚げで今にも消えそうな白田先輩ですが、喋ると結構辛辣だし一番男気ある人でした(ギャップ!)
いきなり裸になって迫って来たから困惑しましたが、希佐ちゃんの正体に気付いていたからこその行動だったのですね
冬公演での「許す」発言は毎回涙腺が緩みます。共通ルートなのに何?この特別感www
楽曲は流石の梶原くんですね。私は「淡色」が一番好きです。
ただ…一つ残念だったのは白田先輩ルートの「ユニヴェール公演」だけ希佐ちゃんがジャック役だった事。
それは別に良いのですが、初回にこのルートやったせいで「え?この衣装と歌でジャック??」の違和感が酷くて
話が頭に入ってこなかったのです。
その後、他キャラルートやって衣装も歌も共通でジャンヌ役だったので仕様に納得したのですが…
予算の関係だとは思うけどジャック役はもう少し男に見える衣装差分と歌声をご用意頂きたかったな…
せめて一人称「私」のままじゃなくするとか…希佐ルートでの設定を考慮してもう少し少年よりの衣装にするとか
まぁ、初回に白田先輩ルートじゃなければここまで残念に思わなかったかもしれません。


◆織巻寿々(cv.内田雄馬さん)
次は同級生組行こう!と思って寿々くん♪
見た目の期待通り、まっすぐで微笑ましいルートでした(n*´ω`*n)
でも、鈍そうなのにクリスマスには希佐ちゃんの事を女の子って気づいていたのが意外でしたね(笑)
キスシーンの練習とかバレンタインの童貞丸出し思春期男子っぷりにニヤニヤさせて頂きました!
でもその後のキスシーンは二回とも余裕たっぷりな感じで…
こやつ、良い男に成長するなと言う伸びしろを感じてそれがまた美味しかったです!
あと、寿々くんルートでは他クラスの一年生の成長も見れて良かったですね~♪


◆睦実 介(cv.笠間 淳さん)
次は三年生の先輩!ゲームプレイ前から一番気になっていたカイさん♪
真面目、誠実、少し天然と言う理想的な先輩でした(n*´ω`*n)
生い立ちの事もあって一歩後ろに立ってしまいがちなカイさんが希佐ちゃんと関わる事で変化していくの尊かった…
いきなり号泣スチル来て「???」ってなりましたけどね。良いシーンでした。
先にクリアした二人は年末には希佐ちゃん女の子って確信あったのにカイさんは疑いすらしていなかったのが
彼らしくて愉快でした。性別関係なしに後輩が可愛くて仕方なかったんだろうなぁ~と言うのがまた(n*´ω`*n)
個別ルートに当たる「ユニヴェール公演」どのアレンジも素晴らしかったけどカイさんルートが一番好き!
今まで器に徹していた彼が前に出ていこうとするの本気で痺れました!恰好良い~!!!
直接的な触れ合いは無かったし甘さ控え目…なシナリオだったと思うのですが、笠間さんボイスがセクシーすぎて
カイさんルート一番エロく感じてしまったのをここに懺悔します。


◆世長創司郎(cv.佐藤 元さん)
折り返し地点は闇が深そうな(?)創ちゃん!
最初から女の子ってバレてる安心感…だけど嫉妬が激しい。愉快に思えるうちは微笑ましいけど
どんどん独占欲が強くなってくるのがヤバい(;^ω^)
でも、創ちゃんからしてみたら地獄ですよね。好きな女の子が男どもの中にいるんですから…
そして一番予想出来なかった創ちゃん主役の「ユニヴェール公演」
いや、どう考えてもイザクってモブキャラじゃないですか(酷い)
まさかの希佐ちゃん主役落ち展開来るとは思いませんでした!!変化球!!
最終的にノリノリで楽しい「ユニヴェール公演」になって良かったです~
あと、佐藤元さんが素晴らしかった!失礼ながら今まで存じなかった声優さんですが
ナチュラルなのに熱い創ちゃん滅茶苦茶良かったです!これから要注目ですね\(^o^)/


◆高科更文(cv.近藤孝行さん)
お次は完璧イケメンのフミさん!いや…マジでここまで恰好良い姿しか見てない(笑)
とにかく言動が恰好良い。喋り方のイントネーションが独特で素敵。
近藤孝行さんって…イケボだったんですね…(失礼)
いや、今まで大石先輩の「こりゃ大変」とあの花ぽっぽのイメージしかなかったもので(;´∀`)
フミさんに関しては何の不安も心配もなく、素敵な先輩に甘やかしてもらった印象しか無いですね…
うん…たまにはこういう包まれるような想いを味わいたい。これぞ乙女ゲーム!!(最近迷走しがちですが)
女の子バレにしても最初から気付いてたってサラっと言われて「ひゃー」ってなりました。
どーりで他ルートでも気配りが細やかだった訳だ。完敗。


◆根地黒門(cv.岸尾だいすけさん)
ラストはネジ先輩!この人は癖が強そうだ!(笑)
ハチャメチャに明るく見えて実は闇を抱えてそうだったけどマジで重かった…
素晴らしいシナリオを書かれるのに何か女性の描き方だけ雑…と言うか古典的だなと思っていたら
父親の浮気と自殺が原因だったんですね。
彼のルートだけ途中ゲームオーバー的なBADが存在するんじゃないか?とヒヤヒヤしました。
父親の死を乗り越えて愛を知ったネジ先輩が書くラブストーリーも見てみたいなぁ


◆立花希佐(cv.寺崎裕香さん)
ヒロインルートは最後が良いって噂を聞いてたので最後にしました。
はい、まさに大団円!誰とも恋愛しないのにシナリオが濃いわ~
タイトル回収シナリオで色々納得…ですが、やはり一番最初にクリアした白田先輩ルートで感じた
違和感は少し残ったかな(-_-;)シシアの衣装と歌声が中性的と言うより女性よりなんですよね…
もう少し少年っぽくて良かったのになぁ~
それとラスト、肺を撃ち抜かれて熱唱するのは無理があるやろ…と変な所で冷静になってしまった私。
(他キャラのルートでは撃たれるのがパートナーだから歌えるだろうけど…まさか本人が撃たれるとは)

あと、誰もが願ったであろう「継希兄」の行方…ここ、ちゃんと解決して欲しかった!!!
お腹に月のマークあるイタチになってしまったから神隠しにあった?なんて安っぽい落ちじゃないですよね?
ブロッコリーならやりかねない…いや、でもそれだけは止めてくれ(´;ω;`)


てな訳でどのルートも素晴らしかったです!
最初に書きましたが、同じシナリオを違う味付けで楽しめるのが面白かったですね♪
特に最終の「ユニヴェール公演」は現実の彼らがモデル?それぞれの設定とリンクしているのでどこまでが劇なのか?
境界線があやふやになる所が良かったです。

サブキャラのED(と呼べるのか?)も良かったです。
私は本能のまま会っていたので御法川先輩と加斎くんと江西先生だけしか見れてないのですが(わかりやすい)
画集にスチル載ってたキャラはラストでイベント見れるって事ですよね?
衣音先輩は見るのが大変そうです…いつ会いに行っても未読セリフ出て来てやべぇなこの人って思ってたのでww
30秒録画だと全部のイベントを撮っておけないのでサブキャラもイベントリストに入れて欲しかったなぁ…

クリア後の今、ユニヴェールは実在していていつでも新作公演を見に行けるような気がしています。
このゲームこそ舞台化しそうな内容なのでちょっと期待しちゃいますね。
ただし期待値ハードルは相当高くなると思いますが(;^ω^)
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