12月8日 | 呑気じじいのひとり言

呑気じじいのひとり言

不思議な時代になっちゃった!

忘れもしない

昭和16年(1941年) 12月8日。

 

 

もう80年前になる。

 

 

『臨時ニュースを申しあげます!』

 

 

朝7時、ラジオのニューは、

何度も繰り返されるその言葉で始まり、

続いて、

 

 

『大日本帝国陸海軍部隊は、

本8日未明、米、英、両軍と戦闘状態に入れり』 と。

 

 

ボクは小学6年生だったかな。  

子供心に何か胸騒ぎがしたのを今でも思い出す。

 

 

あれは何だったのか。

 

 

周りでは、日本が負ける訳はないと言う者たちばかり。

でも・・・子供なのにボクは何か不安を感じた。

 

 

なるほど我が軍は最初のうちは全戦全勝、破竹の勢いで、      

当時、米、英の植民地だったシンガポールやフィリピンの解放に成功。

 

 

しかしその後、物量に勝るアメリカ軍の反撃で、

ついに日本本土を空襲。

大都会に焼夷弾の雨を降らせられるに至る,。

これによってボクの家も全焼、跡形もナシ。

 

 

戦争が始まった時の胸騒ぎはこれの予知だったのか。

以来,ある事に関して胸騒ぎを感じると、何か良くない事が起こる。

 

 

最近では中国に対して。

北京オリンピックに関してそれがある。

 

 

余談になりますが、

広島原爆の被害者による”黒い雨、問題”

が最近まで裁判沙汰になっていますが、

 

 

実際、

都会の大空襲で町がほとんど焼けた後、

本当に黒い雨が降ってきましたよ。

 

 

燃え上がった煤(すす)が空にあり黒い雨になるのでしょうね。

その雨のしずくが顔に当たって、

黒い筋が出来て、互いに笑いあったことがありました。

 

 

今は平和で良いですが、

この先ずっととは行かない気がします。

 

 



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