1月22日
インフルエンザが流行しているようですが、 皆さんは大丈夫ですか!
免疫力向上に効果がある「 鎖骨下筋」
の中央部あたりを指先で「トントン」と軽く刺激してくださいね。30秒くらいでいいですよ。右と左両方をトントンしましょう。
今日は「 DNAと遺伝子」 のミニ情報です。
例えば「 遺伝子だから」 とダイエットを諦めてしまった事はないでしょうか?親から受け継いだものは仕方ないと、 わたし達は様々なものを諦めがちですね。一方で、 実際に生活をしていると、 環境などの後天的な要因が遺伝子を超越することがある気がしなくもないのも事実ですね。わたし達は、 遺伝子を超えることはできないのでしょうか?
その答えが「 エピジェネティクス」 です。 エピジェネティクスは、 遺伝子と環境要因の架け橋となる機構であるといえるのです。
「 DNA」 とは、生命の設計図、「 遺伝子」 とは設計図に書かれた情報です。 ひとつ、 あなたに質問です。あなたを取り囲む環境や経験。 つまり文化や社会、 そして主観的な強い感情 といったものは、 細胞内の遺伝子に影響するものだと思いますか?
2003年に解読を終えた人、ゲノム計画により、 両親から受け継いだ遺伝子は生涯において普遍だという考え方が一般にも広まりました。確かに設計図の中の約22,000ほどの遺伝子は原則変わらないのです。しかし、同じ遺伝子情報を持つはずの一卵性双生児が、 全く違う性格となり、 時に片方だけが遺伝子の病気を患うことがあるのはなぜでしょうか?それに2001年に生み出された初のクローン猫『 Cc』 の外見や性格が、 オリジナル猫は全く異なっていた事実は、 あまりにも有名な話です.
環境が与える遺伝子への影響について調査するため、 まさに上述の例をミツバチで実験した研究者がいます。 遺伝子の情報によりタンパク質が作られ、体となるのは、 人間に限らず、どの生物にも共通する仕組みです。 わたし達を形作る遺伝子の分子構造は、 どうやら思っていたよりも、環境に影響を受けるらしいのです。 近年の研究によると、 必ずしも遺伝子が運命を形決定づけるのではないことが明らかになってきたのです。 あなたの形作る、膨大な設計図の中の1部が発現するかどうかは、” 可能性” に過ぎないのです
だんだんと過去の固定化された情報に変化を加えないと成り立たない時代に入っていますよね。今日もさらなる探求です。!