こんにちは、こっとりです。

 

前回に続いて朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のお話です。

先週ついに最終回を迎えてしまいましたね笑い泣き

たかだか朝の忙しい時間帯の15分のことなんですけど、

この朝ドラが面白いかどうかで、朝起きるのが苦にならないとか、
結構、半年間もの長い間、日常生活のモチベーションが違ってくるんですよね。
大袈裟ですけど。また、次作に夢中になれたらいいなあ。

 

とにかく放送が終わってもカムカム愛が止まらず、動画を作ってしまいました。
是非ご覧ください。

 

 

先日も書きましたが、岡山、大阪、京都が舞台のこのドラマ。・・・のはずが、
ロケ現場は、意外にもむちゃくちゃ近所(滋賀県内)だったりしますてへぺろ

 



これは、滋賀県の特徴なんじゃないかと思います。
ロケ地としてはかなり重宝されてるんだけど「物語の舞台ではない」みたいな
日陰の存在。いやいや、「日向の道を行かなきゃっ」てことで(非力ながら)

せめて私がフィーチャーして今回下手な動画にしてみたのですが、
そのロケ地の件について、解説してみましょう。

 

いくつか理由はありますが、大雑把にいえば、良くも悪くも
「京都に近すぎ」ということだと思います。

①「撮影所に近い」

今回もそうでしたが、京都撮影所に近いというのが一つめの理由。
例えば昭和の時代劇映画全盛期の頃には、海辺のシーンはだいたい琵琶湖で撮影されていたと聞きます。日本海まで出なくても、近いところに海と景色が変わらない大きな湖があるし、しかも波は穏やかで撮影しやすいということです。

遠方の方にはわからないと思いますが、実際に「海の京都」というフレーズで売り出している京都府北部は、京都市からはだいぶ遠く、実は言葉も関西弁ではなくなってしまいますが、滋賀は京都弁に近い関西弁で文化圏も近いのです。仮に海のシーン以外でも京都市内で撮影するとどうしても京都感が出すぎる、どこか分からないロケーションがいい!となった場合に、滋賀が選ばれるというわけです。海みたいな湖もあれば山もあり川もあり、どこの県にも置き換えられる決して主張しすぎない風景たち?チューのなせる業ですね。
②「人がいない」
京都や奈良といった絶対的な観光地が近所にあるので、先ず遠方からの旅行者は、滋賀を目指してわざわざ来ない。つまり人もいないから撮影しやすいといいことですね、ちょっと悲しいけど笑い泣き

③「整備されていない」
これも京都に近いということが要因ですが、彦根城はもちろん、かつては信長の安土城や秀吉の長浜城があったりと、歴史的には東海道と中山道という京都に入るために欠かせない街道が二つも通っている交通の要衝であったため、とにかく昔から、ほどほどに栄えており、古い街並みであったり、神社仏閣、その他レトロなモノが多く残されています。しかも観光地化されていないためほぼ手つかずのまま、自然のまま残っていることが多い。これは、ロケ地としては有効ですよねキョロキョロ

 

 


自分は昔京都から引っ越してきてる方なので、生粋の地元民ではないのですが、
それだけに世間に浸透している京都のブランド力の凄さ(過剰なほど)と、
その威光に隠れて全く気づかれていない滋賀のこの独特な地味な感じ
(それだけに住みやすさは抜群)が、客観的に見てもよくわかりますてへぺろ

骨董の世界のことで、ここだけの話ですが、
滋賀では毎月、骨董商が集うオークション市場が何か所か開催されていまして、
遠くは北陸、東海、九州などから骨董屋さんがたくさん買い付けに来られています。
それくらい、滋賀は古い品が出る土壌があるといえるのですが、
バイヤーさんの中でも多いのが京都の骨董商の方たちです。
京都の骨董屋さんで売られている骨董品、古美術品には、
実を言うと、京都ではなく滋賀から出ている物がかなり多いということです爆  笑

 


では、今日はこのへんで。
最後までありがとうございました。