こんにちは、
ともやんです。
5月19日が指揮者大友直人氏の誕生日ということで、彼の録音をチェックしていたら、黒沼香恋という若いピアニストとの共演を発見。
黒沼香恋さんは、1998年生まれの若いピアニストで、ファーストアルバム『フランスの夜会』の収録されているラヴェルのピアノ協奏曲で大友氏と共演しています。
これがなかなかいいのです。
今日は大友直人氏と黒沼香恋さんの演奏について書きたいと思います。
大友直人 プロフィール
大友直人氏は、1958年5月19日生まれで東京都の出身。
桐朋音楽学園出身で、在学中からＮＨＫ交響楽団の研究生となり、卒業後はＮ響の副指揮者に就任しています。
また、1982年の早稲田大学交響楽団の西ドイツ演奏旅行での指揮者と務め、ベルリンなど15都市で公演。
大友氏は僕と1歳違いで、僕は82年に早大を卒業しているのでなんか親近感を持ってしまいます。
その後は、86年から88年まで日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者。
91年から東京交響楽団の正指揮者となり2004年より常任指揮者に就任しています。
またその間、京都市交響楽団の首席指揮者や常任指揮者を務め、また2001年からはアラン・ギルバートとともに国際教育音楽祭「ミュージック・マスターズ・コース in かずさ」の芸術監督であり、さらに2004年より東京文化会館の音楽監督も務めました。
また、著書には『クラシックへの挑戦状』があります。
海外のオーケストラへの客演もありますが、軸足を日本に置き、着実に活動されている姿勢に僕は好感を持っています。
まずはぜひ実演を聴いてみたいとのこと同世代とうことで、今後の活躍を楽しみにしています。
黒沼香恋 プロフィール
黒沼香恋さんは、1998年生まれ。
twitterをフォローしました。
そこには、藝大を卒業後、2021年9月からパリ国立高等音楽院伴奏科で勉強されているということです。
またサッカー好きのようですね。
2020年3月に録音されたラヴェル。
大友直人指揮東京交響楽団の伴奏に支えられのびのび演奏している感じが伝わってきました。
確かなテクニックに情感豊かな音楽性から大器の予感。
現在パリで学ばれているのでこれからが本当に楽しみなピアニストです。
黒沼香恋 フランスの夜会
モーリス・ラヴェル – Maurice Ravel (1875-1937)
ピアノ協奏曲 ト長調
Piano Concerto in G Major
1.(08:54) I. Allegramente
2.(09:13) II. Adagio assai
3.(04:06) III. Presto
total(22:13)
黒沼香恋 – Karen Kuronuma (ピアノ)
東京交響楽団 – Tokyo Symphony Orchestra
大友直人 – Naoto Otomo (指揮)
録音: 6 and 8 March 2020, Muza Kawasaki Symphony Hall, Kawasaki, Japan
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クロード・ドビュッシー – Claude Debussy (1862-1918)
ベルガマスク組曲 – 第3曲 月の光
4.(05:16) Suite bergamasque: III. Clair de lune
黒沼香恋 – Karen Kuronuma (ピアノ)
録音: 6 and 8 March 2020, Muza Kawasaki Symphony Hall, Kawasaki, Japan
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モーリス・ラヴェル – Maurice Ravel (1875-1937)
ラ・ヴァルス（ピアノ独奏版）
5.(12:21) La valse (version for piano solo)
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亡き王女のためのパヴァーヌ（ピアノ版）
6.(07:02) Pavane pour une infante defunte (version for piano)
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フランシス・プーランク – Francis Poulenc (1899-1963)
ナゼールの夜会 FP 84
Les soirees de Nazelles, FP 84
7.(03:22) Preambule
8.(01:17) Variation 1: Le comble de la distinction
9.(02:27) Variation 2: Le coeur sur la main
10.(01:17) Variation 3: La desinvoltue et la discretion
11.(02:00) Variation 4: La suite dans les idees
12.(02:10) Variation 5: Le charme enjoleur
13.(01:14) Variation 6: Le contentement de soi
14.(02:24) Variation 7: Le gout du malheur
15.(01:15) Variation 8: L’alerte vieillesse
16.(01:32) Cadence
17.(04:00) Final
total(22:58)
黒沼香恋 – Karen Kuronuma (ピアノ)
録音: 17-18 December 2020, Cultural Center of Fujimi City, Fujimi, Saitama, Japan
今新星として注目を浴びる若手ピアニスト、黒沼香恋のファースト・アルバムが登場。すでに数々のコンクールで入賞を重ね、幅広く演奏活動を展開しています。
中でも2020年3月、コロナ禍の中開催され、視聴者10万人超を記録した”観客のいない音楽会”ではソリストとしてラヴェルのピアノ協奏曲を披露。
CD『Live fromMuza!』として発売され、多くの賛辞が寄せられました。当盤にはそのラヴェルのピアノ協奏曲に加え、ドビュッシー、ラヴェル、プーランクの名作を新たに収録。
黒沼自身”魅惑的な色の世界を見せてくれる万華鏡”と語る、美しきフランス・エスプリの世界を存分にお楽しみください。
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