整理収納×リフォームで暮らしを整える
リフォームアドバイザー歴20年、
大阪北摂+Comfort(プラスコンフォート)の高橋真美子です。
リフォームを考える時は
まさに暮らしを見直す最大のチャンス‼
リフォームだけでは暮らしは変わらないという残念な事実を整理収納のスキルを取り入れたリフォーム提案で解決したい
皆さまの暮らしがもっと楽しく、幸せでみたされますように・・・
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体調を崩してから文章を書くことがとても辛いことがあってブログをお休みしたり、形を変えることを思考錯誤している時間が長くなり本当に久しぶりの投稿になってしまいました。
今、20年近く前にお世話になったお客様からのリピートのご相談を受けています。
20年前は、浴室と洗面のリフォームをさせて頂いたのですが今回はキッチンのリフォームの相談です。
そこで今回はキッチンについて思うところを書いてみることにしました。
リフォームの場合、
どうしてもお家全体というよりは、部分的にリフォームを進めていくことが多くなってしまいます。
その場合、キッチンならキッチンだけ
浴室なら浴室だけといった視点になってしまいがちです。
キッチンそのものの機能やグレードを上げることも良いのですが、周辺や動線、換気、断熱の含めて現状の問題点と絡めて検討するということが満足度を上げるポイントになると思うのでアドバイス差し上げたいと思います。
それでは本文スタートです
現状に不満や使いにくさがないか?
このテーマに対して、キッチン本体に限定してしまわないことがとても大切です。
キッチン本体に限定してしまうと、作業スペースが狭いとか水栓金具から水漏れしているとか扉がガタついている。といった問題があがってくると思いますが
ちょっと視野を広げるとキッチンが寒い、暗い
食器棚からの動線が遠い、床がギシギシする。
収納が使いにくい。といった問題に広がっていくと思います。
現状は長く慣れ親しんだ環境なので、問題を感じにくくなってしまっていると思います。かなり多くの方が思い込みによって問題が見えない、感じない状態になっているのですがちょっと感覚を研ぎ澄ませて、見直しをしてみることが大切ではないでしょうか?
使っている人、家族の意見、感覚が一番大切なヒントになります。
具体的には、こんなポイントがあります。
①作業における位置関係と距離
これは、キッチンの場合では
シンク、コンロ、作業スペース、冷蔵庫、食器収納、ストック収納こういったポイントになる場所、位置が快適な動線として成り立っているか?ということのチェックです。
ちょっと難しく感じますか?
例えば、作業スペースから冷蔵庫までの距離が遠い・・・、
遠いといっても同じ部屋なかでしょ?って思うかもしれませんが、キッチンにおいては1歩、2歩で冷蔵庫から食材や調味料を出せるか、ぐるっとまわってテーブルの向こう側にあるかは大きな違い、ロスを産むということに気づき、このチャンスにそのロスを解消することが出来るかどうかを考えるリフォームで
あるか否かは大きな違いであるわけです。
これは、お家のスペースや状況によって難しい場合もありますが、考える価値が十分にあると思います。
その他、キッチンからダイニングテーブルまでの距離もとても大切だと思います。
作った料理をセッティングする場所、運ぶ距離
テーブルまでの距離が空いている場合は、作業台にもなるカウンターがあると楽になるかもしれません。
動くのは人なので、狭いのはもちろん、広すぎるスペースがかえって大変になっていることも多いのです。
②キッチンに立つのは誰?何人で作業する?これから先は?
家事は女性の仕事だ!などと言おうものなら
差別だーっと言われてしまいますよね( ´∀` )
コロナ禍においてはなおのこと
家事の役割分担は大きく変化したのではないでしょうか?
家事ということだけではなく、家の役割そのものが
かなり変化したと思います。
住空間の見直しが注目されていることは間違いありません。
一人で作業するか?2人でするか?
スペースのゆとりの取り方が変わってくると思います。
特に対面キッチンの場合、二人では作業しにくいというケースがよく見られます。
本当に対面キッチンの方が良いのか?といった問題も
検討するならこの機会を逃してしまうのは勿体ないと思いませんか?
もちろん、リフォーム工事の内容や金額も変わりますが検討して納得する場合とこれが当たり前、仕方ないと思い込むのは大きな違いがあります。
マンションでは、水回りの位置は動かしにくいということも事実ですが、相談してみたら何かプロならではの知恵も出てくるかもしれません。
③モノの量は?無駄に多く抱え込んでいないか?
私は、建築士、インテリアコーディネーターに加えて
整理収納アドバイザーという資格も持っています。
暮らしを整えたい、自分にあった暮らしをしたい
ということがとても普通に言葉として飛び交っていますが、これは10人いれば10通りの暮らしがあり、これが正解だという答えがありません。
モデルルームのような素敵な空間は誰にとっても
憧れではあると思いますが、住まいは暮らす空間だということを忘れてはなりません。
リフォームの場合、既に暮らしがあり
どこまで改善できるかは予算も含め色々な事情があるのが当たり前です。
私が大切に思うのは、今、目の前の暮らしを整えることです。その先に、必要なリフォームが見えてきます。
これは、20年以上リフォームの現場で感じてきた
事実としてお伝えしたいと思います。
リフォームの必要性を感じる方は日々の整理やお片付け、掃除といったことに目を向けてください。
自分の力では難しいと感じる場合は、
是非、プロの力を借りてみましょう。
最近では、動画(YouTube)でも整理の基本を学ぶことが出来ますし、整理収納アドバイザー2級認定講座で学ぶこともおススメです。
暮らしのデザインはお片付けから
自分らしい暮らしをするということは
自分の軸をしっかりと持つことです。
つまり、暮らしの上級者になるということなのです。
これはたやすいことではありません。
そのような暮らしの達人のリフォーム事例をみて
真似をしてみても自分の暮らしや家にはフィットしません。
まず、大切なのは自分と自分の住まいとしっかりと向き合って見ることなのです。その手段としてお片付け、掃除といった日々の家事を通して学ぶということが何よりも大切だと私は思っています。
いきなり、難しい問題を解こうとしても解けません。
優しい問題をいくつも解決していくことで自信もつきますし、自分に一番あった暮らし方が分かってきます。
リフォームというのは工事なので、確かに最新の設備や綺麗な内装に変えることは出来ますが、どんなリフォームが必要なのか?我が家に合っているのかを見極めるのはそんなに簡単なことではありません。
おススメは、お片付けを進め、掃除を一生懸命やってみることです。
気持ちがきっと変わってくると思います。
その上で、これから先の人生をイメージしながらリフォーム計画を進めていければ納得出来るし、満足出来るということになるのではないでしょうか?
まずは、キッチンで悩んでいるのならこれは暮らしの見直しの大きなチャンスだと感じてくださいね。
では、今日はここまで
リフォームやお片付け、暮らしについては
これからは自分に合った形で学ぶことが大切だと思っています。
色々な形があると思いますが私の提案はオンラインスクール
↓参考になさって下さい。
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+Comfort(プラスコンフォート)高橋真美子