J2リーグ第15節 ホーム 東京V戦
アルビレックス新潟 4-3 東京ヴェルディ
首位を伺うアルビレックス新潟はホームに東京Vを迎えた。一昨年まで全く勝つことができなかった東京Vに昨シーズンは2勝(0敗)し、これまでの苦手意識を払拭した新潟だ、今日勝てば、他会場の結果によっては首位に浮上する可能性もある。
試合は前半早い時間帯に動いた。
前半27分、高木喜朗のゴールで新潟が先制すると、30分に松田詠太郎がゴール、35分に舞行龍ジェームのヘディングが決まって、あれよあれよという間に新潟が3点を取り、試合を有利に進めた。
はずだった。
しかし後半5分、1点を返されると、これまた立て続けにゴールされ、後半20分には同点に追い着かれてしまう。
どうしちゃった? 3点取って安心しちゃった?
今月頭に首位の横浜FCが群馬に後半3点差を追い着かれ、結局引き分けた試合が頭によぎる。
あの二の舞は嫌だよ。
だが、この日の新潟は最後まで攻めた。
終了間際の後半43分、矢村建がドリブルでボールを運び、最後は思い切りシュート。これが決まって新潟が勝ち越し、アディショナルタイム4分はしっかり守り勝ち切った。振り返ってみれば辛勝だった。
今日、仙台は勝ったが、首位の横浜FCは敗れ、アルビレックス新潟は勝ち点で3チーム並ぶものの、得失点差で首位に躍り出た。
ただ、今日はようやく2連勝だ。今季まだ1度もない3連勝をしてこそ、今後の首位固めに弾みがつく。
次節も上位対決で町田が相手だ。
今季初の3連勝を達成してもらいたい。
.WEリーグ第20節 ホーム 日テレ戦
アルビレックス新潟レディース 0-0 日テレ・東京ヴェルディーベレーザ
Jリーグの試合が終わった後、WEリーグでアルビレックス新潟レディースは東京Vの女子部とも言える日テレと対戦した。
日テレはリーグ戦開始当初、優勝候補のひとつであったが、「取りこぼし」とも言える敗戦があったりして、結局3位に甘んじているチームだ。なでしこリーグ時代には新潟レディースは必ずしも日テレに対して苦手意識があるわけではない。
で、期待は男女揃っての東京粉砕であったが、レディースは失点こそしなかったものの、自らも得点できず、スコアレスドローに終わった。
もしかすると、今季の新潟レディースを見て、日テレは勝利のシナリオを描いていたかもしれないが、それは達成させなかった。
新潟レディースとしてみれば、引き分けでは順位が動かない。
残り2試合。最終順位をどこまで上げることができるか。
数学的、否、算数的可能性としては最下位もありうるのだ。
最後の最後まで粘り強く闘ってほしい。
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