- 【ビーステッド】の特徴
- 【ビーステッド】を使ったデッキレシピ
- 【ビーステッド】を使ったデッキの回し方・ポイント
- 【ビーステッド】デッキで目指したい盤面
- デッキに採用したカードについて
- 【ビーステッド】の新規カード情報!
- 最後に
- 関連記事
どうも、ハイロンです。
今回は、「ダークウィング・ブラスト」で登場した【ビーステッド】を使ったデッキを紹介したいと思います。
よく【サンダー・ドラゴン】や【烙印】と組み合わせられることが多い【ビーステッド】ですが、【HERO】寄りで組んでみました。
デッキレシピを紹介する前にまずは【ビーステッド】の特徴からどうぞ!
【ビーステッド】の特徴
【ビーステッド】は、「ダークウィング・ブラスト」で登場した上級のドラゴン族テーマで、以下の効果を持っているのが特徴です。
特徴①:手札から特殊召喚
該当しないモンスターも一部いますが、レベル6の「ビーステッド」モンスターは、自分・相手の墓地の光属性or闇属性モンスター1体を除外することで、自身を手札から特殊召喚できる効果を持っています。
除外するモンスターは光属性や闇属性モンスター限定となりますが、この効果により、自分の該当する墓地のモンスターを除外してもいいですが、墓地から除外することで効果を発動するような相手モンスターを狙うことで、その発動を未然に防ぐという使い方もできます。
特徴②:相手ターンでも特殊召喚が可能!
なお【ビーステッド】の手札から特殊召喚できる効果ですが、相手の場にモンスターが存在する場合には、相手ターンでもその効果を発動できるのも特徴になります。
これにより壁モンスターを用意できたり、【ティアラメンツ】や【ライトロード】のような墓地を利用して戦う闇属性や光属性テーマに対して、相手の墓地肥やし後に邪魔をしながら墓地を利用させないといったこともできます。
【ビーステッド】を使ったデッキレシピ
「ダークウィング・ブラスト」までのカードで作った「HERO」寄りの【ビーステッド】デッキになります。
〈モンスター:22枚〉
深淵の獣ルベリオン×2
E・HERO オネスティ・ネオス×1
深淵の獣マグナムート×3
深淵の獣ドレイドヴルム×2
E−HERO アダスター・ゴールド×1
ネメシス・コリドー×2
終末の騎士×1
D−HERO ディナイアルガイ×1
ネメシス・フラッグ×2
E・HERO シャドー・ミスト×2
V・HERO ヴァイオン×3
D−HERO ディアボリックガイ×2
〈魔法:15枚〉
おろかな埋葬×1
増援×1
闇の誘惑×3
フュージョン・デステニー×1
融合×2
ダーク・コーリング×1
ハーピィの羽根帚×1
復烙印×2
〈罠:5枚〉
竜嵐還帰×3
烙印の獣×1
大捕り物×2
〈エクストラデッキ:15枚〉
I:Pマスカレーナ×1
暗影の闇霊使いダルク×1
ヴァレルソード・ドラゴン×1
閉ザサレシ世界ノ冥神×1
D−HERO デッドリーガイ×1
D−HERO デストロイフェニックスガイ×1
超雷龍−サンダー・ドラゴン×1
彼岸の巡礼者 ダンテ×1
E−HERO マリシャス・ベイン×1
FNo.0 未来皇ホープ×1
FNo.0 未来龍皇ホープ×1
死祖の隷竜ウォロー×1
人造人間−サイコ・レイヤー×1
永遠の淑女 ベアトリーチェ×1
交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン×1
【ビーステッド】を使ったデッキの回し方・ポイント
紹介した「HERO」寄りの【ビーステッド】デッキの動かし方としては、①「V・HERO ヴァイオン」を起点として、「D−HERO デッドリーガイ」、「D−HERO デストロイフェニックスガイ」の融合召喚を狙ったり、②除外された「D−HERO ディアボリックガイ」を「ネメシス」モンスターや「復烙印」で再利用しながら、「ビーステッド」モンスターを特殊召喚して、③ランク6のエクシーズ召喚をして戦うのがポイントとなります。
Point①:「D−HERO」モンスターの融合召喚
「D−HERO」モンスターの融合召喚に欠かせないのが、「V・HERO ヴァイオン」になります。
「V・HERO ヴァイオン」の①の効果によって融合素材モンスターを揃え、②の効果によって、「融合」カードをサーチすることで、融合召喚の準備が整います。
(一応、「フュージョン・デステニー」でも融合召喚ができますが、その後の展開が闇属性の「HERO」モンスターに縛られるため、「D−HERO デッドリーガイ」の融合召喚を狙うのはオススメしないです。)
手順については、【ビーステッド】デッキで目指したい盤面の項目で詳しく紹介しますが、レベル6以上の「HERO」モンスターか、「D−HERO」モンスターが手札にない場合は、「D−HERO デッドリーガイ」の融合召喚→ランク6のエクシーズ召喚のコースを目指します。
なお、これらのモンスターが手札にある場合は、「D−HERO デストロイフェニックスガイ」の融合召喚を狙うこともできます。
Point②:除外された「D−HERO ディアボリックガイ」の再利用
「D−HERO ディアボリックガイ」ですが、墓地から自身を除外することで、デッキから「D−HERO ディアボリックガイ」をできますが、準制限カードなので、通常であれば1回きりしか使えません。
ただ、このデッキでは除外した「D−HERO ディアボリックガイ」を再利用する方法が3つあり、それらを使うことで、何度も「D−HERO ディアボリックガイ」を特殊召喚することが可能となります。
ちなみに「D−HERO ディアボリックガイ」を再利用する方法ですが、
- 「D−HERO ディナイアルガイ」の効果で、除外されている「D−HERO ディアボリックガイ」をデッキの1番上に置く。
- 「ネメシス」モンスターを特殊召喚する時に、除外されている「D−HERO ディアボリックガイ」をデッキに戻す。
- 「D−HERO ディアボリックガイ」を除外する前に「復烙印」を発動しておいてから、除外することで、「D−HERO ディアボリックガイ」をデッキの1番下に戻して、1枚ドローする。
の3つがあり、これらのカードを使って、除外された「D−HERO ディアボリックガイ」を再利用していきます。
Point③:ランク6のエクシーズ召喚
ランク6のエクシーズ召喚は、融合召喚した「D−HERO デッドリーガイ」や「D−HERO ディアボリックガイ」、レベル6の「ビーステッド」を特殊召喚して素材を揃えて、エクシーズ召喚を行います。
【ビーステッド】デッキで目指したい盤面
ここでは、紹介した【ビーステッド】デッキレシピで、目指したい盤面を紹介しておきます。
①:「永遠の淑女 ベアトリーチェ」+「深淵の獣ルベリオン」
手札に「V・HERO ヴァイオン」と「深淵の獣マグナムート」があれば、作れる盤面となります。
①:「V・HERO ヴァイオン」を召喚して①の効果で、デッキから「E・HERO シャドー・ミスト」を墓地へ送り、墓地へ送られた「E・HERO シャドー・ミスト」の効果で、「D−HERO ディアボリックガイ」をデッキから手札に加える。
↓
②:「V・HERO ヴァイオン」の②の効果で、「E・HERO シャドー・ミスト」を除外して、「融合」をサーチし、「V・HERO ヴァイオン」と「D−HERO ディアボリックガイ」を素材にして、「D−HERO デッドリーガイ」を融合召喚。
↓
③:墓地の「D−HERO ディアボリックガイ」を除外して、デッキから「D−HERO ディアボリックガイ」を特殊召喚し、「D−HERO デッドリーガイ」とともに「永遠の淑女 ベアトリーチェ」をエクシーズ召喚。
↓
④:「永遠の淑女 ベアトリーチェ」の効果で、デッキから「深淵の獣ルベリオン」を墓地へ送り、墓地の「V・HERO ヴァイオン」を除外して、「深淵の獣マグナムート」を特殊召喚。
「深淵の獣ルベリオン」を特殊召喚できれば、②の効果で「復烙印」か「烙印の獣」をデッキから自分の場に置けますし、手順④で特殊召喚した「深淵の獣マグナムート」の効果で、エンドフェイズにデッキ・墓地から「ビーステッド」モンスターを加えておけば、相手ターン中の特殊召喚も狙えます。
また「D−HERO ディアボリックガイ」を再利用できるカードがあれば、「深淵の獣ルベリオン」を特殊召喚しないで、もう1体のランク6エクシーズ召喚を狙うこともできます。
②:「D−HERO デストロイフェニックスガイ」の融合召喚
「D−HERO デストロイフェニックスガイ」の融合召喚は、「フュージョン・デステニー」を使うか、「V・HERO ヴァイオン」と、レベル6以上の「HERO」モンスターor「D−HERO」モンスターのどちらかがあれば、上記の「V・HERO ヴァイオン」の動きを使いながら融合素材を集めることで、融合召喚を狙うことができます。
(手順は省略しますが、「E・HERO シャドー・ミスト」の効果で、手札にない方のレベル6以上の「HERO」モンスターor「D−HERO」モンスターをサーチするだけです。)
③:「FNo.0 未来龍皇ホープ」のエクシーズ召喚
「人造人間−サイコ・レイヤー」→「交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン」とエクシーズ召喚して、「FNo.0 未来皇ホープ」まで繋げることで、「FNo.0 未来龍皇ホープ」のエクシーズ召喚が可能となります。
※相手の墓地のモンスターを特殊召喚できれば、「人造人間−サイコ・レイヤー」を「死祖の隷竜ウォロー」に代えても可能です。
手順のポイントだけを紹介しておくと、以下のようになります。
①:レベル6のモンスターを2体並べて、「人造人間−サイコ・レイヤー」をエクシーズ召喚する。
↓
②:「人造人間−サイコ・レイヤー」の効果で、レベルを持つ相手モンスターのコントロールを奪い、レベル6の「ビーステッド」や「D−HERO ディアボリックガイ」を特殊召喚して、それらのモンスターを素材に「交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン」をエクシーズ召喚する。
↓
③:「人造人間−サイコ・レイヤー」と「交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン」で、「FNo.0 未来皇ホープ」を出して、「FNo.0 未来龍皇ホープ」をエクシーズ召喚。
こちらも「V・HERO ヴァイオン」とレベル6の「ビーステッド」でも、作れる盤面になるので、切り替えるといいでしょう。
なお「FNo.0 未来龍皇ホープ」を出す前に、「人造人間−サイコ・レイヤー」と「交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン」の効果で、相手のモンスター1体と相手のカード1枚のカード除去ができるので、お忘れなく!
デッキに採用したカードについて
ここでは、【ビーステッド】以外の採用したカードについて、補足や採用理由などを紹介しておきます。
①「E−HERO マリシャス・ベイン」
「E−HERO マリシャス・ベイン」は、「E−HERO」とレベル5以上のモンスターを素材にする融合モンスターで、攻撃力3000打点と戦闘・効果破壊されない耐性と該当する相手モンスター全てを破壊できる効果を持ちます。
「ダーク・コーリング」を使って融合召喚しますが、その時に融合素材を手札・墓地から除外するので、「復烙印」のトリガーにもできますし、「ビーステッド」モンスターを融合素材にも使えるので、採用してます。
なお「ダーク・コーリング」は、「E−HERO アダスター・ゴールド」でサーチできるため、「E・HERO シャドー・ミスト」のサーチ先をこちらに変えることもできます。
②「竜嵐還帰」
「竜嵐還帰」は、除外されている自分または相手のモンスター1体を自分の場に特殊召喚できる帰還カードになります。
壁モンスターを用意することもできますが、「ビーステッド」モンスターを特殊召喚する際に除外した自分のモンスターや除外されている「D−HERO ディアボリックガイ」の帰還もできるので、採用してます。
なお、この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに戻るため、相手モンスターを帰還させて残っていた場合は、手札に戻って回収されることになるので、なるべく自分のモンスターを選びたいところですが、自分のターンに発動できればそのまま「交血鬼−ヴァンパイア・シェリダン」の素材に使うということもできますので、覚えておくといいでしょう。
【ビーステッド】の新規カード情報!
10月15日発売の「フォトン・ハイパーノヴァ」にて、【ビーステッド】の新規カードが1枚追加されるということで、ここで紹介しておきます。
新規カード:《深淵の獣バルドレイク》
星6/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
②:相手が儀式・融合・S・X・リンクモンスターを特殊召喚した場合、このカード以外の自分フィールドの光・闇属性モンスター1体をリリースし、 その特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。
最後に
【ビーステッド】のデッキ・回し方を紹介しました。
単体だけでは動きにくいので、今回、紹介したように墓地肥やし効果を持つ光属性や闇属性テーマに、【ビーステッド】を加えると、自然と特殊召喚ができるようになるので、そういったデッキに主張させるといいでしょう。
ぜひ参考にして作ってみてください。
ではこのあたりで【ビーステッド】デッキの紹介を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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