くもまもの

緊急事態宣言と強制脱出装置で韻を踏めない

世界に平和をもたらす幸福蔓延テーマ【メルフィー】について・続々

前置き



筆者は「メルフィー」が好き(先制爆撃)





であるため、今新弾で登場したメルフィー新規は筆者の精神を歪曲(ワイキョク)させるのに充分であったし、別にメルフィー好きじゃないけどな〜などと必死に本能を抑える人々の脳を、カラントーサで破壊した。




なぜなら、















かわいいから















かわいいねぇ










いかがだったでしょうか。





次回も、全人類の脳みそに直結する「幸せ」をお届けします────








本題

そもそも「メルフィーのイラストが強すぎる」こと自体、周知の事実であるし文章化する意味はまず無いといえる


即ち、文章化すべきは新規メルフィー強いか否かこれに尽きる訳で「かわいいねぇ♡」などと真実を羅列したところで、何ら意味はない



故に本記事においては、当たり前に分かりきったイラストパワーを擁する【メルフィー】、その新規が増えたことでどう強くなったかをバコバコと書き散らしていきたい



新規①「ラッシィ」

メルフィー特有の共通効果がなく「えせメルフィー」と思われるかもしれないが、真に強いのはチューナーであること及びシンクロの択が生まれたことである


シンクロ召喚を行う効果は「獣が手札に戻ったターン」のフリーチェーンであり、メルフィーの基本動作で簡単に満たせる。


更にシンクロ召喚手札のメルフィーと行えるため、盤面に関わらない手札誘発のように扱えるし

キャシィからサーチするだけで、好きなタイミングで☆4シンクロを成立させられる。



シンクロ先としては「アーデク」が挙げられるが、メルフィーネームを持つ新規シンクロも選択肢となりえる↓

新規②「うきうきメルフィーズ」

出た時に1体バウンスと、シンプルにして使いやすい除去を行える。


同じ☆4シンクロのアーデクとで役割が大きく異なるため、上記「ラッシィ」を打つタイミング+出す先の自由度を圧倒的に高めてくれたハイパーメルフィー



②はメルフィー共通の逃亡効果だが、固有テキストは「メルフィーエクシーズ」を出せる。

が、メルフィーのエクシーズ体は素材が無ければ強く使えず

「森」に関しては素材0でも妨害効果を使えるが「わくわく」は完全に無意味であるため、うきうきを再使用する目的でEXデッキに戻るだけで処理を終えるパターンも有用といえる。



ところで↑の「うきうきを再使用」とあるが、シンクロ効果の「ラッシィ」は手札以外では使えないため複数枚も採用するのか問題について↓

忘却されし紅い獣

ポニィのことであるが、今まで固有効果の「墓地からレベル2以下の獣回収」が何とも使いづらく、【メルフィー】の構築から弾かれるケースが往々(オウオウ)にしてあった

その原因として、メルフィーの持つリソース回転力が凄まじいため「墓地回収をする必要が無い」ひいては「回収したい獣族が墓地に落ちない」これに尽きる。



じゃあポニィ、もう二度と採用されることがない…?










あるんです。回収されたい獣が。


ラッシィの発動条件は「獣が手札に戻ったターン」なので、使用して墓地に落ちているラッシィをポニィで回収→2回目以降のラッシィ起動を可能にした、恐るべき赤い馬

これによりラッシィは1枚採用でも複数回の効果発動が望めるため、ロングゲームになればなるほど制圧力UP!



また他のメリットとして、デッキ内のカラントーサを使い切った中盤以降の「パピィ」はリクルート先が弱くなりがちである。

が、ポニィを出してラッシィ回収→シンクロモンスターによる妨害&戦線維持をこなせるようになり、パピィの選択肢が大幅に広まったといえる



新規③「ワラビィ」

普通のメルフィー。固有効果は「メルフィー2体をリクルートと全然普通ではない


無茶苦茶なテキストを擁しているが、本当に無茶苦茶な動きがワラビィ単騎から可能であり

パピィ+キャシィに分裂して「うきうき」「カラントーサ」「森メルによる無効化」の最大3妨害が成立。



しかしながらシンクロ先を「アーデク」にした場合や、誘発などの妨害ケアのためモンスター1体の着地に対してメルフィー2体をチェーン組んで発動する場合には、森メルは使えず妨害数が落ちるため、ラッシィのシンクロ先は状況に応じて選びたい。


総じて、ワラビィ1枚からここまで伸びるのだから最も強いメルフィーと言えるし、「魔獣の懐柔」「レスキューキャット」が絡まない際の新たな初動として扱える



ラッシィの応用編

応用というアレでもないが、新規「ラッシィ」の変則的な使い方を書き散らしていく。


⚫獣王アルファ+ラッシィ

ラッシィのシンクロ効果は任意であり「場に出るだけ」も許される。

なのでアルファのバウンス効果でもトリガーとなって、そのまま適当なレベル2とで「わくわく」を出したり、普通にシンクロ召喚を行って高レベルのシンクロ体へと繋げられる



⚫ラッシィ+メルフィーいっぱい

ラッシィのシンクロ効果は「自身+手札のメルフィー何体でも可能」なので、手札のメルフィーをごっそり素材として高レベルのシンクロ体へと繋げられる



構築

メイン3種類のメルフィー全てが妨害となるため、事実上の1枚初動となる上にエンド時にSSの共通効果で重ね引きでも困らない


更に「魔獣の懐柔」「レスキューキャット」の1枚初動からメルフィー屈指の決戦兵器わくわくメルフィーズは今まで通り成立されられるが、新規ワラビィ&ラッシィの追加により実質的に強化されたといえる。

※「わくわく」の使い方については、前回のメルフィー記事をひっそりと載せておくので参考程度に



EXデッキはシンクロの択が増えたため、枠の自由度は多少下がったが攻め手の選択肢が増えたとも言える。


ラッシィからの比較的消費が少ないレベル4帯は必須であるが、レベル6・8・10はあったら便利程度なのでお好み



しかし、結局は筆者の独断&偏見構築であってコレが正解!などの構築は存在しない。言うなれば「僕のメルフィー」「私のメルフィー」といった自由な構築こそがメルフィーに対する純粋な付き合い方だし、各々がメルフィーに抱く無垢な気持ちを構築という形で積み重ねる、言わばお気持ち表明する事が何より重要である。即ちデッキとして【メルフィー】を構築するというのは、単に勝つためやカジュアル対戦をするため、遊ぶためといった至極真っ当な理由に留まらず自己の想いを間接的に投影することに他ならない。何故ならデッキ構築の際にはカードを並べるが、並んでいるのは訳の分からない青いバチバチや赤いバチバチではなく、とんでもない「可愛(カワイ)イラスト」を擁するメルフィー。ともすれば(当たり前だが)もう普通にはデッキ構築できない。メルフィーに対するある程度の精神力をもって構築に臨まなければ、途中で「うーん誘発の枚数……泡は入れたいし……ん?アッまずい、パピィが視界に入ってしまった…♡」と構築を止



終わりに

以上で「メルフィー新規のせいで爆裂した筆者の脳みそ解説記事」を終える。


メルフィー単体としての強化は勿論強いが、ラッシィ含めて数体のメルフィーを出張といった使い方も生まれている。

戦略の拡張性が上がった証拠といえるだろう。



また、今回シンクロという予想外すぎる新規が作られたし、もしかしたらリンクモンスターペンデュラム等も増える…かもしれない。
※融合に関しては絵面がセンシティブな画像になり得るので多分ない

期待を込めて正座で待つこととしよう──



以上、ここまで読んでいただき、ありがとうございました!