たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

我が家の桜

2024-04-15 21:41:52 | 
鉢植えの桜を買った。

去年の春に梅田のフラワーショップで見かけたもの。もう桜の時期も終わり近くだったため、とりあえず目に止めておく、にしておいたもの。
今年も売られていて良かった。旭山桜という八重桜、ググってみると割と育てやすい品種、とあるが、その通りで、ショップで言われたとおりに少し寒い中置いておいてから屋内に入れてみるとすぐにつぼみが開き始めた。


開き始めると速い。













一週間ほどであっという間にいい枝ぶりの桜の木となった。

相方が帰ってきて、わが家の年中行事、お花見弁当作り。

桜ご飯に、相方特製の筍の木の芽和えや桜エビのかき揚げ、菜の花のお浸し、生麩田楽にだし巻き卵、鰆の西京焼き。
春らしいメニューは大成功。
日差しは4月初めとは思えないほど。以前はお花見は寒いものだったけれど。







近所の公園もちょうど満開。お昼のお花見弁当の残りを晩御飯にした後、再度夜桜を見に行く。





有名どころのお花見も良いけれど、近所の公園で楽しむお花見も寛げてよいね。



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泉神社

2024-03-17 16:52:42 | 神社仏閣巡り
茨城の相方のところに行くときには、たまに観光もする。
神社仏閣というと京都奈良、というのが私の定番だが茨城にもあちこち面白いところがある。

2月には日立市の泉神社を訪れた。



「パワースポット」と聞いて行ったので住宅街のなかにあってちょっと拍子抜けだったが、
写真で見た泉は綺麗で、さすが!だった。紀元前からの歴史ある神社だ。




文字通り、きれいな水が湧き出ていて、水底まではっきり見える。あ、エビ!
その上、晴れて暖かい日だったのに、神社は寒いのにびっくり。水が冷たいのか。と思いきや、触れてみたらそうでもない。不思議。
単に日影が多かっただけかもだけれど。





厄除けに石に厄と書いた玉をぶん投げて割り、龍の目が光って見える、という泉龍木を見学、池の周りをまわって帰る。
うん、夏にまた来てみたいな。涼しそう。

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紫式部

2024-01-09 20:05:40 | 読んだ本について
今年は、いつか大河ドラマでやってくれないかな…と思っていた、紫式部が主人公のドラマ。
観ないはずがない!
衣装が大変なのでやらないのかなぁ、と思ったりしていたが、やはり相当時間かけて意匠を凝らしているらしい。

思いついて、昔読んだ、杉本苑子さんの、紫式部の生涯を描いた小説と、永井路子さんの、藤原道長を描いた小説を探してみるが無い・・・
そうだった、30年位前に買ったものだから、もうヤケが出て茶色くなっていて、字も老眼には無理な小ささで、去年泣く泣く処分したんだった・・・
お気に入りで何度も読んだのだけど・・・

待てよ、2年前、同じように古くなってしまった「北条政子」新しいの買えたように(大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の影響に違いない)今年ももしや?とAmazonを検索すると、
予想通り。どちらも購入してみるとフォントがやはり大きくなって紙も新しいから読み易い。いくら老眼鏡かけても茶色っぽい紙では読みづらいもの。
ありがたい!

杉本苑子さんの「散華」を先に読み始めてみると、前回(読めたのだから10年近く前か?)よりも、関西圏を回った歴史が加わったためか、なじみのある地名や寺社仏閣に
出会う。去年訪れた西国三十三所番外の元慶寺、そうそう、花山天皇が騙されて落飾した御寺だったな…山科だから結構、遠いよな…滋賀の長命寺…800段の石段登ったな、
昔は琵琶湖を船で渡る時に見えたのか…
紫式部の住んでいた屋敷があったとされる蘆山寺、庭からすぐ鴨川の堤に上がれるとなっているが今は結構な距離がある。そんなに敷地の広い屋敷だったのか、など。

大河ドラマ「光る君へ」を見つつ、この小説を読みつつ、これもお気に入りの岡野玲子さんのコミック「陰陽師」を並行して読んでいると、なかなか面白いものだ。
それぞれ違う描き方がされているのと、「陰陽師」は時代が少し遡るので、これが起こって次はこれか、この人の親がこの人か、という流れが見えるのが楽しい。

私の愛読書トップ3には絶対に入る、田辺聖子さんの「新源氏物語」もリニューアル発行してくれないかしら・・・今Amazonで売ってるのは表紙が同じだから多分字の大きさも
同じだろな…


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紅葉reflection

2023-12-25 16:48:35 | 神社仏閣巡り
11月末の休日、久しぶりに京都を歩いた。初めてのお寺2か所。

妙覚寺は織田信長の息子、信忠が本能寺の変の際に滞在したお寺、
信長の茶会料理のサンプルがあったりして、面白かった。



色々な貝やタラ、鮭、鯛、鯉などの魚、雉や白鳥、鶫などの肉が贅沢に使われている。
「信長のシェフ」愛読者としてはなかなか、興味の惹かれる内容。




紅葉の庭を見下ろす縁側には、リフレクション撮影のための黒い座卓が置かれており、
撮影したい人はかわるがわる場所をゆずりあって撮っている。

親子連れがおり、お父さんが写真趣味らしく、座卓の前独り占め、家族は興味なさげなのだが
卓の傍に荷物を置いて座り込み、子供は騒いで走り回り、マナー考えろよ・・・と思う一時はあったが・・・

とにかく人が少ない!! ありがたい!!

去年訪れた、リフレクション撮影SNSで人気代表格の瑠璃光院も、素晴らしかったが予約制の上さらに並ぶ、
というものすごさだったが、ここはゆっくり撮り放題。

瑠璃光院も黒光りする廊下に映り込むのかと思っていたら黒い大きな座卓おいてあって、ちょっと舞台裏覗いた気分だったが、
最近はこういう方法が流行っているのだろう。

次に7分ほど歩いたところにある妙顕寺、こちらも人がいない!!



こちらでは紅葉の前で結婚写真を撮っていて、良い写真が撮れるだろうなあ・・・と見ていた。
白無垢が映えるだろう。

紅葉の穴場、と検索して行ってみたが正解だった。
どちらのお寺でも10人くらいにしか会わなかったのだ。外国人観光客もさすがに見当たらない。
その上庭も美しく、落ち着いて写真が撮れ、寛げた。
紅葉の季節の京都でこれは本当にレアケース。

実際、京都駅に戻って何か食べようかと探しても空いている所がない混雑ぶり、
外国人観光客もいっぱい。
コロナ後の初の紅葉なわけだから当然だろうが。


2023年は私の年齢には「後厄」、のせいだったのか調子の悪いことが続いた。

2月、階段から落ちて捻挫、しばらく足ひきずって仕事に行く。
7月、夏風邪の高熱で5日寝込んでその後夜や週末になると熱が出るというのが続く。
8月、元々痛かった右肩と腕の痛みが増し、9月にはMAXに。夜間痛で満足に寝られない日が続く。
10月、肩の石灰抜いてもらって良くなったのに11月再発。
12月、クリスマス直前に蕁麻疹。

来年からはもう、厄関係はないはず、いい年になってほしい。
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金木犀

2023-10-16 20:01:31 | 現実
早すぎないか?ここまで暑さを引っ張っておいてこうも急に気温変わるとは。

今年の夏はかつてないほど暑かったそうだが、突然秋の終わり位の気温になってびっくりした。
毎年、8月の終わり、処暑には朝晩は気温が下がる、と思っていたが、
いやとんでもない、9月半ばになっても熱帯夜とは。

9月半ばくらいからはご近所の彼岸花が咲き始めるのだが今年は末まで咲かなかった。
2週間くらい遅れた感じ。

だが金木犀は例年と同じくらいに咲き始め、今満開。
ちょうど、このあたりのだんじりの時期と合うのだ。とても、良い季節が巡ってきた感があって嬉しいものだ。





昨日のお休みはちょうどだんじりが町を巡り、にぎやかだった。
金木犀の香りを楽しみながら、ポケGO散歩をしていると時々、あちこちの町内のだんじりと出会う。
子供のころからなじんでいたら、それが当たり前だと思うだろうが、
北海道から来た私には、だんじりのために会社を休む、というのにびっくりだったものだ。

金木犀は北海道にないので、ふんわりと漂ってくる香りが不思議だったものだ。
リラックス効果、ダイエット効果もあるとか。
クチナシよりも甘くなく、気分をゆったりさせてくれる。
あと1週間位は楽しめるかなあ・・・ 
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お花見・記念日

2023-04-03 17:25:37 | お食事
三寒四温とはもともと中国の冬の時期の気候のことらしい。
日本では冬場にそのようなことがないので、春先に使われることが多いとか。

先週は平日がやたらと寒く、うっかり薄めのシャツを着て出勤、失敗した日もあったが、
茨城の相方が結婚記念日に送ってくれた大きな花束でちょっと、春気分を味わうことができた。





週末には我が家の年中行事、お花見、ということで相方も帰阪し、お花見弁当作りを楽しめた。

前日夜には煮物、菜の花のおひたしを作る。ぬか漬けは良いころ合いに漬かるようにしてあった。
当日は、去年初めて試した、桜の塩漬けを使ったさくらご飯、相方ご自慢の卵焼きやかき揚げを。
例年は鶏唐なのだが、相方から桜エビと新玉ねぎでかき揚げはどうか、との提案。
しらすも加えて春らしいかき揚げにしてくれた。
前日から考えると3時間はゆうにかかって作ったが、なかなか楽しいものだ。

これは買ったものだが生麩を田楽にし、串にさして並べる。
春の味、いかなごのくぎ煮をご飯に添える。
かき揚げは、桜花の塩漬けを戻した水を炒るようにして作った桜塩で。

テーブルに並べて記念写真。









2週間ほど前に、私は桜餅のトライアルをしておいた。



お菓子の中で最も好きなのが桜餅。いつかはと思っていたが今年は自分で道明寺粉を買って作ってみた。
餡も小豆を煮て、手作り。
お花見弁当にはいつも桜餅を買ってデザートにするので、
これも手作りしてみよう、と。
レシピ探すと、結構簡単にできるものもいっぱいあり、思ったより楽に作れた。

当日は桜の葉も用意し、包んでみた。小ぶりのお重に入れると、見た目はなかなか。
お味は実は、塩抜きが足りなくて桜葉が塩辛すぎたが・・・





お天気も良く、暖かい午後。
ちょうど満開からほんの少し過ぎた、位で、風が吹くと花びらがお弁当にも舞い落ちる。
住宅街の小さな公園だが、ベンチにシートを敷いてお弁当を並べると、素敵なお花見ランチタイムになった。
外で食べるごはんって、どうしてこう、美味しいのかな。





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暖かい日差し

2023-02-27 20:26:30 | 今日の一枚
土曜日はうっかりストールを忘れて出勤してしまい、帰り道のJR新今宮の駅ホームで凍えてしまいそうだった。
暖かい爽健美茶買って、首に当てて暖を取る始末。

だが、家に帰るとリビングで桃の花がたくさん咲いていた。

らでぃっしゅぼーやの野菜の箱に、この時期によく入れてくれる桃の枝、
リビングのテーブルに飾っておくと、3日ほどたってから花が咲き始めた。
花が咲かないままつぼみがしぼむこともあるのだが今年は良かった。

今日は午後からは日差しも暖かく、花も光に映える。



着いた日はこの状態だったのだが、一週間で綺麗に咲いてくれた。

学校の階段から落ちて捻挫、という痛恨の失敗をしてしまい、現在休みの日は病院と休養。
もともと肩の石灰化で痛みがひどくなりリハビリしてるというのに。
「凹んで、体操(推奨されてる肩甲骨の運動)できませんでした」とリハビリの先生に伝える。
「そうっすよね~それどころじゃないっすよね~気分ダダ下がりっすよね~」

ダダ下がりの気分を桃の花が少し、UPしてくれている。
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夏に美味しいもの

2022-08-15 21:37:34 | お食事
料理好きの相方はよく、YouTubeでお気に入りのメニューを見つけ、試しては教えてくれる。

その一つが「トマト素麺」。我が家の夏の定番になりそうだ。
今年の夏休みは相方のスケジュールが合わず、あまり大きなプランは立てなかった。
そういう長期休みの楽しみと言えば、美味しいものを食べること。

このトマト素麺、トマトジュースに白出汁とオリーブオイルを加えてつけ汁にするだけ!
この簡単さで最高に美味しい夏の素麺になる。
ベランダで栽培しているルッコラを入れるとまた、合う。



贅沢だが我が家のお気に入り、三輪素麺山本の白龍、極細の高級素麺をネットで購入、おうちランチで試してみる。
細い麺にトマト出汁がよく絡むので実に旨い。
(我が家は揖保乃糸ではなく、アルデンテ?が美味しいコシのある三輪素麺がお気に入り)


スパイスカレーも相方のお勧め。

ルーを使わず、S&Bの赤缶を使用、玉ねぎを炒め、ニンニクとショウガを入れて煮るだけの簡単さだが、
これももったりしたルーのカレーと違う美味しさ。カレー粉炒め、のようなスタンスだが、夏にはこの方が美味しいかもしれない。

最終日はおうち焼肉で締め。
近所のお気に入りだった焼肉屋の味が落ちてしかも高くなったのが残念だが、
同じく近所のスーパー、肉のモリタ屋であれば十分良い肉が買える。
相方の行っている茨城では、あまりよい牛肉が売っていないので、相方は大喜び。
三輪素麺も売っておらず、久々に山本の素麺を食べて感動していた。



3年ぶりの規制なしの夏休みに何もできなかったのは残念だが、美味しいものを共有して満足。
明日からの仕事に向けてエネルギーを蓄えた・・・とはならないなあ。
暑すぎてもう1週間くらい休んでもいい位というのが正直なところ。
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夏休み

2022-08-09 19:32:03 | 現実
今どきだけど、職場の方々が陽性続出。
急に駆り出されること多し。
そのうち働く人いなくなっちゃうね・・・

本当は今日あたり夜景でも撮りに行こうかと思っていたが、やめとく。
会社の夏休みは8日ころから始まるので、まだ人も少なめで動きやすいため、よく神社仏閣の夜間拝観に行っていたものだけど。
解放感とともに。
まあ、この気温で外を歩くのも。体力温存。

去年の夏休みは父に会いに札幌へ。アクリル板越しに話をした。帰り大雨で電車が動かず、新千歳空港までタクシーを4人でシェアして行ったっけ。
見知らぬ人たちと一緒。タクシーの中は無論、マスク、沈黙。世間話もなし。

一昨年の夏休みは、「マスク暑い!」と叫びつつ兵庫県の西国三十三所のお寺に行って大汗かいた。
その頃はまだ布マスクしてたな。不織布だったらエライことだったろう。
秋位から不織布マスクが職場でマストになったんだった。
この頃はまだ「血色マスク」なんて言う綺麗な不織布マスクはなかったよね。

では、何事もない夏だった2019年は?
西国三十三所第一番、青岸渡寺を訪れ、川湯温泉で川っぺりの露天風呂に入ったんだった。
みじかい浴衣が置かれていてそれを着て川へ行くのだが、雨が降り始めてちょっと落ち着かなかった。



翌日はさらに大雨、景色が変わってしまっていた。
最初の写真のように、初日は快晴だったのだがあっという間に天気が崩れた。
何となく、どきどきしつつ山の中を車で帰ったのを覚えている。












青岸渡寺では大樟木(樟霊社)を潜る胎内巡り体験。出口で護摩木を納めて。
このあたりから風が強くなって、那智の滝が横に振れていた程。

この時はもちろんマスクなんかしていないし、旅館の夕食はバイキング。
半年後には世界が大混乱に陥るとも知らず。
食事の際の人との距離など考えもしなかった。

ある年配の生徒様が
「もう、あんな脳天気な頃は戻ってこないのかね」と言われていたのを思い出す。
バンドで演奏されたり、SNSでいろいろ発信されたり、人生を楽しんでこられた70代。
実感がこもっていた。
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写真整理

2022-08-01 13:09:00 | 現実
関西では統計開始以来最も早い梅雨明け、だったそう。

そうだよね・・・私の誕生日は大阪では梅雨の真っ最中なのが残念だった。
今年は6月末からすでに猛暑日続出。雨、どこ?という風情。6月に梅雨明けとは・・・
なのに梅雨明けを知らせる「蝉の大合唱」はないのが不思議な感じの明け方。

7月が私の60歳の誕生月だったため、給与締日に合わせ、21日から役職を離れて、晴れて嘱託の身になった。
なんて気楽!!
「長」がついてると使う神経を使わなくてもよいのがホント楽。
やってる仕事は変わらないんだけど。

定年になると色々、整理したくなるものだろうか。多分そうだろう。
私の場合、「片付け大好き」のため、それほど整理したい!と思うものは多くないが、本と、写真は整理したい。

先週から、Google Photoにたっぷり入ってる写真を整理している。
そうすると、思い出とともに世の中の移り変わりが分かる感じが面白い。

一番下にあった写真はこれ。情報には2000年とある。


沙羅双樹の花である。初めて見て「これが平家物語でいう『沙羅双樹の花の色・・・』か!」と(ほんとは違うらしいが)感動して撮ったのは覚えているが、どこでかが思い出せない。
隣にあった写真は奈良の矢田寺、紫陽花寺の写真で、季節も合うし、おそらくここだろうが。
カメラの情報見ると、初めて買ったコンデジの名前が出てくる。コンデジと言ってもぶ厚かったよね・・・

その後、2007年あたりにEXILIMケータイを買った。二つ折りになってて、くるりと回すと小さなカメラになる
素敵なデザインの優れモノだったが、あまり写真撮りすぎると電池がどんどん減って携帯電話の機能が使えなくなりそうで
はらはらすることもあった。
まだ、「ガラケー」だったんだ。



その頃行った大町温泉行の途中に寄った、安曇野の大王わさび農場の水があまりにきれいだったので撮った写真。

温泉旅行の写真など、たくさん撮っていたが、
このころからこのブログを始め、動く写真アルバムを貼り付けたりもし始めていた。
それ用にphotogenicなものを探して撮るようになった。
そしてアルバムの流れを作るように。

写真アルバム作っていたサイトはもうない。
文字も入れて順番も工夫して沢山作ったアルバムがもう見られないのは残念だが、
サイト責任者の言葉に「写真の楽しみ方が変わってきたため」とあったが、その通りだろう。



これもアルバムに入れた、ミラーレス一眼で初めて撮った、青蓮院門跡の夜間拝観。

2010年には、初めてミラーレス一眼を買い、写真の質の違いにびっくり、
そこからは写真撮影の一人ショートトリップが増えた。
11年はお気に入りの長谷寺の四季、
12年には京都や奈良のお寺を巡ったり花の季節に合わせて様々な写真を撮って歩いた。
10年前か。まだ体力あったな・・・
この醍醐寺の桜も、結構歩いて撮りに行ったが、そこまで疲れを感じなかった。




2011年にはスマホを購入。
このあたりから、スマホ写真が増えてくる。
世の中もスマホで気軽に写真を撮る方向に向いて行ったんだよね。

私も「ここぞ」という時には一眼持って出かけたが、
その頃からFacebookを始めたため、やはりスマホが便利になった。
続いてInstagramでますます、カメラ離れした感じ。

茨城の相方のところに行く際に撮った富士山とか



家で作った、ワインのお供のイチジク、生ハムとクリームチーズとか



誕生日に行ったポンテベッキオの鮎のコンフィ・マチェドニアメロンのソルベ添えとか



この辺りはみなスマホでちゃっと撮っている。

2台目のカメラは、wifiつないでスマホに送れるタイプにして
格段に便利になった。
撮り方も変わった。





那智の滝も、嵐山花灯路の渡月橋も遠目近目と色々動いて撮り、後でインスタで修正してアップ。

1,2枚だけアップする事も多いので、
今この時に、絶対これ!というのを撮るためにたくさん撮って選ぶ、と言う感じ。
それも次々と新しい写真がアップされ、どんどん流れて行ってしまう。
思い出を美しくアルバムに収めて記念に残す、というのは今の世の中には向いていないのだろう。

と言って、私も「写真を整理する」はスマホやPCのデータの事を考えていたことに気づいた。
プリント写真ではなく。
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花手水·岡寺

2022-06-27 18:48:09 | 神社仏閣巡り
体力。。。つけねば。

まだ6月とは思えぬくらい暑い一日、はるばる電車とバスを乗り継いで奈良の岡寺まで
行ってきた。
暑さにまだ慣れていないせいか、坂道を登ってお寺に着いた頃には全身汗まみれ、
それでも、まだ風は「ドライヤー」までにはなっていないのが救い。

紫陽花の季節、写真撮影の季節!
去年は般若寺の紫陽花ボールを撮りに行った。
今年は、岡寺の花手水に紫陽花が加わったのをぜひ、と思っていた。
花手水を初めて見たのは岡寺だったのだが、インスタフォローしていると
それぞれの季節で工夫が素晴らしく見ていて飽きない。

たまたま見つけたネット記事の「これが奈良の寺院スタグラム・カメラ, 室生寺, 岡寺, 般若寺, 長谷寺」と言うものが大変面白く、
(それぞれのお寺のインスタを担当されているお坊様の座談会)
普通の人が撮るものと僧侶の撮るものとの視点の違いなど興味深い話をされている。

岡寺では、使う機会のなくなった、献花されたダリアを使ったのがきっかけだったとか、
私が初めて見たのも一面のダリアだった。





こちらでは、ガラスの器にビーズを入れて手水を受けているのがとても美しい。





池にも、美しく様々な種類の紫陽花が飾られている。







本堂を過ぎ山の方に向かうと、お地蔵様の脇や水路にも色とりどりの紫陽花が。

係りの方がホースで水やり中。この暑さでは・・・紫陽花は水たくさん必要なのだ。

そして月曜と言うのに結構、人がやってくる。これでは、前日の日曜にはいかに人をよけて紫陽花を撮るか、
思案せねばならない状態だったろう。

いい写真が撮れたし、満足して帰路についた。

しかし暑すぎたせいか、帰って夕方になっても食欲もあまり出ない位、前日に作り置きしておいたものを軽く食べたら、
もう目も開いてられない。
年ごとに夏に弱くなっていく気がするな・・・夜のウォーキングでもして体力向上を目指そうか。
よく近所で涼んでる猫に会いに行こう。
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祇園、八坂神社でご祈祷

2022-05-12 23:24:03 | 神社仏閣巡り
今年は私、還暦。
赤ちゃんに帰るらしい。
知らなかったが、神社仏閣によって、1962年生まれは、厄年と考えられたりそうでなかったり、するのだ。
厄年と言われる所もあるので、どこかできちんと厄払いをした方がいいのかな?と考えていたのだが驚き。

最強の厄払いをして頂けそうなのは、きっと、素戔嗚尊、と思い八坂神社にお電話してみると、
「当神社では、厄年ではないので、災難払いになりますね」
・・・そう、HPの厄年に載っていなかったので「???」と思っていたのだ。
それならば、相方と一緒に災難払いをして頂こう。





コロナが始まってから、初めての「制限」のないゴールデンウイーク、朝わりに早く行ったが結構な数の参拝者がいる八坂神社。
受付に行ってみると、私の歳は、「歳祝い」のご祈祷になるそう。厄でなく、めでたい歳と祝っていただき、健康長寿を祈願という事だ。それも嬉しい。
相方は身体健康と災難払いにして、2人で拝殿へ。

拝殿でもう一組のご夫婦と並んで座り、ご祈祷して頂き、御神楽も舞って頂く。
両手に鈴を持った巫女さんがゆっくりと舞う。
いちど拝見したいと思っていたので、嬉しい。
が、後ろの壁の向こうは外で参拝している方たちがガランガラン鈴を鳴らして次々とお詣り中。
ご祈祷も聞こえにくい位の盛況ぶりである。さすが京都祇園の神社だけある。

終わって授与品を頂く。これは祈祷料によるみたいで私も相方も同じもの。



お札、お守り、お神酒、ご神饌、それに祇園暦。



ご神饌は有名どころの京菓子のお店、亀屋清永の砂糖菓子。おめでたい紅白。しかしとにかく甘いので一日一個位頂いてなんとなくめでたい気分に。
相方は翌日お神酒を晩酌に。「普通だけどありがたい感じ」とか言いながら飲む。
お馴染みの八坂神社でお願いしてよかった。毎年、厄除けの蘇民将来の木守りを頂き、大阪と茨城の玄関先に飾っているのだが、神社でご祈祷して頂くのは初めて。
よい記念になった。


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西国三十三所、満願の日

2022-05-09 22:15:49 | 西国三十三所観音巡礼
6年で、ついに満願成就。
コロナがなければもう2年は早く満願になっていたと思うのだが、やっとの事ですべてのお寺にお詣りが出来た。
すっきり。





ラストの第三十三番、岐阜県の華厳寺。



思い立ったのは2016年秋、11月。京都西山、第二十番、善峯寺だった。





紅葉が美しい時期に始めた巡礼は青紅葉の季節に満願となった。



花山法皇が寛和2(986)年に最終札所とした、という事。
こちらでは3つのお堂に参り、御朱印も3つ頂く。本堂、笈摺堂、満願堂。
満願証も書いていただいた。







満願堂から見下ろす景色は、さすが春の一番良い季節の青空に映える緑の山々。




そのほかにも体の具合の悪い所にお札を貼ったら回復するという「苔ノ水地蔵」さんや、本堂下の戒壇巡りなど試してきた。真っ暗って意外に、日常にはないものだと実感。



ここまで上がってくる前には、ずいぶんと長い参道があり、門前町にたくさんの店が並んでいる。

「ちょうどお昼になるけど、ごはん食べるところあるかなぁ?」

今まで行ってきた西国三十三所のお寺は、山奥で周りにはなにもない、というお寺もよくあったので、食事が何より楽しみな相方には気になるところだったが、幸い蕎麦屋があり、
「満願蕎麦」と味噌田楽などこの地方らしい食べ物を頂けた。






2014年~2015年の1年で満願になった洛陽三十三所のお寺は、西国三十三所のお寺が廻るのがとても大変なので後白河法皇が京都市内に代わりに設定した、というものだったが、
ほんとに西国三十三所は山中のお寺とか、アクセスの難しい所が多い。
北端は宮津の成相寺、南端は那智の滝のある青岸渡寺、西端は兵庫県姫路の圓教寺、そして東端は今回の華厳寺。けっこうな距離だ。
半数のお寺には相方が車を出して連れて行ってくれたが、そうでなければもっと時間がかかっていたかもしれない。
大分きつい場所にも付き合ってもらった。

例えば2020年のお正月に行った第四番施福寺、弘法大師様が得度した由緒あるお寺、ここは30分山道を登らないとどうしても行けない。
車でも行くルートがないので、ほぼ登山だった。屈指の難所、と言われてるけど、まあ車あるし、と思ったのが甘かった。
願い事のほかにも、思い出が出来て、実に面白かった。
「いろいろ、こんなお寺があったんだなぁ、と思ったな」と相方も。

観音様たち、ありがとうございました。
さぁ後は、番外札所にお詣りして、御朱印帳全部のページを埋めよう。
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お天気の良い日。

2021-11-29 20:01:36 | 神社仏閣巡り
朝はものすごく寒かったのに。

京都に着いて歩きはじめると、お天気も良いせいか暑い位になってきた。いい気分のお散歩。やっぱり、京都の町を歩くのは楽しい。途中には刀剣や鎧を置いてある店や、陶器の店も。
面白いカフェを見つけた。
「すりながしスタンド」

おしゃれアイスかと思ったら、野菜のすり流し。
ホイップクリームの下にはニンジンのすり流し、生麩や野菜のカットしたもの、いろいろ入っている。美味しい…小腹が空いた、位にはちょうど良い。


金戒光明寺には、以前アフロヘアで有名な仏様を見に行ったことがあったがその頃は御朱印と言うものを知らず頂いていなかったので再訪。紅葉は終わりかけだが、不断桜とのコラボが面白い。
本堂脇のイチョウが鮮やかだった。




五劫思惟阿弥陀仏も健在!当たり前だが。あらゆるものを救うためにはどうしたらいいか、気が遠くなるほどの長い時間、修業を続けてこういう髪型になった、という仏様。


ここから歩いて5分ほどでお気に入りの真如堂。3度ばかり行っているが本当によいお寺だ。







紅葉は少し、遅かった。ああここの葉っぱがあったら・・・という木もたくさん。それでも多くの人が訪れていた。
ここは青紅葉も美しかったが紅葉は初めて。青紅葉の時は洛陽三十三所の御朱印を頂き、その後芙蓉の写真を撮りに来た。ひさしぶりだ。やはり塔があると映えるし、木も多いし、いいな。







せっかくなので吉田神社まで足を延ばすことに。
ちょうど「神様の御用人」を読み返していたところ、舞台になっている吉田山へ行ってみよう。春に桜と鳥居、たまたま舞妓さん撮影に出くわしラッキーだった美しい参道のある、竹中稲荷社でもよい写真が撮れるかも?と足を運んだが…桜の葉っぱは紅葉すると散るのが早いようだ…残念ながら葉っぱは残っていなかった。
なぜか拝殿で寝転がっている人がいたのでびっくり、山の中ではコーラス練習をしている方々も。ひと気ないからね…



山を下りると京都大学。この自転車の数は何?夕方になんでこんなにたくさん学生が自転車乗って入っていくのか???出るんじゃなく…
学生さんたちをよけつつ出町柳駅まで歩く。
まだ3時と言うのに秋の夕暮れは早い。明るいけれど日は傾いて。

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京都・緊急事態宣言が終わったある一日

2021-10-04 20:10:32 | 神社仏閣巡り
知っていたはずなのだ、10月初めはまだ、暑いという事。

本当に久々に京都の街歩きを思い立ったため感覚を忘れてしまっていた。
早めに出て涼しいうちに、と思ったが、10時でもうかなり暑い状態、ちょっとだけ鴨川のほとりで鳥見物。落ちてくる魚を待っているらしい・・・

誓願寺は「洛陽三十三所」で2番目に訪れたお寺、2015年か? 新京極のにぎやかな場所にあり、ここが!?と思ったお寺。和泉式部に縁のあるお寺なので、次の御朱印帳にしたいと思っていた。



ネットでは赤だったがブルーのものもあると聞き、それは好み!と思い購入。「和泉式部手ぬぐい」もゲット。





続いて錦市場で、茨城の相方へのお土産を見繕う。ここも久しぶり! 正直、食べ歩きの外国人観光客が居ないのは歩きやすくてよい!
葉唐辛子のつくだ煮や昆布などを購入、錦天満宮へ。いつも前を通っていたのにお参りしたことはなかった。





今日の目的は、八坂神社へ行って去年のお守りを返すこと。コロナ禍でなかなか、行くことが出来なかったのだ。やっと緊急事態宣言が終わって出やすくなったので、ついでに一日京都を歩こうと思い立った。
月曜日のためそれ程どこも込んではいない。
なんと、都路里にも人が並んでいない!チャンス!





並んでまで食べる気はないのだが、中も随分と空いており、一組しかいなかったのでラッキーだった。ゆっくり都路里パフェを頂くことができた。
マスク入れまで用意してあり、「黙食」の表示が。有名店だけあって厳しくしているようだ。
以前来たのは20年以上前ではないだろうか? その時何を食べたかも忘れている。さすがに上品なお味。甘すぎない甘栗もきちんと作られている感じ。



そこから「縁切り・縁結び」で知られる安井金毘羅宮、体のあちこち痛いのと縁が切れますようにとお願いしてくる。



有名な、たくさんお札貼られた穴、良縁を願ってか?2人ばかりくぐっている人がいたが、さすがに若い子だった! これは体が痛いとかではなさそう。

あまりに暑くて、これ以上はもう、むり。帰ろう。2時、一番暑い時間帯。
花見小路通りを歩くと、この暑いのに着物を着た舞妓さんらしき女の子が道を横切っていく。だらりの帯とかではなく普通の着物だが、普段もあんな風にちゃんと着ているものなんだな、というかオフではないのだろう。斜め後ろから見ると首のあたりにおしろいが見える。
慣れると汗なんかかかない、というのは本当なのかな? 涼しげに見えた。
コメント
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