こんばんは。

先日、壱岐へ行ってきました。
以前、仕事で毎月訪れていた時期もあるのですが、今回は久しぶりに奥さんと観光で行きました。

主なところは、原の辻遺跡、一支国博物館、小島神社、はらほげ地蔵、住吉神社、猿岩、月読神社、あまごころ本舗などです。

どこもよかったのですが、特に印象に残ったことを書いてみようと思います。

一つ目は、原の辻遺跡と一支国博物館です。
博物館の職員の方が詳しく説明して下さったので、ちょっとした歴史を知ることができたのは有難かったです。

中でもすごくいいなあと思ったのは、原の辻遺跡のあった集落が、弥生時代にあって、平和でかつ交易が盛んな王都だったということです。

壱岐では海産物や作物が取れたので、それと交換に朝鮮半島からの色々な技術の高いものを交易できたようです。

私は、長く平和な時代だったという縄文時代の方が好きなのですが、弥生時代に対するイメージがちょっと変わりました。

壱岐は国際感覚があったのかもしれないですし、海産物や作物がたくさん採れたので、争いの必要がなかったのかもしれません。

ちなみに弥生時代で国の特別史跡となっているのは、原の辻遺跡、吉野ヶ里遺跡、登呂遺跡の三つだそうです。

まだまだ壱岐の発掘作業は全体の1割しか進んでないそうなので、これからが楽しみと博物館のおじさんが言っておりました。



二つ目は小島神社です。
私はまったく知らなかったのですが、今回壱岐へ行くことになって、奥さんが調べてくれました。

干潮の時しか行けないという限定的なところがワクワクします。引き潮で現れた参道を歩いて無事にお詣りすることができました。



3つ目はやっぱり海の幸です。
宿泊先やお店でいっぱい海の幸を頂く機会がありましたが、福岡にも増してお魚が新鮮でぷりぷりでした。

お刺身のブリやあら炊きなどは本当に美味しかったです。ウニも美味しかったのですが、採れる時期ではないことはここだけの話です。



そして四つ目は月読神社です。
壱岐の月読神社は日本の月読神社の元宮のようです。古事記では、伊邪那岐命と伊邪那美命の子が天照大御神と月読尊と素盞嗚尊で、その月読尊を御祭神としています。

天照大御神は太陽、月読尊は月だから、陰と陽、男性と女性というエネルギーなんでしょうか。

壱岐の祖先は、太陽、月、大地、自然と共に神が存在すると考えており、玄徳を極めておられたようです。

旅行から戻ってきても、何となく深いところにある陰の部分を感じさせられているようで、これは月読神社へ行ったからなのではないかと思ったりしています。



さて、最近では壱岐全体がパワースポットのような感覚もありますので、冬のこの時期に行っても結構楽しむことができました。

そうは言ってもやはり壱岐は海がきれいなので、今度は夏にぜひ辰の島などへ行ってコバルトブルーの海を堪能したいと思います。




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